プログラムの先頭でボールの半径を表すrを宣言して10としています。
カラーモードの設定をしています。色の指定は、RGBモードで、それぞれ0~255の数値で指定します。
背景色を黒にする
ellipseは、円を描きます。(中心のx座標,中心のy座標,横幅,縦幅) の順で指定します。中心と半径ではありません。
widthはウインドウの横幅、heightウインドウの高さ、システム変数ので、size()が実行されると値がセットされます。まとめると、中心(200,,300)に横20ピクセル、縦20ピクセルの円を描いています。
ウインドウの座標は、図のように左上が原点(0,0)になります。数学のグラフとは違うので、注意が必要です。
黒い背景に白いボール
//ボールの半径を10
int r=10;
void setup()
{
//ウインドウのっきさを横400縦600にする
size(400,600);
//カラーモードの設定
//RGBの各色を255まで使えるようにする
colorMode(RGB,255);
//背景色を黒にする
background(0,0,0);
}
void draw()
{
//円を描く
ellipse(width/2,height/2,2*r,2*r);
}
疑問
白いボールは、ぜんぜん動きませんが??
答え
それは、プログラムがボールを動かしていないからです。??プログラムを見ると、eclipse(200,300,20,20);をずっとくり返しているので、ボールは動いて見えないのです。
ポイント
このプログラムのvoid draw()の部分を見てください。widthとheightの値は変わらないので、ずっと同じ場所に円を描き続けているのです。
次回は、このボールを動かしてみます。