若森直樹
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簡単な自己紹介
私の専門分野である「産業組織論(Industrial Organization)」は、企業が行う行動(価格差別、製品差別化、参入や退出、カルテル、M&Aなど)を分析する分野です。私はその中でも主に(ミクロ経済理論をベースにした)データ分析を用いて企業行動と消費者行動(及びその帰結としての社会厚生)を研究するする実証産業組織論の経済学者です。企業の中でも特に金融機関や医療機関の行動に興味を持っており、主に日本のデータを用いてInternaional Economic Review、 Journal of Health Economics、Journal of Money, Credit and Banking 等の一流誌に論文を掲載してきました。
また、学術的な研究に加えて、過去にAmazon(アマゾンジャパン合同会社)やDeNA(株式会社ディー・エヌ・エー)などで、専門性を生かすことができる(=経済学とデータ分析を用いた)仕事を行ってきました。そのような仕事に関しましては、現在東京大学エコノミックコンサルティングにてアドバイザーを務めておりますので、そちらまで直接(もしくは私に直接)お問い合わせください。
略歴
1980年東京都目黒区生まれ。その後、香川県高松市、東京都杉並区、東京都練馬区、兵庫県西宮市などと日本各地を転々とする。
学歴・職歴
1996年4月~1999年3月 東京都立西高等学校
2000年4月~2004年3月 慶應義塾大学経済学部
2004年4月~2006年3月 東京大学大学院経済学研究科
2006年7月~2011年5月 University of Pennsylvania に留学、2011年5月にPh.D. in Economics を取得
2011年7月~2012年6月 Bank of Canada (カナダの中央銀行)Currency Departmentにて Senior Analyst として勤務
2012年7月~2015年6月 ドイツ・マンハイム大学にて博士研究員として勤務
2015年7月~2022年3月 東京大学大学院経済学研究科にて講師(テニュア・トラック)として勤務
2022年4月~現在 一橋大学大学院経済学研究科にて准教授(テニュア付)として勤務
政府関連の仕事
2019年7月~2020年7月 金融庁・総合政策局金融研究センター・特別研究員
2020年8月~2021年7月 金融庁・総合政策局金融研究センター・専門研究員
2021年9月~2024年9月 総務省・情報通信経済研究会・構成員
2022年4月~現在 公正取引委員会・競争政策センター・主任研究官
2022年6月~2023年3月 総務省・R4年度電波の利用状況調査の実行及びR5年度電波の利用状況調査の準備等に関わる検討会・委員
2022年11月~2024年6月 金融庁・総合政策局・参事
2023年4月~現在 日本銀行・金融研究所・客員研究員
2023年9月~2023年3月 総務省・R5年度電波の利用状況調査の実行及びR6年度電波の利用状況調査の準備等に関わる検討会・委員
2023年11月~2024年8月 総務省・デジタルビジネス拡大に向けた電波政策懇談会・委員
2024年9月~現在 総務省・R6年度電波の利用状況調査の実行及びR7年度電波の利用状況調査の準備等に関わる検討会・委員
メディア関連の仕事
2021年4月~2023年6月 連載:日本評論社・経済セミナー「実証ビジネス・エコノミクス」(全12回)
2024年6月25日~7月5日 連載:日本経済新聞・やさしい経済学「市場支配力の測り方」(全9回)