言語処理学会では30周年特別記念企画として言語処理技術セミナー2025-1 「大規模言語モデルを活用した言語教育研究」を下記の要領で開催します.
生成 AI を活用した言語教育について基礎から学べる本セミナーでは,言語教育研究分野での活用事例を交えた実践的な講演を予定しています.学生の皆さまをはじめ,多くの方のご参加をお待ちしております.
学生の方は,言語処理学会会員・非会員に関わらず会費は無料です.大規模言語モデルを活用した応用例を広く学べる良い機会ですので,ぜひご参加ください.
李在鎬 先生(早稲田大学)
水本篤 先生(関西大学)
更新情報
開催概要を掲載しました(2024/12/26)
申し込み受付を開始しました(2025/1/09)
参加申し込み受付を終了しました(2025/1/31)
2025年2月13日(木)10:00~14:50
会場:Zoomによるオンライン開催
参加申し込み
参加受付を終了いたしました。多数のお申込を頂きありがとうございました。(1/31)
お申込みいただきますと,参加登録確認メールが自動送付されます.
自動返信メールが受信できない場合は,メールの受信設定をご確認の上,再度フォームよりお申し込みください.
※ 「非会員学生」でお申し込みされた方は,必ず学校のメールアドレスをご登録ください.学校のメールアドレスをお持ちでない方はこの限りではありません.
※ 今回新たに言語処理学会会員にお申し込みされた方は,申し込みフォームの「その他コメント・ご質問」欄にその旨をご記入ください.
※ 言語処理学会会員,および,学生の方の参加費は無料ですが,事前申し込みが必要です.
※ 言語処理学会会員で会員番号が分からない方は,言語処理学会事務局(E-mail: nlp@nacos.com)までお問い合わせください.
今後の手続きについて
◆ 「言語処理学会学生会員・正会員・シニア会員・賛助会員」および「非会員学生」お申込みの方
セミナー1週間前ごろに, 参加証メールを送付させていただきます.聴講方法は参加証メールに記載してあります.
◆ 「言語処理学会非会員一般」で申し込みの方
2025年1月30日(木)までに, 郵便局に備え付けの払込取扱票をご利用の上, ご送金ください.
参加登録を済ませても, 送金締切日までに参加費の入金が完了しなかった場合は, 参加登録はキャンセル扱いとなりますのでご注意ください.
※ご入金いただいた方には, セミナー1週間前ごろに, 参加証メールを送付させていただきます. 聴講方法は参加証メールに記載してあります.
※領収書は2025年2月6日(木)以降にメールで送付させていただきます.
参加費
言語処理学会会員
学生会員・正会員・シニア会員・賛助会員(3名まで):無料
言語処理学会非会員
学生:無料
一般:15,000円(税込)
※今回新たに会員に申し込みをされた場合でも会員価格(聴講無料)が適用されます.言語処理学会の年会費は正会員8,000円です.参加申し込みの締切日までに言語処理学会の年会費の入金が確認でき,入会手続きが完了した方が対象です.言語処理学会へはこちらから入会できます.
※言語処理学会賛助会員所属の方は3名まで無料でご参加いただけます.
※言語処理学会会員, および, 非会員(学生)は, 参加費は無料ですが参加申し込みが必要です.
参加費のお支払い方法(言語処理学会非会員 一般の方のみ)
振込取扱票は1枚につき, 1名様分の送金にご利用ください.
振込取扱票の通信欄には, 以下の2点を必ず明記してください.
(1)参加者氏名
(2)所属機関名
送金手数料は申込者がご負担くださいますようお願いいたします.
振込口座は以下の通りです.
口座番号:00940-9-324358
加入者名:言語処理技術セミナー
なお, 銀行振込として, インターネットバンキング等から, 下記の口座宛にお支払いいただくことも可能です.
その際は必ず, 振込人と参加者氏名を一致させてください.
難しい場合は, 別途入金通知(日付と金額, 参加者氏名)を下記問合せ窓口(中西印刷)までご送付いただきますようお願いいたします.
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:〇九九(ゼロキュウキュウ)店
預金種別:当座
口座番号:0324358
口座名義:言語処理技術セミナー
ゲンゴショリギジュツセミナー
なお, お申込み後にキャンセルされます場合は, 参加申し込みの締切日までに下記問合せ窓口(nlpseminar@nacos.com)までお知らせください.
講演内容
10:00-10:10 オープニング
10:10-11:50 「生成AIとパフォーマンス評価:日本語教育を例に」李在鎬 先生(早稲田大学)
(昼休み)
13:00-14:40 「APIを使って始めるLLM活用:英語の分析を例として」水本篤 先生(関西大学)
14:40-14:50 クロージング
「生成AIとパフォーマンス評価:日本語教育を例に」
李在鎬 先生(早稲田大学)
2022年冬にChatGPTが登場してから言語教育の分野でも度々生成AIのことが話題になっています。しかし、日本語教育の分野ではまだまだ活用事例が少なく、言語教育との共生という点では模索中の段階です。本講演では、言語教育分野におけるパフォーマンス評価の事例紹介を行った上、生成AIを活用した評価活動の実践例を紹介します。これらの事例紹介を通し、言語教育における生成AIの役割と今後の方向性について議論します。
略歴:早稲田大学大学院日本語教育研究科教授。博士(人間環境学、京都大学)。専門は計量言語学および日本語教育。情報通信研究機構自然言語グループ、国際交流基金日本語試験センター、筑波大学人文社会系を経て2016年より現職。
「APIを使って始めるLLM活用:英語の分析を例として」
水本篤 先生(関西大学)
ChatGPTをはじめとする、LLM(大規模言語モデル)を活用したサービスやツールは、研究においても欠かせないパートナーとなりつつあります。特に、大量のテキストデータを対象とした研究においては、ブラウザベースの利用に加え、APIを活用することでより効果的な分析が可能です。本講演では、APIを利用したことがない初心者の方を対象に、OpenAI
APIやGroq API(Llama)を用いた具体的な活用方法を紹介します。自身が行ってきた言語分析やツール開発の事例を交えながら、APIの基礎から応用までを分かりやすく解説します。
略歴:関西大学 外国語学部・外国語教育学研究科教授。専門はコーパスの教育利用,語彙学習方略,言語テスティング。近年はコーパスを利用した学習と指導に関する研究を主に進めている。著作に,『外国語教育研究ハンドブック【増補版】―研究手法のより良い理解のために』(2023年, 松柏社, 共編著),『ICTを活用した英語アカデミック・ライティング指導―支援ツールの開発と実践―』(2017年, 金星堂,編著)などがある。
実行委員長:小町守(一橋大学)
実行委員:石井雄隆(千葉大学)
高瀬翔(SB Intuitions/東北大学)
徳久良子(愛知工業大学/理化学研究所)
森下睦(フューチャー株式会社)
吉田光男(筑波大学)
中西印刷㈱ 言語処理技術セミナー担当 <nlpseminar@nacos.com>