・学歴
2003年3月 兵庫県立尼崎小田高等学校 卒業
2007年7月 上海外国語大学 中英学科 卒業
2011年9月 創価大学通信教育部 教育学部教育学科 日本語教師養成コース 卒業
2015年3月 立命館大学大学院 言語教育情報研究科 日本語教育学プログラム 修了
2018年4月 立命館大学大学院 人間科学研究科博士後期課程 入学 ～現在に至る
・職歴
2007年7月～2012年5月 さくら日本語（五角場校）非常勤講師
2007年9月～2011年6月 上海外国語大学 日本文化経済学院 非常勤講師
2008年9月～2010年6月 上海外国語大学 賢達経済人文学院 非常勤講師
2010年9月～2012年6月 上海外国語大学 賢達経済人文学院 専任講師
2012年10月～2015年4月 ECC国際外語専門学校 国際日本語科 非常勤講師
2015年7月～2016年7月 コスモエネルギー開発株式会社 契約社員 勤務地：Applied Technology High school （アラブ首長国連邦アブダビ）
2016年9月～現在に至る 創価大学 日本語・日本文化教育センター 非常勤講師
（1）【論文】
- ○ 「上海でのビジネス日本語教育に対する考察―上海の日系企業に勤める日本人ビジネス関係者へのアンケート調査から」、『日語教学与日本文化研究―2011年度上海外国語大学日本文化経済学院国際研討会記念文集』、華東理工大学出版社発行、2011年（査読なし）
- ○ 「中国の大学におけるビジネス日本語科目の現状と課題―中国人日本語教師の考えから―」、『Studies in Language Science Working Papers 第3号』、立命館大学大学院言語教育情報研究科発行、第3号、pp.101-113、2013年（査読あり）
- ○ 「中国人大学生のためのビジネス日本語教材作成へ向けて―学習者の興味と不安から―」、『日語教学与日本文化研究―2013年度上海外国語大学日本文化経済学院国際研討会記念文集』、華東理工大学出版社発行、pp.51-54、2014年（査読なし）
- ○ 「中国語母語話者の敬語使用に対する葛藤過程－自分らしさと気持ちをうまく伝えるには？－」、『Studies in Language Science Working Papers 第3号』、立命館大学大学院言語教育情報研究科発行、第9号、pp.45-60、2019年（査読あり）
（２）【著書】
○ 「中国人日本語学習者の敬語使用」、『TEMでひろがる社会実装－ライフの充実を支援する』、第1章 第1節、誠信書房、pp.26-48、2017年
（３）国際会議における発表
【口頭発表】
- ○ 2011年11月「上海におけるビジネス日本語教育の授業内容に対する考察―上海の日系企業に勤める日本人ビジネス関係者へのアンケート調査から―」、2011年上海外国語大学日本学研究国際フォーラム、上海外国語大学
- ○ 2013年11月「中国人大学生のためのビジネス日本語教材作成へ向けて―学習者の興味と不安から」、2013年上海外国語大学日本語教育及び日本文化研究国際シンポジウム、上海外国語大学
- ○ 2018年11月「アジア・アフリカ研究の視野における日本学国際シンポジウム」、「中国人日本語学習者における日本留学前後の敬語使用に対する意識の多様性―TEA(複線径路等至性アプローチ)からの示唆」、上海外国語大学
- ○ 2019年3月「The future prospects of foreign students in Japan－Through a job hunting and study in Japan－」、ヌーシャテル大学（スイス）
（４） 国内学会・シンポジウム等における発表
【口頭発表】
- 2014年9月「中国人日本語学習者の敬語使用に対する意識の変容―大学卒業後の各コミュニティーへの参加を通じて（Aさんの事例）―」、日本心理学会第78回大会、同志社大学
- 2015年2月「中国人日本語学習者の敬語コミュニケーションに対する意識の変容―TEAを用いた一考察―」、TEM／TEAと言語 第2回研究会、キャンパスプラザ京都
- 2018年11月「アジア・アフリカ研究の視野における日本学国際シンポジウム」in上海、「中国人日本語学習者における日本留学前後の敬語使用に対する意識の多様性―TEA(複線径路等至性アプローチ)からの示唆」
- 2018年7月「人間科学研究科ゼミシンポジウム『TlMG（発生の三層モデル）の可能性』」、「中国人日本語学習者の敬語使用のTLMG」
- 2018年9月「TEA研究会@国際医療福祉大学大学院」、「中国人日本語学習者の日本留学前後における敬語に対する意識の多様性」
- 2018年11月「日本質的心理学会第15回大会in沖縄」、「会員企画シンポジウム「『深い経験づけ』（Deep Experiencing）とキャリアの分岐点」土元哲平・宮下太陽・上川多恵子・伊東美智子・中本明世・サトウタツヤ．「外国人留学生の日本留学および就職活動を通じたキャリア（仕事）に対する意識変容―変わらない信念・価値観から捉えられたこと―」
- 2019年3月「第1回TEA国際学会」、宮下太陽・上川多恵子・伊東美智子「ライフライン法とTEM図の間を考える」、「ライフライン法を用いてTEM図になるまで－外国人留学生の日本における就職活動を通じて―」
- 2019年3月、Kamikawa, T. A transformation of awareness for occupation Through to a job hunting and study in Japan by Korean-speaking graduate student. Sato’s Open Seminar on "Deep Experiencing" with Jaan Valsiner. Sato,T., Valsiner, J., Tsuchimoto, T., Ozawa, I., Miyashita, T., 〇Tsuchimoto, T. & Ito, M. 第1回TEA国際学会、立命館大学いばらきキャンパス（査読無）
- 2019年9月、〇上川多恵子・宮下太陽・卒田卓也・田中千尋・横山直子・横山草介.「TEMの描き方―ビジュアライゼーションの基本と促進的記号―」、「TEMの描き方および企画主旨」「第2回TEA国際学会」
- 2019年9月、〇上川多恵子・宮下太陽・卒田卓也・豊田香．「会員企画シンポジウム「TEA研究の発展可能性について考える〜理論と実践研究の事例から〜」、「通訳として日本本社に派遣された中国人女性の敬語使用に対する価値変容」、日本質的心理学会第16回大会、明治学院大学白金キャンパス（査読有）
- 2019年11月、Kamikawa, T. The Value transformation for the using “KEIGO(Japanese honorifics)” by Chinese language speaker.日本発達心理学会主催2019年度国際ワークショップ（査読なし）
【ポスター発表】
- 2018年3月「TEMを用いて外国人留学生の就職活動を考える―大学院で学ぶ韓国人留学生の事例から―」、言語文化教育研究学会第4回年次大会、立命館大学衣笠キャンパス
- 2018年5月「立命館大学大学院人間科学研究科開設記念イベント第1弾第8回総合心理学セミナーValsiner先生立命館大学招聘教授就任記念」、「A Study on transformation of awareness generated through a job hunting – A case of foreign student –」、立命館大学いばらきキャンパス
- ○土元哲平・伊東美智子・上川多恵子・伊藤美樹・ 町田奈緒士．(2018)．オートエスノグラフィーにおける顕名性と倫理的問題．日本質的心理学会第15回大会．名桜大学（沖縄県）
- 2019年3月「第1回TEA国際学会」、「Future prospects through the job hunting in Japan - A case of Chinese-speaking graduate students-」、立命館大学いばらきキャンパス
- 2019年9月、Kamikawa,T.「Value transformation for the use of Honorifics by Chinese women who dispatched to the Japanese head office as an interpreter 」、「第2回TEA国際学会」、立命館大学いばらきキャンパス（査読無）
【講演】
- 2018年2月、安田裕子・上川多恵子「TEAを使った質的研究を学ぶ②～次の一歩に進みたい貴方へ～」、「TLMGによる考察―中国人日本語学習者の敬語使用」、平成29年度日本教育工学会SIG09（質的研究）第10回セミナー「TEA(複線径路等至性アプローチ)」を使った研究への第ニ歩」、関西大学梅田キャンパス
- 2020年2月1日、上川多恵子「オープニング・レクチャー：TEMについて」、TEA研究会午前の部TEM図講習会、立命館大学東京キャンパス
（５）奨学金および補助金等の採択歴
○ 2013年4月 立命館大学大学院進学奨励奨学金奨励A 1年次の在学期間1年間
○ 2014年3月 大学院博士課程前期課程研究実践活動補助金（ハワイ大学での初級日本語教育実習）
○ 2014年6月 立命館大学大学院育英奨学金 育英A 2年次の在学期間1年間
○ 2018年度 立命館大学大学院博士課程後期課程研究奨励奨学金B
○ 2019年3月 研究成果国際発信プログラム
○ 2019年度 立命館大学大学院博士課程後期課程研究奨励奨学金B
（６）免許・資格等
○ 2007年11月 HSK（漢語水平試験）旧9級 合格
○ 2012年10月 全日本マナー検定 上級 合格
○ 2013年12月 日本語教育能力検定試験 合格
（７）特色ある学外活動等
- 2011年には、上海外語教育出版社から出版された『新日本語能力試験実践模擬問題集』のN1・N2・N3の聴解問題で音声吹込みを担当し、問題集の出版に寄与した。
- 2018年2月には、平成29年度日本教育工学会SIG09（質的研究）第10回セミナーにおいて、立命館大学総合心理学部の安田裕子准教授と共に「TEAを使った質的研究を学ぶ②～次の一歩に進みたい貴方へ～」というテーマのもと、申請者は「TLMGによる考察―中国人日本語学習者の敬語使用」の講演を行った。
- 2018年4月より創価大学日本語・日本文化教育センターにおける外国人留学生を対象とした日本語総合教科書の開発メンバーとなって、現在に至る。
- 2019年3月には、立命館大学の「研究成果国際発信プログラム」により、12日間にわたるイタリアおよびスイスでの文化心理学に関する研究活動に参加した。
- 2019年4月より立命館大学大学院学生研究会活動支援制度で採用されている「自己と質的心理研究会」の副代表となって、現在に至る。
- 2019年7月19日に立命館大学言語教育情報研究科のLee凪子教授からの講師として要請を受け、博士課程での研究やTEAを用いた研究について講義を行った。
- 2019年7月29日から8月4日にかけて、デンマークのオールボーにて立命館大学総合心理学部准教授の安田裕子先生とともに共同研究（自己エスノグラフィーを用いた研究）のための打ち合わせを行い、コペンハーゲン市街のフィールドワークを行った。
- 2019年8月5日から8月9日にかけて、マツダR＆Dセンター横浜にて「TEM初級編プログラム」の講師を務めた。
- 2019年11月2日から11月4日にかけて行われた日本発達心理学会主催の国際ワークショップにて、スイスのヌーシャテル大学のタニア・ズイットゥン先生から「ループモデルの使い方：イマジネーションと変容」と題した講義を受けた。その際に、自身の研究について英語で20分間の発表を行い、タニア先生や受講していた先生方から直接指導を受けた。また、その際の参加者として日本発達心理学会の『ニューズレター第89号』（2020年2月29日発行）に報告文（p.16）が掲載された。
- 2020年2月1日に立命館大学東京キャンパスで行われた「TEA研究会午前の部TEM図講習会」においてTEM図の作成の仕方について講演を行い、講師を務めた。