医学部などの授業や実習の中で、学生が患者とのコミュニケーションを学ぶ際の「患者役」のことです。
SPには2つの役割があります。
客観的臨床能力試験(OSCE*(オスキー))などの試験で、学生の医療面接などの技能を測るために患者役を演じます。
どちらも、頭文字がSPなので、模擬患者はSP(エスピー)と呼ばれています。
一般模擬患者も標準模擬患者も、どちらも患者役を演じますが、その演技には違いがあります。
ある程度の決まりはありますが、本物の患者のように振る舞ったり発言したりするような、リアリティある演技が求められます。
医療面接などの試験において公平性を保つために定められたシナリオの演技を繰り返すことが求められます。
私たち仙台SP研究会は、様々な活動の中で、両方の患者役を行っています。