組織診断インタビューで投げかける典型的な質問を例示します。
このような質問を通して、
組織が抱える問題点や課題を探ってゆきます。
【安全優先の価値観】
・危険と感じた時に現場の判断で設備を止めることができますか?
・決められた規則や基本行動を守っていますか?
【経営者の姿勢】
・将来性のない事業からの撤退を速やかに決断できますか?
・人員・予算・情報・時間などの資源を適正に配分していますか?
【組織運営】
・職位上の責任と権限の決め方は適切ですか?
・業務上の守備範囲や役割分担にあいまいなところはありませんか?
【人員体制】
・なすべき業務量に対して人数は足りていますか?
・求められる業務内容に応えられる人材がそろっていますか?
【設備管理】
・危険な作業や不安全な設備が残されていませんか?
・補修や投資などの予算は十分に手当てされていますか?
【教育・技術伝承】
・教育のための時間をとれていますか?
・いつだれがどのような方法で教育していますか?
【現場巡視】
・事業所の幹部や管理職は現場に出ていますか?
・現場で働く従業員に対して声かけを行う雰囲気はありますか?
【コミュニケーション】
・職制を軸とした縦の業務ラインは、よく機能していますか?
・製造と保全など横の業務連携は、よくとれていますか?
すべてのグループに対して同じ内容を質問し、
階層間の意見の差異を引き出すところがポイントです。