学会発行書籍

日本新約学会編

『イエスから初期キリスト教へ 新約思想とその展開』

[青野太潮先生献呈論文集](リトン、2019年)

【目次】

献呈の辞

青野太潮先生 履歴・業績一覧

[献呈論文]

「イエスと初期ユダヤ教神秘主義」(大貫隆)

「イエスの譬えにおける時の造形 -文脈、語り、経験ー」(廣石望)

「クレイア集としてのマルコ福音書 -受難・復活物語ー」(山田耕太)

「ルカ福音書におけるサタンの役割 -救済的視点からー」(本多峰子)

「ルカ文書における百人隊長のモティーフ(ルカ7:1-10;使10)ー異邦人宣教に関するルカ思想の編集史的研究ー」(木原桂二)

「『愚かな金持ち』は貪欲か -ルカ福音書12章13-21節の釈義的考察ー」(嶺重淑)

「ファリサイ派の人と徴税人の祈りの譬の釈義的研究」(大宮有博)

「神の所有としての生 -ルカ福音書20章27-40節についての考察ー」(大澤香)

「イエスの胸に横たわる弟子 -クィア理論とホモソーシャリティ理論によるヨハネ福音書13章21-30節の読解ー」(小林昭博)

「John 19:34b: Blood and Water」(三浦望)

「パウロにおける聞くことと見ること -聴覚的要素と視覚的要素の交錯ー」(原口尚彰)

「ロマ書1章におけるハバクク書の位置付け」(武久盾)

「パウロにおける『自己スティグマ化』の戦略 -ガラテヤ書4章12-15節、フィリピ書2章25-30節によせてー」(大川大地)

「『慰めの手紙』としてのフィリピ書」(伊藤明生)

「キリスト賛歌にパウロが加筆した『十字架の死』の意味に関する一考察 -フィリピ書2章6-11節ー」(古川敬康)

「Iテサロニケ書における十字架の神学」(焼山満里子)

「紀元後1世紀のガリラヤ・サマリア・ユダヤにおける住居の形態 -テル・レヘシュの事例研究に向けてー」(山野貴彦)

「ルター『九月聖書』の書誌学的考察 -第1刷の本文をめぐってー」(辻学)

SUMMARIES(各論文の英文抄録)

執筆者紹介

あとがき