OZAWA, Ikumi / 小澤 伊久美

所 属：立命館大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程 D1

研究キーワード：日本語教育、教師の成長、留学、プログラム評価、オートエスノグラフィー（自己エスノグラフィ）

連絡先：ikumi.ozawa＊gmail.com（*を@に置き換えてください。）

【略歴】

学歴

• 1991年3月 国際基督教大学 教養学部 卒業（学士号取得）
• 1993年3月 国際基督教大学 大学院 比較文化研究科 博士前期課程 卒業（修士号取得）
• 1997年6月 国際基督教大学 大学院 比較文化研究科 博士後期課程 満期退学（博士候補資格取得）

職歴

• 1997年9月~至現在 国際基督教大学 教養学部 日本語教育課程

【主な研究業績】

書籍

1. 『総合日語』第二冊改訂版、総主編 彭広陸・守屋三千代、第二冊主編 丸山千歌、副主編 小澤伊久美、北京大学出版社、全200頁、2010年

論文（#は査読あり）

1. 「日本語の小説における語り方についての試論—語り手と語られる出来事の関係から—」『ICU日本語教育研究センター紀要』3、ICU日本語教育研究センター、55-71頁、1994年3月
2. 「『読み書き特別教育』コース報告」（「６ 学習効果とその課題」を丸山千歌と共に分担執筆）『ICU日本語教育研究センター紀要』4、ICU日本語教育研究センター、109-122頁、1995年3月
3. 「イギリスの一人称小説の語り手」『雑誌シグノ』第2号、研究会シグノ、74-88頁、1995年11月「SJ (Special Japanese)の最終到達目標−ニーズ調査結果の比較から−」（丸山千歌との共同執筆）『ICU帰国本科生に対する日本語教育プログラム開発に関する研究：スペシャル・ジャパニーズ カリキュラム検討報告』廣瀬正宜・中村一郎・小澤伊久美・丸山千歌・中川健司、43-53頁、1996年3月
4. 「ファカルティに対するニーズ調査」『ICU帰国本科生に対する日本語教育プログラム開発に関する研究：スペシャル・ジャパニーズ カリキュラム検討報告』廣瀬正宜・中村一郎・小澤伊久美・丸山千歌・中川健司、9-30頁、1996年3月.
5. 「コース報告 SJ2 （読み）95年冬学期」『ICU帰国本科生に対する日本語教育プログラム開発に関する研究：スペシャル・ジャパニーズ カリキュラム検討報告』廣瀬正宜・中村一郎・小澤伊久美・丸山千歌・中川健司、138-148頁、1996年3月
6. 「コース報告 SJ3 （書き）95年春学期」『ICU帰国本科生に対する日本語教育プログラム開発に関する研究：スペシャル・ジャパニーズ カリキュラム検討報告』廣瀬正宜・中村一郎・小澤伊久美・丸山千歌・中川健司、91-115頁、1996年3月
7. 「日本人学生と外国人学生の学習上の問題の差異−今年度の上級コースからの現場報告−」『ICU夏期日本語教育論集』13、ICU日本語教育研究センター、107-123頁、1996年12月
8. 「『ICUの日本語』の語彙について」『ICU日本語教育研究センター紀要』7、ICU日本語教育研究センター、111-122頁、1998年3月
9. #「視覚的モデル提示を活用した口頭発表指導法—いい例と悪い例の比較の効果—」『小出記念日本語教育研究会論文集』9、小出記念日本語教育研究会、41-57頁、2001年2月
10. 「パラダイムの転換期にある日本語教育−教育学的見地から日本語教育を考える」『ICU日本語教育研究センター紀要』10、ICU日本語教育研究センター、29-40頁、2001年3月
11. #「専門教員と学習者へのニーズ調査に基づいた書き方指導—論文執筆の準備段階としての指導—」（丸山千歌との共著）『小出記念日本語教育研究会論文集』10、小出記念日本語教育研究会、123-139頁、2002年3月
12. 「教師教育展望—状況的学習論の視点から」『ICU日本語教育研究センター紀要』11、ICU日本語教育研究センター、37-48頁、2002年3月
13. 「上級２ 書き方・プレゼンテーション」コース報告」『ICU日本語教育研究センター紀要』13、ICU日本語教育研究センター、121-135頁、2004年3月
14. 「日本語教師が直面する多様な『溝』を乗り越える−1.『溝』に関するアンケート結果報告」『小出記念日本語教育研究会 論文集』13、小出記念日本語教育研究会、2005年3月、60-73頁
15. #「日本語教育における教師の実践的思考に関する研究(1)—新人教師とベテラン教師の授業観察後のレポートの比較より—」（坪根由香里・嶽肩志江との共同執筆）『語学研究』Vol.20, ICU Division of Languages, English Language Program, and Japanese Language Programs, 75-89頁, 2006 年2月
16. 「日本語教育における教師の実践的思考に関する研究 (2)—新人・ベテラン教師の授業観察時のプロトコルと観察後のレポートとの比較より—」（嶽肩志江・坪根由香里との共同執筆）『ICU日本語教育研究』2、ICU日本語教育研究センター、1-21頁、2006年3月
17. #「日英対照に見られる日本語話者の時間意識」『日本学研究』16号、北京日本学研究中心、80-90頁、2006年12月
18. #「コース・デザインにおける『時間的余裕』と『他者』の意義—ある上級日本語学習者へのインタビュー・データから」『語学研究』Vol.22, ICU Division of Languages, English Language Program, and Japanese Language Programs、103-118頁、2007 年
19. #「日本語教育におけるPAC分析の可能性と課題—読解教材を刺激とした留学生への実践研究から—」（丸山千歌との共同執筆）『日本語教育実践研究フォーラム報告』WEB版、11頁< http://www.nkg.or.jp/jissensha/hokoku > 2007年
20. 「第7章 学部初年次教育としての日本語教育に求められるもの—帰国生に対する教育実践から—」小川貴士編『日本語教育のフロンティア：学習者主体と協働』133-160頁、くろしお出版、2007年10月
21. 「PAC分析におけるフェイスシートの開発に向けた課題—日本語教材と学習者のインタラクションの解明に向けた研究のために—」（丸山千歌との共同執筆）『横浜国立大学留学生センター教育研究論集』15、横浜国立大学留学生センター、3-19頁、2008年3月
22. #「統計は怖くない！ 図を見てわかる直感的統計分析 論文理解のための構造方程式モデリング（SEM）入門」（要弥由美との共同執筆）『日本語教育実践研究フォーラム報告』WEB版、 11頁< http://www.nkg.or.jp/jissensha/hokoku > 2008年12月
23. 「教師の実践的思考を探る上でのビリーフ質問紙調査の可能性と課題—日本語教育における教師の実践的思考に関する研究(3)—」（嶽肩志江・坪根由香里との共同執筆）『横浜国立大学留学生センター教育研究論集』16、横浜国立大学留学生センター、37-56頁、2009年
24. #「教師のビリーフ研究におけるPAC分析活用の可能性と留意点―HALBAUとSPSSによる分析結果の相違についての考察から―」（坪根由香里・嶽肩志江との共同執筆）『言語文化と日本語教育』38、お茶の水女子大学日本言語文化学研究会、30-38頁、2009年
25. 「日本語学習者と読解教材のインタラクションの解明に向けた縦断的調査－PAC分析を研究手法として－」（丸山千歌との共同執筆）『横浜国立大学留学生センター教育研究論集』17、横浜国立大学留学生センター、101-133頁、2010年3月
26. #「PAC分析における好ましい統計処理とは―ソフトウェアによってデンドログラムが相違する問題への対処のために―」（丸山千歌との共同執筆）『ICU日本語教育研究』6、ICU日本語教育研究センター、27-47頁、2010年3月
27. 「日本語教科書に見られるステレオタイプを日本語教師はどうとらえたか——多様な日本語学習者への実践経験を持つ日本語教師へのパイロットスタディ——」（丸山千歌との共同執筆）『横浜国立大学留学生センター教育研究論集』18、横浜国立大学留学生センター、33-52頁、2011年3月
28. 「ある若手日本語教師の海外派遣前後の意識の変容—非母語話者日本語教師との協働に関するPAC分析インタビューより—」（丸山千歌との共同執筆）『ICU日本語教育研』、ICU日本語教育研究センター、33-53頁、2011年3月
29. #「ステレオタイプ的な読解教材に学習者の留学経験はいかに反応するか—日本語学習者に対するPAC分析法による縦断的研究からの示唆—」（丸山千歌との共同執筆）『日語学研究』、徐敏民編、華東師範大学出版社、203-213頁、2011年
30. #「PAC分析法における統計処理の留意点―よりよい実施とデータ解釈のために―」（坪根由香里・嶽肩志江との共同執筆）『日本語教育実践研究フォーラム報告』WEB版、10頁、< http://www.nkg.or.jp/jissensha/hokoku >、2011年
31. #「ノンネイティブ新人日本語教師にとっての研修の意義―PAC分析によるタイ人新人日本語教師のビリーフ調査から―」（八田直美・嶽肩志江・坪根由香里との共同執筆）『国際交流基金日本語教育紀要』8、国際交流基金、23-39頁、2012年
32. 「PAC分析と質問紙調査併用によるビリーフ研究—あるタイ人日本語教師の事例より—」（嶽肩志江・坪根由香里・八田直美との共同執筆）『横浜国立大学留学生センター教育研究論集』20、横浜国立大学留学生センター、93-114頁、2012年3月
33. #「日本語教育研究におけるPAC分析を活用した研究の展開」（丸山千歌との分担執筆）修刚、李运博主编『新时代的世界日语教育研究』146-152頁）高等教育出版社、2012年11月
34. 「韓国人経験日本語教師のビリーフを探る―「いい日本語教師」に関するPAC分析の結果から―」（坪根由香里・八田直美との共同執筆）『大阪観光大学紀要』13、大阪観光大学、67-78頁、2013年3月
35. 「中国人経験日本語教師の「対学習者」ビリーフとその背景を探る―「いい日本語教師」に関するPAC分析の結果から―」（坪根由香里・嶽肩志江との共同執筆）『大阪観光大学紀要』14、大阪観光大学、59-68頁、2014年3月
36. 「ある日本語授業についての経験日本語教師Aの語りとその背後にある意識—マルチメソッドによる分析—」（嶽肩志江・坪根由香里との共同執筆）『ICU日本語教育研究』10、ICU日本語教育研究センター、3-26頁、2014年3月
37. 「日本語教育プログラムの大学国際化への貢献を評価する際の課題」（丸山千歌・池田伸子との共同執筆）『ICU日本語教育研究』11、ICU日本語教育研究センター、31-41頁、2015年3月
38. 「「いい日本語教師」に関する中国人新人教師のビリーフ―PAC分析の結果から―」（坪根由香里・嶽肩志江との共同執筆）『大阪観光大学紀要』15、大阪観光大学、33-42頁、2015年3月
39. 「『留学』の先を見据えた日本語教育」（丸山千歌との共同執筆）『ことば・文化・コミュニケーション : 異文化コミュニケーション学部紀要』7、立教大学異文化コミュニケーション学部、1-16頁、2015年
40. #「渡日前の留学経験が日本語読解教材の読みに何をもたらすか―PAC分析による日本語学習者ABに対する縦断研究から―」（丸山千歌との共同執筆）『日本語教育実践研究』2、立教日本語教育実践学会、16-27頁、2015年
41. 『日本語教育のための質的研究 入門--学習・教師・教室をいかに描くか』舘岡洋子編著、ココ出版、東京、2015年10月（第11章 221–246頁を坪根由香里と分担執筆「第11章 日本語を母語とする現職日本語教師Aの「いい日本語教師観」--PAC分析を活用してわかること」）
42. 「『実践的な日本語』『考えさせる授業』を意識する中国人日本語教師—その背景と彼らが目指す授業—」（坪根由香里・嶽肩志江・八田直美との共同執筆）『大阪観光大紀要』16、大阪観光大学、33-42頁、2016年3月
43. 「初級後半日本語の授業におけるオンライン・ツールの使用— ICU 夏期日本語教育での実践から」『ICU日本語教育研究』12、ICU日本語教育研究センター、48-60頁、2016年3月
44. #「日本語教育プログラム運営における開発型評価活用の意義と可能性」（丸山千歌、池田伸子との共同執筆）『日本語教育実践研究』3、立教日本語教育実践学会、20-31頁、2016年
45. #「日本語教育プログラムにおける開発型評価の導入―評価的思考を組み込んだプログラム運営とは―」（丸山千歌、池田伸子との共同執筆）『立教日本語教育実践学会』5、立教大学日本語教育実践学会、90-102頁、2017 年
46. 「2018年度ある翻訳者が自立に至る径路―移動して学ぶ時代の日本語教育への示唆―」（丸山千歌との共同執筆）、『立教日本語教育センター紀要』１1、2018年3月
47. #「タイ人の新人日本語教師と経験日本語教師に共通して見られる「いい日本語教師」に関するビリーフ」（坪根由香里、嶽肩志江、八田直美との共同執筆）『PAC分析学会ジャーナル』第1巻第1号、11-21、2017年、_https://pacanalysis.jimdo.com/%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%AA%8C/jpac001.pdf
48. #「タイ人日本語教師Aのビリーフの形成と変容‐PAC分析による縦断的調査から‐」（坪根由香里、八田直美との共同執筆）」『海外日本語教育研究』第4号、1-22、2017年、 https://kg-nk.jimdo.com/%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%AA%8C/%E7%AC%AC4%E5%8F%B7-2017-06/
49. 「縦断的質問紙調査から見るタイ人日本語教師 A のビリーフ」（大阪観光大坪根由香里・八田直美・小澤伊 美・内田陽子との共同執筆）『大阪観光大学紀要』18、1-9、2018年3月、 http://id.nii.ac.jp/1515/00000237/
50. 「第一言語／継承日本語話者である大学生のための日本語教育」『ことばと文字』2018年4月、くろしお出版、148-156
51. 「対談録 国際バカロレアにおける言語の指導 : すべての教師は言語の教師である」（大迫弘和・小澤伊久美）『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』14、15-24、2018年3月、MHB研究会
52. 「国際バカロレアの求める言語力」『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』14、1-14、2018年3月、MHB研究会
53. 「日本語学習者のための中級レベルの文法指導（フォーラム要旨）」（冨倉教子・桜木ともみ・小澤伊久美・山下早代子との共同発表）JALT JSLSIG Forum 2018, JALT SIG Newsletter （印刷中）
54. 「日本語学習者のための中級レベルの文法指導」(印刷中) Japanese Grammar World https://teachingjapanesegrammar.com/
55. 「日本語学習者の人生の径路に表れる日本との接触－日本に住み、働きつづける日本留学経験者Bの場合－」『立教日本語教育センター紀要』2、2019年3月（20ページ、丸山千歌との共同執筆）
56. 「母語・継承語・バイリガル教育(MHB)研究のこれまで(2014-2018) とこれから」 （湯川 笑子、加納 なおみ 、服部 美貴 、佐野 愛子、櫻井 千穂、小澤 伊久美、バトラー 後藤 裕子）『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』15、1-37.（担当はpp.23-26）、MHB学会、2019年6月
57. 「JLP祭2018 報告」『ICU日本語教育研究』2019年3月、ICUグローバル言語教育研究センター

学会発表

1. 「日本語の小説における語り方についての試論−村上春樹の『風の歌を聴け』と村上龍の『限りなく透明に近いブルー』の分析を中心に−」ICU日本語教育40周年記念研究会、於ICU、1994年3月26日
2. 「村上龍の『海の向こうで戦争が始まる』の語り手が立つ場所」第15回日本記号学会大会、於横浜開港記念会館、1995年5月13日
3. 「作家の誕生の物語−『限りなく透明に近いブルー』−」女性文学会、於専修大学、1995年7月
4. 「村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』」女性文学会、於昭和女子大学、1997年1月27日
5. 「大学における「帰国生のための日本語教育」の学習目標」平成9年度日本語教育学会春季大会（廣瀬正宜、中村一郎、中川健司、丸山千歌との共同研究）、於慶応大学、1997年5月25日
6. 「ICUにおける帰国生対象の日本語クラスについて−対象、目標、シラバス、教材、クラス活動の紹介と今後の展望（Special Japanese Program Aの場合）」ICU日本語教育研究センター研究例会、於ICU、1997年11月19日
7. 「視覚的モデル提示を活用した口頭発表指導法—帰国生である大学生に対する日本語クラスからの提言—」（丸山千歌との共同研究）第9回小出記念日本語教育研究会、於東京女子大学、2000年7月1日
8. 「実用的ではなく身近な題材でもない教材を用いた学習を学習者はなぜ好意的に評価したか—ある中級日本語クラスにおける「学び」の様相—」平成12年度日本語教育学会秋季大会、於名古屋外国語大学、2000年10月8日
9. 論文執筆の準備段階としての書き方指導—帰国大学生対象のクラスでの試み—」（丸山千歌との共同研究）第10回小出記念日本語教育研究会、於東京女子大学、2001年7月7日
10. ｢状況的学習論とコミュニカティブ言語教授法｣（パネルディスカッション『状況論的アプローチと日本語教育研究』のパネルの一人として、神吉ういち、石黒広昭、西口光一、岡本能里子と共に参加）平成14年度日本語教育学会春季大会、於お茶の水女子大学、2002年5月26日
11. 日本語教育における教師の実践的思考に関する研究−ベテラン教師と新人教師の比較より−」（嶽肩志江・坪根由香里との共同研究）、平成16年度日本語教育学会春季大会、於東海大学、2004年5月23日
12. 「日本語教師が直面する多様な『溝』を乗り越える」（シンポジウム司会及び「1.『溝』に関するアンケート結果報告」を担当）、第13回小出記念日本語教育研究会、於姫路獨協大学、2004年7月3日
13. 「『イマ』という時間意識が言語化する動詞の本質」（ワークショップ『「イマ・ココ」の日本語：その認知のあり方と日本語教育への提言』の参加者の一人として、新村朋美、熊倉千之、守屋三千代、潘鈞、池上嘉彦と共に参加）、第5回（2004）日本認知言語学会全国大会、於関西大学、2004年9月18日
14. 「ITの日本語教育への利用１ パートII」ICU日本語教育課程・日本語教育研究センター共催 第48回研究例会、於ICU、2005年2月1日
15. 「日本語教育における教師の実践的思考に関する研究ベテラン教師と新人教師の比較より−授業観察時の発話プロトコルと授業観察直後の感想レポートから」（嶽肩志江・坪根由香里との共同発表）質的アプローチ研究会、於AJALT、2005年3月5日
16. 日本語教育における教師の実践的思考に関する研究（2）−ベテラン教師と新人教師の授業観察レポートの比較より−」（嶽肩志江・坪根由香里との共同研究）、平成17年度日本語教育学会春季大会、於横浜国立大学、2005年5月22日
17. 「川端康成『雪国』に見られる話者の時間意識 —原文と英訳との比較から—」（ワークショップ『『雪国』にみる日本語の認知言語学的特徴 中国語訳・英語訳と対照して』の参加者の一人として、新村朋美・徐一平・守屋三千代・熊倉千之・盛文忠と共に参加）、 第6回（2005）日本認知言語学会全国大会、於お茶の水女子大学、2005年9月18日
18. 「時に関する日英対照」（『ワークショップ：認知言語学と日本語学・日本語教育・日本文学の研究』に、池上嘉彦・新村朋美・徐一平・潘鈞・近藤安月子・守屋三千代・熊倉千之・盛文忠と共にパネリストの１人として参加）北京日本学研究中心20周年記念シンポジウム、於北京日本学研究中心、2005年10月15日
19. 「PAC分析データを基に実践研究を考える -読解教材を刺激とした留学生への質的調査から-」（丸山千歌との共同ワークショップ）2007年度日本語教育学会実践フォーラム、於早稲田大学東伏見キャンパス、2007年8月5日
20. 「帰国生のための日本語教育 漢字教育から情報発信能力の養成へ」（鈴木庸子、廣瀬正宜との共同発表-口頭発表とポスター発表）日本語教育方法研究会、於京都外国語大学、2007年9月23日
21. 日本語教師のビリーフ調査へのPAC分析の活用について—先行研究とパイロット調査との比較から—」（坪根由香里との共同発表）PAC分析学会第１回研究大会、於和光大学、2008年3月1日
22. 「研究手法体験型ラウンドテーブル 統計は怖くない！ 図を見てわかる直感的統計分析 論文理解のための構造方程式モデリング（SEM）入門 」（要弥由美との共同ラウンドテーブル）2008年度日本語教育学会実践フォーラム、於早稲田大学東伏見キャンパス2008年8月3日
23. 「日本語教師のビリーフ調査へのPAC分析の活用について—先行研究とパイロット調査との比較から—」（坪根由香里・嶽肩志江との共同発表）PAC分析学会第2回研究大会、於東邦大学、2008年12月6日
24. 「SPSSとHALBAUによるPAC分析インタビューの比較—デンドログラムの相違がインタビューに与える影響についての一考察—」（丸山千歌との共同発表）PAC分析学会第3回研究大会、於明治学院大学、2009年12月19日
25. 「日本語学習者の経験は日本語読解教材に対する反応にいかに表れるか—PAC分析法を用いた縦断的研究から—」（丸山千歌との共同発表）世界日本語教育大会、於台湾国立政治大学、2010年7月31日
26. 「PAC分析によるタイ人新人・経験日本語教師の「いい日本語教師」像の比較」（坪根由香里・嶽肩志江・八田直美との共同発表）世界日本語教育大会、於台湾国立政治大学、2010年7月31日
27. 「PAC分析のデータを実施者・被検者・第三者が共に語り合うデータセッション」（内藤哲雄・能智正博・丸山千歌との共同発表：丸山千歌との共同企画）PAC分析学会4回研究大会、於横浜国立大学、2010年12月11日
28. 「PAC分析と質問紙調査の併用によるノンネイティブ日本語教師のビリーフ研究 －あるタイ人教師の事例より－」（嶽肩志江・坪根由香里・八田直美との共同発表）PAC分析学会第4回研究大会、於横浜国立大学、2010年12月11日
29. 「日本語学習者が読解教材から連想するイメージーPAC分析法を活用した留学前・中・後の縦断研究からー」（丸山千歌との共同発表）第32回異文化間教育学会大会、於お茶の水女子大学、2011年6月11日
30. 「PAC分析法と質問紙によるタイ人新人日本語教師のビリーフ調査―ノンネイティブ新人教師にとっての研修の意義を考えるために―」（八田直美・坪根由香里・嶽肩志江との共同発表）第20回小出記念日本語教育研究会、2011年7月2日
31. 「研究手法体験型ラウンドテーブル PAC分析法における統計処理を理解する—実施時・データ解釈時に留意すべきこと−」（坪根由香里・嶽肩志江との共同ラウンドテーブル）2011年度日本語教育学会実践フォーラム、於横浜国立大学2011年8月6日
32. 「タイ人日本語教師のビリーフ・システム―構造方程式モデリング（SEM）によるモデル化の試み―」（坪根由香里・八田直美・嶽肩志江・要弥由美との共同発表）、世界日本語教育大会、於天津外国語大学、2011年8月20日
33. 「留学経験から考える日本語教育の可能性—PAC分析を活用した縦断的研究から—」（丸山千歌との共同発表）、世界日本語教育大会、於天津外国語大学、2011年8月20日
34. 「PAC分析の刺激について考える」（丸山千歌との共同企画、丸山千歌・内藤哲雄・井上孝代・いとうたけひこ・岸太一との共同ワークショップ）PAC分析学会5回研究大会、於国際基督教大学、2011年12月17日
35. 「同じ読解教材を刺激としたことがいかに連想に現れたか—留学生Fに対する縦断的PAC分析調査から—」（丸山千歌との共同発表）第5回PAC分析学会大会、於国際基督教大学、2011年12月17日
36. 「多文化多言語環境にある子どもの支援のために」母語・継承語・バイリンガル教育研究会2012年度研究大会第三部（企画・司会）、於桜美林大学四谷キャンパス、2012年8月6日
37. 「現場日本語教師主体のプログラム評価の提案」（古川嘉子・中河和子・札野寛子らとの共同発表、パネル及び司会）、2012年日本語教育国際研究大会パネルセッション、於名古屋大学、2012年8月19日
38. 「留学設計プログラムの違いが日本語学習者の読解教材への反応にいかに現れるか」（丸山千歌との共同発表）第6回PAC分析学会大会、於金沢工業大学、2012年12月8日
39. 「中国人経験日本語教師の「対学習者」ビリーフとその背景を探る――「いい日本語教師」に関するPAC 分析の結果から――」（坪根由香里、嶽肩志江との共同発表）平成25度日本語教育学会秋季大会、於関西外国語大学、2013年10月14日
40. 「「いい日本語教師」に関する中国人新人教師のビリーフの特徴―日本、日本文化に対する意識を中心に―」（八田直美、坪根由香里、嶽肩志江との共同発表）2014シドニー日本語教育国際研究大会、シドニー工科大学、2014年7月11日
41. 「継承日本語話者である大学生のための日本語教育―カリキュラム・プレースメント・教材開発・授業案―」（田中和美・尾崎久美子・鈴木庸子とのデモンストレーション）、母語・継承語・バイリンガル教育研究会2014年度研究大会（2014年8月7日）、於国際基督教大学.（予稿集43-44頁）
42. 「立教大学日本語教育センターの評価 —学生を対象としたパイロット調査より—」（丸山千歌との共同発表）、立教日本語教育実践学会、於 立教大学、2015年3月4日
43. 「中堅タイ人日本語教師の『いい日本語教師』に関するビリーフの変容とその要因」（坪根由香里・八田直美との共同発表）、タイ国日本語教育研究会第27回年次セミナー、於国際交流基金バンコク日本文化センター、2015年3月21日
44. “The Japanese-language learners’ responses to reading materials: the influence of study overseas experience prior to Japan” (with MARUYAMA, Chika), Mixed Methods International Research Association (MMIRA) Asia Regional Conference in Osaka Japan, The Inaugural Conference for Japan Society for Mixed Methods Research (JSMMR)), Sept 19th, 2015, at Ibaraki campus of Ritsumeikan University.
45. 「経験タイ人日本語教師の『いい日本語教師』に関するビリーフの変容とその要因」（坪根由香里・内田陽子・八田直美との共同発表）、タイ国日本語教育研究会第28回年次セミナー、於国際交流基金バンコク日本文化センター、2016年3月19日
46. 「第一言語/継承語としての日本語教育プログラム」（武田知子とのデモンストレーション）、母語・継承語・バイリンガル教育研究会2016年度研究大会（2016年8月9日）、於お茶の水女子大学.（予稿集84-85頁）
47. 「タイ人日本語教師Aのビリーフの形成と変容 ―PAC分析による縦断的調査」（坪根由香里・八田直美との共同発表）、ICJLE2016日本語教育国際研究大会、バリ、 2016年9月10日
48. 「日本語教育プログラムの利害関係者の声を聞く―プログラムに影響を与える多様な要因の可視化と運営への示唆」( 丸山千歌・池田伸子との共同発表）、ICJLE2016日本語教育国際研究大会、バリ、 2016年9月10日
49. 「中堅タイ人日本語教師Xのビリーフを探る－形成・変容とその要因－」（坪根由香里・八田直美・内田陽子との共同発表）、日本語教育学会秋季大会、於松山コンベンションセンター、2016年10月9日
50. 「共通論題 1 テストに拠らない学校評価の試み―学校評価士による学校評価の可能性と課題」座長・モデレーター、日本評価学会第17 回全国大会、2016年11月26日、於 広島大学
51. 内田陽子・坪根由香里・小澤伊久美・八田直美（2017）「教師ビリーフはどのような経験によって形成されるか―経験タイ人日本語教師2名に対する調査から―」日本語教育学会春季大会、於早稲田大学、2017年5月21日
52. 坪根由香里・八田直美・小澤伊久美・嶽肩志江（2018）「韓国新人日本語教師は学習者をいかに動機づけようと考えているか」内田陽子・坪根由香里・小澤伊久美・八田直美、沖縄県日本語教育研究会、琉球国際大学、2018年3月3日
53. 内田陽子・坪根由香里・八田直美・小澤伊久美「タイ人日本語教師Ｂの初任期から４年間のビリーフの形成と要因―PAC 分析を用いた縦断的調査から―」小出記念日本語教育研究会、2018年6月30日、国際基督教大学
54. 「初級後半の会話授業に関する日本語教師のビリーフ —日本の大学で教える教師への質問紙調査の結果から—」小澤伊久美・坪根由香里・嶽肩志江・要弥由美、日本語教育国際大会、カ・フォスカリ大学（ヴェネチア）、2018年8月4日
55. 「日本に住み、働き続ける径路に表れる日本留学、日本語学習経験」丸山千歌との共同発表、 日本語教育国際大会、カ・フォスカリ大学（ヴェネチア）、2018年8月4日
56. Teaching intermediate level grammar for JSL『日本語学習者のための中級レベルの文法指導』JALT International Conference 2018， JALT JSLSIG Forum 2018、冨倉教子（TOMIKURA, Kyoko）、桜木ともみ、小澤伊久美、山下早代子、 Facilitator: Megumi Kawate-Mierzejewska、2018年11月24日、グランシップ静岡
57. 「留学体験を持つ日本語学習者Xが日本に住み、働き続ける径路——Xは分岐点でどのような葛藤を経験しているか—」（丸山千歌との共同発表）沖縄県日本語教育研究会、琉球国際大学、2019年3月9日
58. “The Trajectory of an Ex-Student of Japanese Language on Choosing Japan as the Place of Living”, Ikumi OZAWA & Chika MARUYAM, poster presentation, at The 1st Transnational Meeting on TEA, 2019/3/2 (Sat) at Ritsumeikan University OIC, Osaka, JAPAN
59. 
    

講演・ワークショップ等

1. 「PAC分析ワークショップ」大学院文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻（日本語教育コース）「日本語教育演習Ａ」における特別講義（2008年7月10日、7月17日の２回）於 昭和女子大学.
2. 「帰国生に対する日本語教育」横浜国立大学大学院「日本語教育学講義 I 」における特別講義（2008年11月17日）於 横浜国立大学.
3. 「ICUにおける帰国生・継承語学習者に対する日本語教育―現状と課題―」（早稲田大学川上郁雄先生科研費による発表会にて話題提供）（2010年7月19日）於 早稲田大学
4. 「教室外の学びを視野においた教室活動」「考える力を育成し、豊かな語りを引き出すためのグループ分担読み」、日本語教育ワークショップ 2012 春（2012年5月12日〜同13日）於 東海大学ヨーロッパ学術センター（要旨は報告書7-34頁に掲載）
5. 「大学の国際化とプログラム評価」、立教大学日本語教育センターシンポジウム2013「海外の大学が日本の日本語教育機関に期待すること」（パネルの一人として）（2013年12月21日）於 立教大学
6. 「大学の国際化とプログラム評価——日本語教育プログラムの貢献をどう評価するか」、立教大学日本語教育センターシンポジウム2014「大学の国際化と大学評価 ―日本語教育プログラムの貢献をどう評価するか ―」（指定討論者の一人として）（2014年12月6日）於 立教大学
7. 「大学の国際化と日本語教育におけるプログラム評価 ―過去・現在・未来―」（コメンテーターの一人として）於 立教大学日本語教育センターシンポジウム（2015年12月5日）於 立教大学
8. 「質的研究と私——PAC分析を中心に——」第５回英語教育における質的研究コンソーシアム(QRCEE)、2017年3月25日、於 東洋英和女学院大学大学院六本木キャンパス

【競争的資金獲得状況】

1. 国際基督教大学研究助成基金補助金「ICU帰国本科生に対する日本語教育プログラム開発に関する研究」（共同研究の代表者）
2. 国際基督教大学研究助成基金補助金「教職の専門性の探求—現職日本語教師の教員研修のあり方に関する研究」（共同研究の代表者）
3. 横浜国立大学若手研究者支援制度「日本語教育が発信する日本・日本語の基礎研究」（研究分担者、代表者は丸山千歌）
4. 科学研究費助成金「PAC分析法を活用した学習者が日本語教材から受ける影響と学習者要因の解明」（研究分担者、代表者は丸山千歌 課題番号：19520449）
5. 科学研究費助成金「オン・ゴーイング法とPAC分析法の活用による日本語教師の実践的思考の解明」（研究代表者 課題番号：19529005）
6. 早稲田大学特定課題研究助成費研究「海外ノンネイティブ日本語教師のビリーフ調査—PAC分析法とSEMによる国別比較」（共同研究者、代表者は坪根由香里）
7. JICUF 助成金「帰国生と継承語学習者への日本語教育を考える会」（企画）
8. JICUF Visiting Professorとしての中島和子先生招聘（企画）
9. 国際基督教大学研究助成基金補助金「Non-Japaneseの４年本科生に対する日本語教育の評価の試み」（研究代表者）
10. 科学研究費助成金「量的・質的ビリーフ研究から海外ノンネイティブ日本語教師の研修に必要なものを探る」（研究分担者、代表者は坪根由香里、課題番号：32689）
11. 国際基督教大学国際学術交流基金（滞在する海外の著名な学者の本学における学術講演）「大学におけるJSLプログラム評価：実践と結果の利用」（企画）
12. 国際基督教大学研究助成基金補助金「Non-Japaneseの４年本科生に対する日本語教育の評価の試み」（研究代表者）
13. JICUF Visiting Professorとしての渡邊有樹子先生招聘（企画）
14. 科学研究費助成金「留学経験から発想する日本語授業の新たな意義—PAC分析を活用した縦断的研究—」（研究分担者、代表者は丸山千歌 課題番号：23520617）
15. 科学研究費補助金 ( 基盤研究(C) )「大学国際化に対する日本語教育プログラムの貢献の評価—参加型評価によるモデル立案—」（研究代表者、課題番号：60296796）
16. 科学研究費補助金 ( 基盤研究(C) )「海外ノンネイティブ日本語教師のビリーフ変容過程に関する縦断的研究」（研究分担者、代表者は坪根由香里、課題番号：80327733）
17. 科学研究費補助金 ( 基盤研究(C) )「移動して学ぶ」時代の日本語教育―留学体験の意味づけの変容・維持過程の分析からー」（研究分担者、代表者は丸山千歌、課題番号：16K02824）
18. 科学研究費補助金 ( 基盤研究(C) )「大学日本語教育プログラムを対象とした開発型評価ー持続可能で有用な開発型評価とは」（研究代表者、課題番号：17K02863）

【学会・社会活動歴】

学会活動

1. 小出記念日本語教育研究会
   • 研究委員（2002年9月〜2004年9月）
   • 事務局（2004年9月〜2016年7月）
2. 母語継承語バイリンガル教育(MHB)研究会
   • 理事（2009年8月〜2018月3月）
   • 編集委員（2014年9月〜2016月8月）
   • インターナショナル・スクール部会代表 （2016年4月〜2018年3月）
   • 大会実行委員長（2016年8月〜2017月8月）
3. 日本語教育学会
   • 編集委員（2011年7月〜2015年6月）
   • 評議員（2011年11月〜2013年4月）
   • 代議員（2013年5月〜2017年5月）
   • 審査・運営協力員（2016年7月〜至現在）
4. PAC分析学会
   • 理事（2011年12月〜2015年12月）
5. 母語継承語バイリンガル教育(MHB)学会
   • 理事（2018年4月〜至現在）
   • インターナショナル・スクール部会代表（2018年4月〜至現在）
   • 編集委員（2018年8月〜至現在）
   • 会計（2018年8月〜至現在）

社会活動

1. 『災害被害者の心のケアのために』（ペルシャ語版）の発行 と配布（2004年1月〜2004年12月）
2. 清瀬市立第五中学校外部評価（2015年4月〜2018年3月）

【その他】

1. 日本語教育能力検定試験合格（1990年12月）
2. 日本評価学会認定評価士（2012年9月認定）
3. 日本評価学会認定学校評価士（2012年10月認定）