ファーマーズマーケット in NAGANO

投稿日: Apr 24, 2010 5:38:59 AM

農業+デザインの可能性を提案します」というのがいいと思います。

以下、ウェブから転載。

農家の息子であるグラフィックデザイナー「トドロキデザイン」さんによるファーマーズマーケットを開催いたします。5月の素材は「アスパラガス」。販売促進デザインの提案やグッズなどを通してアスパラガスの魅力を探り、農業+デザインの可能性を提案します。朝採り新鮮アスパラガスの販売や、カフェではアス パラガスを使った期間限定メニューもあります。旬のアスパラガスを目と舌でお楽しみください。

今後も月に一度程度、D&DEPARTMENT PROJECT NAGANOにて、生産者を招いたD勉強の会などを開催していく予定です。お楽しみに。

D&DEPARTMENTは、農業もデザインしていました。→D&FARM

「99%やっていることは農業ですが、1%のデザインの視点があることで、変化していく農業デザインの可能性を実感するプロジェクトです。」とあります。

「2000坪の人里離れた静かな山の中で野菜とハーブの栽培をしています」とのことですが、どのくらい奥なのかが気になったりします。

「美味しいよ」だけじゃなく、「より美味しく食べる」「より楽しい食卓を作る」「より楽しく料理(家事)をする」手だてを伝えたり提案することも、大切かなと思いました。

(以下村越 2010.4.25追記)

気のついたところをメモってみました。弘美さんへ、D&DEPARTMENT PROJECT NAGANO のレポート楽しみにしています。

●「より美味しく食べる」には ...

    1. 健康的な食材

    2. 基礎的な調理技術と設備

    3. 食べる環境と楽しい雰囲気

    4. 空腹と健康な体

    5. 食や食材等の経験や知識

●「より楽しい食卓を作る」には ...

    1. 食卓を囲む人の円満な関係

    2. 適切な生活環境と衛生

    3. 五感で感じる快適要素

    4. 場に合った会話

●「より楽しく料理(家事)をする」には ...

    1. 調理や食事(家事)の過程で人と喜びを共有する

    2. 過程や結果を自己で満足する

デザインというものについて

    • 「この錦鯉のデザインはいいね。」と養鯉業者さんが言います。鯉は自らの意思で人が見て選ばれる模様を表現しているわけではないはずです。アスパラに限らず野菜はどれも素晴らしいデザインを持っていると思いますが、それを美しいと感じるのは人間の、それも見る人それぞれのフィルタを通した感覚です。つまり人によって評価が違うし、同じ人でもそのモノサシ(価値観や基準)は、経験などによって入ってくる情報によってどんどん変化していきます。

    • 料理はデザインそのものです。色形、食感、栄養、熱、味、配置・・材料と道具を使って、器や食卓にこれらをデザインするわけです。

    • しかし、美術単独のデザインと状況が少し違うのは…「可食」「美味」「食べる人の嗜好性」「空腹を満たす」などの条件があるのが特徴です。完成形を維持しないのも特徴です。栄養や消化..であれば、音楽や舞台以上にリアルなライブ感を伴なっているのも特徴です。