静岡大学農学部生物資源科学科

花卉園芸学研究室

静岡大学 農学部 生物資源科学科 植物バイオサイエンスコース 花き園芸学研究室では、花きの園芸生理を遺伝子および生化学解析から明らかにすることで、花き産業の発展に貢献することを目指しています。花きの栽培から遺伝子まで幅広く研究しています。

私たちの研究に興味のある大学院進学希望者や博士研究員を募集中です。共同研究についてもご相談ください。

お知らせ

2024/2/13-16 令和5年度修論発表会および卒論発表会がありました。一川奈央さんと山口奏さんが植物バイオサイエンスコース優秀卒論発表賞を受賞しました。おめでとうございます.皆さん、卒業研究または特別研究を通しておこなった研究成果を分かりやすく発表していました 

2023/12/19 【研究成果】夜間の赤色LED照射がガーベラ切り花の花茎長や生体重の増加を誘導するという論文を園芸学研究に報告しました。松島千尋さん(2019年度卒業),遠山園華さん(2020年度卒業),江藤公亮さん(2021年度卒業)の研究成果です.赤色LEDの暗期中断照射は、ガーベラ切り花品質の向上や、栄養成長促進による株育成の効果が期待されます。ただし、終夜赤色LED照射は採花本数の減少を引き起こすため、導入時に注意が必要です。

2023/11/15【アウトリーチ】岐阜農林高等学校で出前授業をしました。 

2023/9/11-14 日本植物バイオテクノロジー学会(千葉)大会で、口頭発表とポスター発表をそれぞれ1件ずつしました。 

2023/3/19-20  園芸学会春季大会@龍谷大学で口頭発表2件とポスター発表1件をしました。福島詩織さん優秀発表賞(ポスター)を受賞しました。おめでとうございます。

2023/2/10-16 今年は3年ぶりに修論発表会および卒論発表会が対面で実施されました。皆さん研究成果の発表ご苦労様です。 

2022/11/23 【アウトリーチ】ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ 「花捜研 葉っぱを診ればどんな花が咲くか分かる!」を開催しました。11名の高校生が花のDNA鑑定を行いました。

2022/11/16【アウトリーチ】岐阜農林高等学校で出前授業をしました。 

2022/9/26【研究成果】ストック形質転換法の開発に関する論文が、Plant Biotechnologyに掲載されました。研究を開始した当初は、試行錯誤をして得られた最適条件を組み合わせても形質転換体の獲得には至りませんでした。しかし、新規カルス誘導剤であるFPXの利用が、ブレイクスルーとなりました。山中香穂さん(2020年度卒業)、棚原祥貴さん安藤有季子さん(2020年修了)、河合健太郎さん(2018年度修了)の卒業研究の成果です。この技術を用いて新しい形質を付与したストックの作出を目指します。 

2022/9/10-11  園芸学会秋季大会@山形大学で口頭発表をしました。

2022/7/10 【アウトリーチ】夢ナビライブ2022でオンライン講義を行いました。 花の研究の魅力を紹介しています。

2022/3/20-21 園芸学会春季大会@オンラインで4課題のポスター発表1課題の口頭発表をしました。棚原祥貴さん優秀発表を受賞しました。おめでとうございます。

2022/2/14-17 今年も修論発表会はZoom、卒論発表会は配信&チャットによる質疑応答でした。倉坪香奈さんと鍋田紗妃さんが優秀卒論発表賞を受賞しました。皆さんご苦労様、そしておめでとうございます。

2021/12/29【研究成果】リンドウのストライプ花模様形成メカニズムに関する論文が、Plantaに掲載されました。鉢物リンドウの「白寿」の花冠裂片においてカルコン合成酵素遺伝子(CHS) mRNAが転写後ジーンサイレンシング(PTGS)により分解され、アントシアニン蓄積が抑制されていることが分かりました。太田侑花さん(2017年度修了)の修士研究が中心となっており、岩手生物工学研究センターとの共同研究です。

2021/11/23【アウトリーチ】ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ 花捜研 葉っぱを診ればどんな花が咲くか分かる!を開催しました参加された高校生の皆様の科学への興味をきっかけになればいいなと思っています

2021/9/22  【研究成果】ベタレイン蓄積による花色改変トルコギキョウの論文が、Plant Biotechnologyに掲載されました。ベタレインを蓄積する花き園芸作物の作出に初めて成功しました。鮮やかな赤色を呈しており、とても魅力的な花色です。大友捷吾君・蓮見明宏君(2014年度卒業)から始まり、太田侑花さん・淺井佳那子 さん(2017年度修了・卒業)、富澤愛理 さん(2020年度修了)、瀧上友佳子さんまで引き継がれた遺伝子組換え研究がようやく公開できました。

2021/9/11 園芸学会秋季大会@オンラインで3課題のポスター発表をしました。 瀧上友佳子さんが優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます。

2021/7/11 【アウトリーチ】夢ナビ(高校生の進学支援サイト)で研究室を紹介してもらいました。

2021/2/15-18 修論発表会と卒論発表会が開催されました。修論はZoom、卒論は配信&チャットによる質疑応答と異例づくしの中、しっかりと準備して立派に研究発表をしていました。皆さん、ご苦労様です。峰松美祈さんが植物バイオサイエンスコース優秀卒論発表賞を受賞しました。おめでとうございます。

2020/11/21【アウトリーチ】ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ 花捜研 葉っぱを診ればどんな花が咲くか分かる!を開催しましたたくさんのご参加ありがとうございました。日本学術振興会HP プログラム事例として紹介されました。

2020/10/23【研究成果】ユリの花成を促進するLhFT1遺伝子が球根の鱗片で発現していることを明らかにした論文が、Frontiers in Plant Scienceに受理されました。黒河夏菜さん(2018年度修了)と小林純也さんが行った研究で、北海道大学の山岸真澄先生、岩手生物工学研究センターの根本圭一郎先生、愛媛大学の野澤彰先生、澤崎達也先生との共同研究です。【プレスリリース】

2021/10/21【アウトリーチ】岐阜農林高等学校で出前授業をしました。

2020/8/13 研究成果ストックの白花化の原因遺伝子を特定した論文がThe Horticulture Journalに受理されました。 

2020/6/19  研究内容を更新しました。

2020/2/12-13  生物資源学科の卒業研究発表会が開催されました。4名の卒業生の皆さん、発表ご苦労様でした。

2020/1/28 研究成果ストックの花色とウイルスベクターの論文がPlantaに受理されました。特にウイルスベクターの開発は、田中琴巳さん(2015年度卒業)、河合健太郎さん(2018年度修了)、安藤有季子さん(2020年度修了)と引き継がれた研究により、ストックの遺伝子機能解析にとっての有用ツールとなりました。TuMVベクターは、Daròs博士(IBMCP)との国際共同研究の成果でもあります。 また、花色関連遺伝子の研究は、岐阜大学連合農学研究科のNuraさん、鈴木克己先生、落合正樹先生、岩手大学の立澤文見先生と取り組みました。 

2019/10/1  3年生4名が新たに研究室に加わりました。

2019/9/16 【学会発表】園芸学会秋季大会@島根大学で1演題の研究発表を行いました。

2019/9/11-12  静岡大学大学院(農学・理学専攻)、静岡県立大学大学院、東海大学大学院の三大学連携フロンティア科学特論Ⅱ 『見た目だけじゃない!色の機能と利用 』が静岡大学農学総合棟で開催されました。 講演していただいた先生方、また参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

2019/9/8 【学会発表】第37回日本植物細胞分子生物学会@京都府立大学で3演題の研究発表を行いました。

2019/7/12  ミヨシフィールドトライアル2019 (山梨県北杜市)に見学に行きました。

2019/6/20   研究成果シンビジウムの花色の濃淡を調節する遺伝子に関する論文がPlant Scienceに受理されました。グリーン科学研究所遺伝子実験施設の鈴木智大先生(現宇都宮大)と道羅英夫先生のサポートを受けて次世代シークエンス解析に取り組んだ成果です。また、原田健二さん(2014年度卒)と小林由紀さん(2015年度卒業)の卒論研究が中心となっており、論文投稿から受理までに時間がかかった分、喜びもひとしおです。

2018/6/30  研究成果リューココリネの休眠打破に関する論文が園芸学研究に受理されました。花き園芸学研究室で大川清先生、大野始先生と受け継いで長く研究しているテーマだけに感慨深いです。大宮良亮さん(2015年度修了)、井出美柚莉さん(2016年度卒業)おめでとうございます。

2018/12/21   研究成果ストック八重咲きの原因遺伝子の論文がPlant Scienceに受理されました。小石加奈恵さん(2016年度修了)おめでとうございます。