立命館大学大学院 文学研究科
博士後期課程 4回生（2020年9月修了見込）
研究キーワード：オートエスノグラフィー（自己エスノグラフィ），転機，キャリア教育
tsr29magi＊gmail.com
（*を@に置き換えてください。）
学位・称号
2015年3月 学士（理学）
2017年3月 修士（教育学）
2020年9月博士（文学）取得見込
職歴
2016年4月 ～ 2017年3月 鹿児島純心女子短期大学「ビジネス文書演習」「コンピュータ基礎演習」
2018年4月 ～ 現在に至る 関西学研医療福祉学院 「心理学」
2018年9月 ～ 2019年3月 京都文教大学「書く技法」
2018年9月 ～ 現在に至る 京都文教大学 「総合社会学実習D」
2019年4月 ～ 2020年3月 大阪河崎リハビリテーション大学 「心理学」
2019年4月 ～ 2020年3月 京都つくば開成高校 心理・教育コース「人間関係論」
2020年4月 ～ 現在に至る 関西大学「心理学を学ぶ」「こころを科学する」
2020年9月 ～ 現在に至る 滋賀県立大学「産業心理学」
2018年10月 ～ 現在に至る 立命館グローバル・イノベーション研究機構 リサーチアシスタント
国内学会発表
2016年度 M2
ポスター
土元哲平．「オートエスノグラフィーによるキャリアの「語り」の可能性――「転機」と「自己物語」の視点から――」．日本質的心理学会第13回大会．名古屋市立大学（愛知県）．2016年 9月
土元哲平．「質的研究法としてのオートエスノグラフィー（Autoethnography）の方法論的検討」．九州心理学会第77回大会．西南学院大学（福岡県）．2016年12月
2017年度 D1
ポスター
Tsuchimoto, T. (2017). The Possibility of Autoethnography as Narrative: From the Viewpoint of Self-narratives in Transition. Symposium about Cultural Psychology & Seminar about Trajectory Equifinality Approach (Poster Session). Ritsumeikan University, Osaka. 26-27th August.
神崎真実・黄信者・土元哲平・中田友貴・川本静香・菅井育子・隅本雅友・佐藤達哉．「進学校教師の職業アイデンティティをめぐる語り――所属組織における葛藤と役割の模索――」．日本パーソナリティ心理学会第26回大会．東北文教大学（山形県）．2017年 9月
土元哲平・サトウタツヤ．「「TEM図の描き合い」による「転機」経験の反省的考察」．日本質的心理学会第14回大会．首都大学東京（東京都）．2017年 9月
土元哲平．「転機における自己‐相互行為の変容モデルの生成――自己物語とエピファニーの観点から――」．日本キャリア教育学会第39回大会．上越教育大学（新潟県）．2017年10月
土元哲平．「内観法と自己エスノグラフィの差異に関する検討――心理学研究としての〈対象〉および方法的特徴の観点から――」．九州心理学会第78回大会．佐賀大学（佐賀県）．2017年12月
Tsuchimoto, T. (2018). How Can Teachers Support Students Who “Do Not Want to Work” ?: An Autoethnographic Research Study. The Kitchen Seminar. Aalborg University. Aalborg, Denmark. 14th February. 【査読なし】
土元哲平・小田友理恵．「TAEを用いたキャリア観の言語化の試み――オートエスノグラフィーによるキャリア支援の可能性――」．日本発達心理学会第29回大会．東北大学（宮城県）．2018年 3月
2018年度 D2
学会誌論文
土元哲平・サトウタツヤ. (2019 印刷中) 転機研究における「個人と社会との相互作用」のアプローチ. キャリア教育研究, 37(2).
ポスター
Tsuchimoto, T. (2018). Analysis of Subjective Career : From the Perspective of "Autoethnographic TEM (Auto-TEM)". The 8th Comprehensive Psychology Seminar: Prof. Valsiner Inaugural (Poster Session). Ritsumeikan University. Osaka, Japan. 12th May.【査読なし】
Tsuchimoto, T. & Sato, T. (2018). Dialog in Transition: An Autoethnographic Research Study of Career Counseling as a Graduate Student. The 10th International Conference on Dialogical Self. University of Minho. Braga, Portugal. 13-16th June.【査読あり】
Tsuchimoto, T. & Sato, T. (2018). Studying Subjective Feelings: Career Support for Graduate Students in Transition. 2018 Annual Conference of Korean Psychological Association. Sejong University, Seoul, Korea. 16-18th, August.【査読あり】
土元哲平・サトウタツヤ(2018)「卓球メタファー」による主観的キャリアの再構成――オートエスノグラフィーと生成メタファーに関する一考察．日本パーソナリティ心理学会. 立命館大学大阪いばらきキャンパス（大阪府）. 2018年8月26日.
土元哲平・サトウタツヤ．(2018) 転機経験を通した教員志望学生の職業決定過程――Auto-TEMを用いた主観的キャリア分析．日本心理学会第82回大会．仙台国際センター（宮城県）．2018年9 月26日．
土元哲平・伊東美智子・上川多恵子・伊藤美樹・ 町田奈緒士．(2018)．オートエスノグラフィーにおける顕名性と倫理的問題．日本質的心理学会第15回大会．名桜大学（沖縄県）．2018年11月23日．
岡野雄気・若杉美穂・菱ヶ江惠子・サトウタツヤ・安田裕子・神崎真実・土元哲平・菅井育子・隅本雅友．（2018）．「大学生のやる気はなぜなくなるのか？どのようにしてなくならないようにできるのか？－ＴＥＡによる検討－」．日本質的心理学会第15回大会．名桜大学（沖縄県）．2018年11月23日．
田中文昭・張暁紅・浅瀨万里子・サトウタツヤ・安田裕子・神崎真実・土元哲平・菅井育子・隅本雅友．（2018）．「『大学生のやる気はなぜなくなるのか？』複線径路等至性モデリング（TEM）による検討―マツダ株式会社・立命館大学による共同研究「質的研究アナリスト体験型育成プログラムの開発」によるTEM院生版PBL(A班）からの学び―」．日本質的心理学会第15回大会．名桜大学（沖縄県）．2018年11月23日．
シンポジウム
土元哲平（2018）「転機を生み出す暗黙的感覚の言語化」．土元哲平・宮下太陽・上川多恵子・伊東美智子・中本明世・サトウタツヤ．「深い経験付け」(deep experiencing)とキャリアの分岐点．日本質的心理学会第15回大会．名桜大学（沖縄県）．2018年11月23日．
土元哲平(2019)「メタファーが運ぶ身体的イメージの多様性・共通性と他者理解の可能性」．やまだようこ・家島明彦・濵田裕子・土元哲平・神崎真実・浦田悠「ビジュアル・ナラティヴと身体イメージ」．日本発達心理学会第30回大会．2019年3月17-19日．（採択済み）
2019年度 D3
学術論文(査読有)
土元哲平・小田友理恵・サトウタツヤ．(2020). 成長の瞬間を生み出す「よいキャリア支援」の意味感覚：TAEステップを用いた理論構築．質的心理学研究，19. pp.46-67
書籍(分担執筆)
土元哲平 (2019) ナラティブ・アプローチ．木戸彩恵・サトウタツヤ(編), 文化心理学――理論・各論・方法論(pp.222-232). ちとせプレス．
学会発表
Tsuchimoto, T. & Sato, T. (2019). Transition as Dynamic Semiosis: The Autoethnographic Approach and Trajectory Equifinality Modeling. The 16th European Congress of Psychology. Lomonosov Moscow State University, Moscow, Russian Federation. 03 July, 2019 (DOI: https://doi.org/10.26226/morressier.5cf632bfaf72dec2b055470b)
Tsuchimoto, T. & Sato, T. (2019). Voices of the Analysis: Alternative Orientation of Analytic Autoethnography. The 18th Biennial Conference of International Society for Theoretical Psychology. Danish School of Education, Copenhagen, Denmark. 19 August, 2019
土元哲平・サトウタツヤ(2019). 教員志望学生に対するキャリア支援モデルの生成 ――大学教師へのインタビューによる探求――. 日本心理学会第83回大会. 立命館大学 (大阪) 2019年9月
Tsuchimoto, T. (2019). Auto-TEM as a Method for Nanopsychology: Dialogical Self Theory and TEM. The 2nd Transnational Meeting on Trajectory Equifinality Approach. Ritsumeikan University, Osaka, Japan. 15 September, 2019
土元哲平・サトウタツヤ(2019). メタファーによる自己表現と職業的アイデンティティ発達 ――リハビリテーション学生のワークから――. 日本質的心理学会第16回大会. 明治学院大学 (東京) 2019年9月
土元哲平. (2019). キャリアガイダンスにおける「責任」の意味 ――オートエスノグラフィーによる探求――. 対人援助学会第11回大会立命館大学 (大阪府) 2019年11月
シンポジウム・自主企画
土元哲平 (2019). 境界性を探求する方法としてのAuto-TEM. 土元哲平・伊東美智子・小澤伊久美・伴野崇生・杉浦健・田垣正晋.自己の経験を対象とした TEM の可能性. The 2nd Transnational Meeting on Trajectory Equifinality Approach. 立命館大学大阪いばらきキャンパス, 大阪, 日本. 2019年9月(企画・司会・話題提供).
Tsuchimoto, T. (2019). Question to Dr. Valsiner(in Plenary Session). The 2nd Transnational Meeting on Trajectory Equifinality Approach. Ritsumeikan University, Osaka, Japan. 15 September, 2019
土元哲平 (2019). Auto-TEMにおける 「モデリング」の意義と困難さ. 上川多恵子・宮下太陽・卒田卓也・土元哲平・豊田香. TEA研究の発展可能性について考える〜理論と実践研究の事例から〜. 日本質的心理学会第16回大会. 明治学院大学, 東京, Japan. 2019年9月. (話題提供)
土元哲平 (2019). オートエスノグラフィーとしてのインタビューという場の特殊性. 土元哲平・神崎真実・市川章子・小澤伊久美・鈴木美枝子・尾見康博. インタビューにおける相互作用――その分析の難しさ――. 日本質的心理学会第16回大会. 明治学院大学, 東京, Japan. 2019年9月. (企画・司会話題提供)
土元哲平 (2020). 自己エスノグラフィにおける「社会」の意味. 土元 哲平・上川 多恵子・町田 奈緒士・伴野 崇生・沖潮 満里子.他者との関係性を記述する自己エスノグラフィの可能性. 日本発達心理学会 第31回大会. 大阪国際会議場, 大阪府, 日本. 02 March, 2020(企画・話題提供).
Tsuchimoto, T. and Sato, T. (2020). Autoethnographic TEM for Understanding Career Support in Transition. The 3rd Transnational Meeting on Trajectory Equifinality Approach. Catholic University of Salvador, Salvador, Brazil. 24 March, 2020
2020年度 D4
サトウタツヤ・上村晃弘・卒田卓也・田中千尋・土元哲平・伴野崇生・ 宮下太陽・横山直子・木戸彩恵、対人援助学＆心理学の縦横無尽 （28）――新型コロナウイルスの拡散とそれに関するリスク：オンライン調査の結果 (https://www.humanservices.jp/wp/wp-content/uploads/magazine/vol41/16.pdf)
質的心理学会、キャリア教育学会、TEA分析学会、発達心理学会などで発表予定。
現在、Jaan Valsiner教授(Aalborg大学)とともに下記書籍を編集中である。
Tsuchimoto, T. & Valsiner, J. “The Semiotic Field of the Garden: Sense Making to Meaning Making”
2021年度
※新型コロナウイルスの影響により対話的自己学会＠スペインは延期(Acceptedしたものはそのまま維持)となりました。
Tsuchimoto, T. (2021). An Autoethnographic Approach to Understand the Dialogical Process of Educational Intervention. Toyoda, K., Miyashita, T., Tsuchimoto, T., Kitade, K., & Nochi, M..“Educational Approaches to Develop Students’/Workers’ new Future I-Positions as promoter-positions in career development: Trends and Case studies in Japan”. 11th International Conference on the Dialogical Self. The Faculty of Psychology, Education and Sports Sciences Blanquerna Ramon Llull University, Barcelona, Spain. (話題提供, Accepted).
Tsuchimoto, T. (2021). Sociocultural Aspects of Transition in Career Development: An Auto-TEM Approach. Banda, K., Yasuda, Y., Ieshima, A., Tsuchimoto, T., Mattos, E., & Sato, T..Dialogical Self during school-to-work transition: comparison between Japan and Brazil. 11th International Conference on the Dialogical Self. The Faculty of Psychology, Education and Sports Sciences Blanquerna Ramon Llull University, Barcelona, Spain. (話題提供, Accepted).
Sato, T., Teppei T., Miyashita, T., & Tanaka, C. (2021). An Introduction to Trajectory Equifinality Approach: Theory and Practice. 11th International Conference on the Dialogical Self. The Faculty of Psychology, Education and Sports Sciences Blanquerna Ramon Llull University, Barcelona, Spain. (話題提供, Accepted).
Tanaka, C., Sato, T., Miyashita,T., & Tsuchimoto, T. (2021). Nursing Teachers’ Ability Formation Process in the TEA Method Approach: Three Layers Model of Genesis Focusing on Instructor K’s internal dialogue. 11th International Conference on the Dialogical Self. The Faculty of Psychology, Education and Sports Sciences Blanquerna Ramon Llull University, Barcelona, Spain. (Accepted).
その他
土元哲平. (2019). 「私の経験」を超えて ――メタファーとキャリア教育――. ライスボールセミナー（大学院ウィーク連携企画）. 立命館大学衣笠キャンパス (京都府) 2019年11月(公開セミナー)
土元哲平. (2019).「人に伝え，自分の経験を豊かにするメタファーの可能性(人と組織の探求者)」. 『人材応援』. リバネス出版. Vol.11, p.23 (雑誌インタビュー)
受賞歴・研究費獲得
2017年7月 立命館大学大学院博士後期課程国際的研究活動促進研究費 「キャリア支援に資する自己エスノグラフィに関する研究」
2017年7月 立命館大学大学院博士後期課程国際的研究活動促進研究費 「『職業決定の転機』のオートエスノグラフィー」
2017 年9月（2017年度） 立命館大学大学院学生研究会活動支援制度 メイル・セクシュアリティーズ研究会 副研究代表者
2017年12月 2017年度立命館大学大学院リサーチプロポーザルコンテスト 優秀賞 研究課題名「『転機』の文化心理学的研究－－自己・他者の相互行為からのアプローチ－－」
2018 年-2019年度 立命館大学大学院学生研究会活動支援制度 自己と質的研究会 代表
2019年12月 2019年度立命館大学大学院リサーチプロポーザルコンテスト 優秀賞 研究課題名「転機経験を対話的・協働的に価値づけるための教育的ゲームの開発」
所属学会
日本質的心理学会（2016年～）
日本心理学会（2017年～）
日本発達心理学会（2017年～）
日本キャリア教育学会（2017年~）
対人援助学会(2019年～)
資格等
2015年3月 高等学校教諭第一種普通免許状（情報）
2019年7月 立命館大学2019年度大学教員準備セミナー「Preparing Future Faculty」修了(授業設計および成績評価の基礎を修得)
2020年7月 中学校教諭専修普通免許状（理科）
2020年7月 高等学校教諭専修普通免許状（理科）
学会活動
The First Trans-Asian Meeting on Psychological Methods準備委員（2021年度）
日本質的心理学会第17回大会（オンライン）準備委員（2020年度）
日本質的心理学会第17回大会準備委員（2020年度）
The 3rd Transnational Meeting on TEA準備委員（2019年度）
The 2nd Transnational Meeting on TEA準備委員（2019年度）
The 1st Transnational Meeting on TEA準備委員（2018年度）
日本パーソナリティ心理学会第27回大会準備委員（2018年度）
国際的活動
2016年8月8日～8月26日 ドイツ・オルデンブルク大学にて科学教育交流
2018年2月11日～2018年3月19日 デンマーク・オールボー大学およびスイス・ヌーシャテル大学 にて The Niels Bohr Lectures 2018 に参加、研究滞在
2018年8月27日～9月14日 オールボー大学 にてサマースクール PHD COURSE: CULTURAL PSYCHOLOGY OF DYNAMIC SEMIOSIS へ参加、研究滞在
2019年3月6日～3月17日 イタリア・サレント大学，ローマ大学およびスイス・ヌーシャテル大学にて心理学史と質的研究法TEAに関する研究滞在。(2018年度海外渡航ページ)
2019年8月18日～9月2日 国際理論心理学会 (International Conference on Theoritical Psychology)での学会発表。オールボー大学にてサマースクール “Cultural Psychology and Liminality” に参加。
2020年3月5日～3月19日 ヌーシャテル大学にてTania Zittoun教授との文化心理学とオートエスノグラフィー、TEMに関するミーティング。Jaan Valsiner教授のレクチャー”Advances in Cultural Psychology: Subjectivity in Society ”に参加。(新型コロナウイルスの影響により途中で帰国)
TA
2015年4月~2015年8月 鹿児島大学教育学部TA「情報活用基礎」
2015年4月~2015年8月 理工学研究科TA「娯楽数学」
2016年10月18日‐19日 放送大学面接授業TA「パソコン活用の基礎」
2016年4月~2016年8月 鹿児島大学理工学研究科TA「娯楽数学」
2017年4月~2017年8月 立命館大学文学部TA「研究入門Ⅰ（G3）」
2017年9月~2018年1月 立命館大学文学部TA「日本文献学入門（LA）」，「日本文献学入門（LB）」
2020年4月～2020年8月 立命館大学総合心理学部TA「文化心理学／応用社会心理学」
2020年4月～2020年8月 立命館大学共通教育TA「現代の教育」