D-POWER®

電力は、地上からケーブルを経由してドローンへと高電圧にて供給されます。

ドローンに搭載された変圧器がバッテリー代わりとなり、安定した長時間フライトを可能にします

”D-POWER”は、㈱佐竹技研の登録商標です。登録番号 第6008383号

JAPAN DRONE 2018 D-POWER & Maxell 紹介 PV

有線給電システムの共同開発の検討もいたします。技術のライセンス契約等も行っており、

ご興味のある方は、お気軽にご相談のほどよろしくお願いいたします。


Q. D-POWER の装置構成は?

A. 「地上側電源装置 ━ 給電ケーブル ━ ドローン側変圧器 ━ドローン」の構成となります。

Q. D-POWER で飛行できるドローンは?

A. 市販ドローンのカスタマイズを承ります。またインフラ点検に特化したドローンを含めた提案も可能です。

弊社は知的財産「特許登録 第6448071号「点検対象面の任意の方向へ自由に移動可能であって、橋梁・トンネル等のインフラ点検に好適なドローンを提供するドローン」やノウハウを持っております。

Q. 海外でD-POWERを使用する事は出来ますか?

A. D-POWERは日本国内を前提に開発されており、海外では性能を保証することができません。また海外における法律(電気関連法、電波関連法)違反になる可能性もあるので使用しないでください。

Q. 地上側電源装置に必要な電源容量は?

A. 商用電源 AC100V 15A の容量を確保して下さい。

Q. 地上側電源装置は発電機にて使用できますか?

A. 確認済みの発電機があります。お問い合わせください。

Q. 給電ケーブルは何メートルですか?

A. 標準で 2-0.3SQ キャブタイヤケーブル 30メートルとなります。使用する機体と諸条件によって給電ケーブルの延長が可能となります。有線給電システムに特化した特殊ケーブルが対応できる場合もあります。お問い合わせください。

Q. 給電ケーブルの切断時、ドローン側変圧器の異常時は即墜落ですか?

A. ドローン側に冗長化ユニットを搭載(緊急時はマクセル製バッテリーにより給電)によって飛行を継続することが可能です。

Q. ドローン側変圧器は防水仕様ですか?

A. 防水仕様ではありませんので、雨や雪が降っている環境下では使用しないでください。

Q. 地上側電源装置のデジタルメーターには、どのような情報が表示されますか?

A. 正常な場合、電圧値 355V ±10V 電流値 0~3A の範囲で値を示します。

Q. 地上側電源装置のケースは、防水・防塵仕様ですか?

A. ケースの蓋とパッドロックがしっかりと閉まっている場合は、防水・防塵性能を実現します。

Q. 地上側電源装置は、有線給電中に蓋を閉められますか?

A. ケースの蓋は閉めないでください。有線給電中は、内蔵の冷却ファンが装置を冷却しています。蓋を閉めると放熱が妨げられ、装置が過熱してしまう恐れがあります。使用中は、蓋を閉めずに開けたままにしておいてください。

Q. D-POWER を砂地のような環境で使用した場合、使用後にチェックする必要がありますか?

A. 砂の多い環境で使用した場合、耐用年数を伸ばすため使用後はチェックしてください。地上側電源装置の冷却ファン内部に微粒子が侵入する場合があります。異音などが発生した場合は、アフターサービスまでお問い合わせください。