ラーニング(36)
スポーツと栄養について
スポーツ選手にとって大事な身体作りは日々のトレーニングはもちろん、そのトレーニングをするためのエネルギーを作る食事がとても大事です。
常に継続して正しく栄養素を摂取することで身体の修復と成長を行うことが可能となります。
栄養素① たんぱく質
・体を形成する必要不可欠な基本の栄養素
・筋肉は水分を除く80%がたんぱく質
・走る、蹴るなどの運動で筋肉は分解され、そのまま修復することなく放置しておくと
ダメージを受けた箇所の回復が遅れ、怪我の原因につながってしまう。
・運動後、しっかりとたんぱく質を摂取することができれば、体内で「超回復」が起こる。
1日に必要なたんぱく質の量
2g×体重㎏=1日に必要なたんぱく質の量
自分の体重が50㎏の場合
2g×50=100gが1日に必要なたんぱく質になります。
1日に必要なたんぱく質を1回の食事で摂取するには難しいので、朝昼晩の3食に必ずたんぱく質を摂取することと、それでも難しいのであればプロテインなどで補うようにしましょう。
しかし、プロテインばかりに頼らず、ちゃんと食事から摂取することが大事であるということは覚えておいてください。
運動後は30分以内にたんぱく質を摂取することが好ましく、さらに炭水化物(糖質)と一緒に摂取することで、筋グリコーゲンが回復し、エネルギーとして分解されていた筋肉も回復に向かいます。
炭水化物(糖質)は8割以上が筋肉中に筋グリコーゲンとして蓄えられています。運動時には、この筋グリコーゲンが使われますが、激しい運動を続けるほど、筋グリコーゲンが不足していきます。そうなると、筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。
ですので、運動後はたんぱく質と炭水化物(糖質)をセットで摂取することが大事と考えたほうが良いでしょう。
毎日たんぱく質をどれだけ摂取しているのか調べてみるのもレベルアップにつながっていくかもしれませんね。