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第36回SWO研究会-DBpediaシンポジウム

特集テーマ:「DBpediaシンポジウム」,および一般
■日時:2015年7月9日(木)-10日(金)
■会場:国立情報学研究所 12F会議室(1208/1210室)
■主催:人工知能学会セマンティックウェブとオントロジー(SWO)研究会
■参加費:研究会・ハンズオンは無料,意見交換会のみ有料

事前参加登録にご協力ください!参加登録フォームはこちら
★意見交換会(7月9日夜)は参加登録が必須になります。

Wikipediaから情報を抽出してLOD(Linked Open Data)として公開するコミュニティプロジェクトであるDBpediaは,Linked Open Data Cloud(http://lod-cloud.netにおいて,他のLODとの多くのリンクを持つ「ハブ」として広く利用されています.

国内においても,DBpedia Japaneseが有志によるコミュニティによって運営されており,日本語LODのハブとしてのみならず,様々な領域において,有用な日本語リソースとして活用されています.

今回の研究会では,このDBpediaに関わる様々な人々が一堂に会し,その活用方法や運用上・利用上の双方における課題などを共有すると共に,DBpediaの今後の展望について意見を交わす場として「DBpediaシンポジウム」を企画しました.

1日目の研究会では主に,DBpediaの構築や活用における研究成果,技術課題などに関するものを中心とした,研究発表を行います.また「DBpediaに関する招待講演」および「DBpedia Japaneseの運営者を交えたディスカッション」も行います.

2日目は,DBpediaに関するハンズオンセッションとして,チュートリアルおよびハッカソンを行います.
チュートリアルでは,DBpediaやSPARQLに興味があるものの,まだ使ったことがない,あるいは使ってみたけれどももっと理解したい,という方を対象に行います.また,ハッカソンは,DBpediaのデータ活用に関するアイデア出しとアプリ開発を行います.

このように,様々な形でDBpediaについて議論を行える絶好の機会ですので,ぜひ参加をご検討ください.

■参加申し込み:
事前の申し込みなしに自由にご参加いただけますが,会場準備等の人数把握のため,できるだけ参加登録フォームへのご記入をお願いします.★特に「意見交換会(7/9夜)」に参加ご希望の方は,必ずご記入ください.

■スケジュール概要
【7月9日(木):研究会】
10:30 挨拶
10:35-12:35 セッション1(4件)
       <昼休み>
13:45-14:35 招待講演:山田育矢 氏(Studio Ousia代表取締役CTO)
International World Wide Web Conference(WWW2015)が開催した「エンティティ・リンキング」に関するコンペティション「Named Entity rEcognition and Linking (NEEL) Challenge」で優勝された山田育矢氏にご講演いただきます.(参考:http://www.nii.ac.jp/news/2015/0518/
       <休憩>
14:50-16:30 セッション2(4件)
       <休憩>
16:45-18:30 ディスカッション:「運営者×利用者」で語り合うDBpedia Japaneseの課題と未来
話題提供・モデレータ:大向一輝(国立情報学研究所),加藤文彦(情報・システム研究機構)
日本語LODのハブ的な存在として,多くの事例で利用されているDBpediaの日本語版について,その運営者と利用者で課題を共有し,今後の方向性について,意見交換を行います.
DBpedia Japaneseの運営に携わっている方から,現状について説明をいただくと共に,利用者の立場からもDBpediaについて困っている点や,意見を提案することができる貴重な機会ですので,ぜひ,ご参加ください.
19:00-21:00 意見交換会
・神保町周辺の飲食店で開催(参加費:4000円程度)を予定しています.
★参加される方は,参加登録フォームに,お名前のご記入をお願いします.

【7月10日(金):ハンズオン】
10:00-10:30 ライトニングトーク(5分×6件程度)
利用事例,提案,ハンズオンで取り組みたい内容の紹介など,DBpediaに関する発表を自由にしていただきます.
★発表を希望の方は,sigswo[at]ei.sanken.osaka-u.ac.jp宛てに発表テーマをご連絡ください.
10:30-16:00 DBpediaに関するチュートリアル/ハッカソン
       (途中,適宜休憩を挟みます)
以下の2つのグループに分かれて,DBpediaを利用したハンズオンを行います.
★作業用にPCをご持参ください.会場ではWi-fiが利用できます.
グループA:DBpedia利用のチュートリアル+クエリソン
主な対象:DBpediaやSPARQLを使ったことがない人や,基本的な使い方を勉強したい人.
(午前)DBpedia利用方法のチュートリアル
(午後):ミニハッカソン-DBpediaを使って“面白いクエリ”見つける
グループB:DBpediaを使ったハッカソン
主な対象:DBpediaを使ったことがある人.活用方法を議論したい人.
16:00-16:30 成果発表
16:45-18:00 特別講演 John Brelin氏(University of Ireland, Galway)
     Adding more semantics to the Social Web: structure and content
18:00 閉会の挨拶

スケジュール詳細
【7月9日(木):研究会】
10:30-10:35 開会の挨拶
10:35-11:00 一般講演 SIG-SWO-036-01
ネットワーク知識のオープンデータ化に向けたドメインオントロジーBonsaiの提案
○川口慎司、大島涼太、金子晋丈、寺岡文男(慶應義塾大学)
巨大な分散システムであるインターネットでは,運用が組織毎に行われているため,ネットワーク知識の共有・効率的な活用が図れていない.本研究では広域ネットワークのためのオープンな情報共有基盤の構築に向けて,ネットワーク知識の網羅的な記述・外部リソースとのマッピングに特化したドメインオントロジーBonsaiを提案する.
発表資料:SIG-SWO-036-01.PDF (2015/07/04公開)
11:00-11:35 一般講演 SIG-SWO-036-02
介護現場におけるコトを共有するためのオントロジー構築
-ロボット介護機器の効果評価の基盤を目指して-
○西村悟史,福田賢一郎,渡辺健太郎,三輪洋靖,西村拓一(産業技術総合研究所)
介護における暗黙知や業務プロセスを記録し共有することが,より良いサービスをデザインするために重要である.本稿では,介護現場における暗黙知を引き出し,ロボット介護機器の活用方法の改善と評価のために有用な技術である,データプラットフォームの構築を行う.
発表資料:SIG-SWO-036-02.PDF (2015/07/04公開)
11:35-12:10 一般講演 SIG-SWO-036-03
J-GLOBAL knowledge: 大規模科学技術情報に関するLinked Open Dataの構築
○木村 考宏,川村 隆浩,渡邊 勝太郎,松本 尚也,佐藤 智宣(科学技術振興機構 情報企画部),
 櫛田 達矢(科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター),
 松邑 勝治(科学技術振興機構 情報企画部/バイオサイエンスデータベースセンター)
科学技術振興機構(JST)では,我が国における科学面,産業面でのイノベーション創出を目的に,JSTが蓄積・管理する文献,特許,研究者情報,科学技術用語,化学物質等に関する科学技術情報をLinked (Open) Dataとして提供するJ-GLOBAL knowledge(JGk)試行版を公開した.JGkは,これまでJ-GLOBALとして提供してきた科学技術情報の全データセットをLinked Data化し,ビックデータ分析等に活用できるようにSPARQLによるデータアクセスAPIを提供するものであり,データセットの合計サイズは155億トリプルを超えている.本稿では,こうした大規模Linked Data構築にあたってのスキーマ設計上の問題や,DBpediaをはじめとする外部データセットとの連携方法について述べる.また,最後に現状の問題点と今後の活用について触れる.
発表資料:SIG-SWO-036-03.PDF (2015/07/04公開)
12:10-12:35 一般講演 SIG-SWO-036-04
Linked Open Dataを用いた生物規範工学オントロジーの大規模化の試行
○多田恭平,古崎晃司(大阪大学産業科学研究所),來村徳信(立命館大学),
 溝口理一郎(北陸先端科学技術大学院大学),駒谷和範(大阪大学産業科学研究所)
生物の優れた機能を模倣した製品開発の発想支援のための生物規範工学オントロジーについて,既存のLinked Open Dataから必要な情報を抽出し大規模化する手法とその試行結果について述べる.
発表資料:SIG-SWO-036-04.PDF (2015/07/07公開)
12:35-13:45 昼休み
13:45-14:35 招待講演 SIG-SWO-036-05
知識ベースを活用したエンティティリンキング
山田育矢 氏(Studio Ousia代表取締役CTO)
テキストから固有表現を抽出し、該当するWikipediaやDBpedia等の知識ベースに結びつける「エンティティリンキング」と呼ばれる手法が注目を集めている。本講演では、エンティティリンキングの技術を概観するとともに、先日、国際会議WWW2015のワークショップで行われたツイートからのエンティティリンキングのコンペティション「#Microposts 2015 NEEL Challenge」で優勝した手法を紹介する。本手法では、WikipediaやDBpediaから取得した様々な知識を活用して、ツイートからのエンティティリンキングを従来手法と比較して高い精度で行うことを可能にしている.

(休憩15分)

14:50-15:15 一般講演 SIG-SWO-036-06
DBpediaデータセットを用いたステークホルダー表出とシナリオにおける関係推定
○早矢仕晃章、大澤幸生(東京大学)
異なる分野のデータ交換や保有データの利活用によって、新規ビジネスの創出への期待が高まっている。しかし、欲しいデータの入手などの実際アクションには多くの障壁が存在することが指摘されている。特に、実行動にはデータ利活用に関わる様々なステークホルダーを検討する必要があるが、個人では関連する全てのステークホルダーを考慮することは困難である。本研究では、DBpediaからシナリオに関連すると考えられるステークホルダーについての情報を表出化し、シナリオ生成時に気付きえない潜在的に関係のあるステークホルダーを推薦するシステムを提案する。これにより、シナリオ実現に欠けている要素を補完し、実行動におけるリスクを低減することが可能となる。
発表資料:SIG-SWO-036-06.PDF(2015/07/04公開)
15:15-15:40 一般講演 SIG-SWO-036-07
Extending DBpedia with List Structures in Wikipedia Articles
○筒井瑳斗志,森田武史,山口高平(慶應大学)
Ontologies are the basis of the Semantic Web. Owing to the cost of their construction and maintenance, however, there is much interest in automating their construction. Wikipedia is considered a promising source of knowledge because of its own characteristics. DBpedia extracts a large amount of ontological information from Wikipedia. However, DBpedia focuses exclusively on infoboxes (i.e., tables summarizing articles), and several works aim at extending DBpedia by using more information from Wikipedia. This paper builds upon this line of work, and focuses on the section titles and list structure to extend DBpedia. We develop an information extraction system using the list structure and extract more than 20 million triples using section titles as predicates. This suggests that there is ample potential to significantly expand the coverage of DBpedia. We also attempt to map the extracted triples to the DBpedia ontology.
発表資料:SIG-SWO-036-07.PDF (2015/07/04公開)
15:40-16:05 一般講演 SIG-SWO-036-08
日本語DBpedia における SPARQL クエリログの分析
○濱崎雅弘(産業技術総合研究所),加藤文彦(情報・システム研究機構)
本発表では、日本語DBpediaのSPARQLクエリログの分析結果を報告する。日本語DBpediaは、WikipediaをLOD化したDBpedia (http://dbpedia.org) の日本語版であり、国内LODのハブ的存在である。本研究では日本語DBpediaのアクセスログ1300万件の中からSPARQLクエリログを抽出・分析し、ユーザのSPARQL利用状況について考察をする。
発表資料:SIG-SWO-036-08.PDF (2015/07/09公開)
16:05-16:30 一般講演 SIG-SWO-036-09
ESWC2015の発表から見るDBPEDIA
○鵜飼孝典(富士通研究所)
6月上旬に開催されたExtended Semantic Web Conferenceの発表の中からDBPEDIAの活用事例, 教師データ, テストデータとして活用した事例を紹介する.
発表資料:SIG-SWO-036-09.PDF(2015/07/04公開)

(休憩15分)

16:45-18:30 ディスカッション:「運営者×利用者」で語り合うDBpedia Japaneseの課題と未来
話題提供・モデレータ:大向一輝(国立情報学研究所),加藤文彦(情報・システム研究機構)

19:00-21:00 意見交換会
「三幸園 白山通り店」で開催(参加費:4000円程度)を予定しています.
★参加される方は,参加登録フォームに,お名前のご記入をお願いします.
★意見交換会については参加費の領収証の発行は致しませんので,ご了承を願いします.


【7月10日(金):ハンズオン】
10:00-10:30 ライトニングトーク(5分×6件程度)
利用事例,提案,ハンズオンで取り組みたい内容の紹介など,DBpediaに関する発表を自由にしていただきます.
★発表を希望の方は,sigswo[at]ei.sanken.osaka-u.ac.jp宛てに発表テーマをご連絡ください.
10:30-16:00 DBpediaに関するチュートリアル/ハッカソン
       (途中,適宜休憩を挟みます)
以下の2つのグループに分かれて,DBpediaを利用したハンズオンを行います.
★作業用にPCをご持参ください.会場ではWi-fiが利用できます.

グループA:DBpedia利用のチュートリアル+クエリソン
主な対象:DBpediaやSPARQLを使ったことがない人や,基本的な使い方を勉強したい人.
(午前)DBpedia利用方法のチュートリアル
DBpedia (Japanese)の利用方法について,PCでの操作を交えながら解説します.具体的には「SPARQLの基本的な使い方」「検索結果の可視化ツールの紹介」「SPARQLを使ったサンプルプログラム(Java,JavaScriptを予定)の紹介」を予定しています.
(午後):ミニハッカソン-DBpediaを使って“面白いクエリ”見つける
SPARQLを使ってDBpedia (Japanese)を検索することで,“面白い検索結果”が得られるクエリを探します.
グループB:DBpediaを使ったハッカソン
主な対象:DBpediaを使ったことがある人.活用方法を議論したい人.
数名のグループに分かれて,DBpediaの活用方法についてアイデアを出し合い,それを実現するSPARQLクエリや(簡単な)アプリケーションの開発を共同で行います.
16:00-16:30 成果発表

16:45-18:00 特別講演 John Brelin氏(University of Ireland, Galway)
Adding more semantics to the Social Web: structure and content
Abstract: The past ten years have seen a rapid growth in the numbers of people signing up to use Web-based social networks (hundreds of millions of new members are now joining the main services each year) with a large amount of content being shared on these networks (tens of billions of content items are shared each month). With this growth in usage and data being generated, there are many opportunities to discover the knowledge that is often inherent but somewhat hidden in these networks. Web mining techniques are being used to derive this hidden knowledge. In addition, the Semantic Web, including the Linked Data initiative to connect previously disconnected datasets, is making it possible to connect data from across various social spaces through common representations and agreed upon terms for people, content items, etc. In this talk, Dr Breslin will outline some current research being carried out to semantically represent the implicit and explicit structures on the Social  Web, along with the techniques being used to elicit relevant knowledge from these structures, and the mechanisms that can be used to intelligently mesh these semantic representations with intelligent knowledge discovery processes.

Bio: Dr John Breslin is a Senior Lecturer in the College of Engineering and Informatics at the National University of Ireland Galway. He is also a Funded Investigator at the Insight Centre for Data Analytics, where he has led the Social Software Unit since 2005. He co-created the SIOC Social Semantic Web framework (Wikipedia article), implemented in hundreds of applications (by Yahoo, Boeing, Vodafone, etc.) on over 25,000 websites. He has written 150 peer-reviewed academic publications (with best paper awards from ICEGOV, ESWC, PELS), and co-authored the books "The Social Semantic Web" and "Social Semantic Web Mining". He is Vice Chair of IFIP WG 12.7 on Social Networking Semantics and Collective Intelligence. Dr Breslin is co-founder of boards.ie (Ireland's largest social media website; Wikipedia article), adverts.ie (classified ads website), and StreamGlider (real-time streaming newsreader app). He has won two IIA Net Visionary awards. He is an advisor to Advisor to AISLER , AYLIEN, BirdLeaf, BuilderEngine, CrowdGather, Dot-Irish, Pocket Anatomy and Trugence. He is co-founder of Startup Galway and the Galway City Innovation District. He also serves on the boards of WestBIC and the American Council of Exercise.

18:00 閉会の挨拶

事前参加登録にご協力ください!参加登録フォームはこちら
★意見交換会(7月9日夜)は参加登録が必須になります。
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Kouji Kozaki,
2015/07/03 17:40
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Kozaki Kouji,
2015/07/07 3:21
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Kozaki Kouji,
2015/07/08 18:22
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Kouji Kozaki,
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