論文
上村静 「ルカはなぜパウロの最期を記さなかったか─ルカの歴史認識─」(p.7)
前川裕 「ヨハネ福音書 9 章で語られる救済思想─その提示方法を中心に─」(p.27)
吉田忍 「1コリント書 15 章 5 節以下における顕現について」(p.47)
論評
須藤伊知郎 「原口尚彰著『幸いなるかな──初期キリスト教のマカリズム(幸いの宣言)──』」(p.61)
浅野淳博 「廣石望著『信仰と経験:イエスと〈神の王国〉の福音』」(p.67)
山田耕太 「上村静著『旧約聖書と新約聖書──「聖書」とは何か』」(p.72)
廣石望「佐藤研著『旅のパウロ──その経験と運命』」(p.77)
原口尚彰「浅野淳博著『ガラテヤ共同体のアイデンティティ形成』」(p.83)
木原桂二「嶺重淑著『ルカ神学の探究』」(p.88)
発表要旨
本多峰子 「イエスの思想における<ファリサイ派の義にまさる義>の意味」 (p.93)
澤村雅史 「マタイによる福音書 28 章 20 節『全て』の指示内容について」 (p.95)
大石健一「抽象的キリスト論に対するアンチテーゼとしてのマルコ福音書」 (p.97)
李明生「ルカ旅行記における『逸脱』と『病』」(p.100)
山田耕太「Q文書における洗礼者ヨハネの悔い改めの説教と洗礼者ヨハネ称賛の説教の修辞学的分析」(p.102)
内田吉則「ローマ人への手紙 5:1-3a における平和と苦難──二種類の神の義に基づく釈義の試み」(p.104)
その他
国際新約聖書学会第67回大会報告(辻学)(p.106)
会員研究業績(2012年4月─2013年3月)(p.111)
2012 年度学会報告(須藤伊知郎)(p.119)
執筆者紹介 (p.145)