2011年3月1日イベント

2011年3月1日(火)東京・西池袋の自由学園「明日館」にて開催されたファンイベントの様子をご紹介します。

当日は生憎の雨の中、100人以上の方にお集りいただき、とても温かく楽しいイベントとなりました。

ネマニャもとても喜んでいました。

ご来場頂きました皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

まず、樋口裕一ファンクラブ会長よりご挨拶。

「集まった人達皆で考えて企画する、開かれたファンクラブにしたい。ファンクラブの力でネマニャを呼べるようにしたい。」と熱い思いを語って頂きました。

写真上:普段とは違い?やや緊張気味の会長・樋口裕一氏(右)、

司会の副会長・金谷俊一郎氏(左)。

この日の演奏曲:

F.クライスラー/プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ

Kreisler/Prelude and Allegro in the Style of Pugnani

F.シューベルト/ロンドイ長調D.438

Shubert/Rondo in A major  D.438

P.チャイコフスキー/「なつかしい土地の思い出Op.42」より“メロディ”

Tchaikovsky/Souvenir  d'un  lieu  cher Op.42  “Melodie”

A.ビバルディ/協奏曲Op.8「四季」より第2番“夏”第3楽章

  Vivaldi/Concerto Op.8  「Le quattro stagioni No.2  “L'estate”the third movement

J.ウィリアムズ/「シンドラーのリスト」より

Williams/Theme from「Schindler's  list」

この日の演奏予定は、3曲....のはずが、ファンのスタンディング・オベーションに応えてくれたのか、5曲も!

初めの3曲は「悪魔のトリル」CDにも収録されているので用意されていたのかもしれませんが、3曲目が終わった後「これからビバルディを演奏するよ。」のネマニャの言葉。

これは嬉しいサプライズ!なぜなら多くのファンが2009年5月のLFJにてネマニャの「四季」にシビレたものですし、それにビバルディはまだ録音がありません。

私達が隣同士顔を見合わせて「Wow!」と言う間もなく演奏が始まりました。

そして、悲しく美しい「シンドラーのリスト」。

鳥肌モノの「夏」、心の涙点を突かれるような「シンドラーのリスト」。

対極的なこの2曲で、私たちはますますネマニャの魅力に取り憑かれたのでした。

演奏が終わると次はネマニャへの質問コーナー。

明日のコンサート(オペラシティ)の聴きどころは?の質問には、「すべて素晴らしい曲、心をこめて演奏しますので、すべてがおすすめです」との答え。

トリルのメンバー5人とはどんなコミュニケーションを?の質問には、「私たちは音楽を通してお互いとても仲が良く、信頼しあっています」との答えでした。

続いて、ネマニャからのプレゼントコーナー。

ネマニャにはあらかじめ、3つくらい用意してほしいとリクエストしていたのですが、なんとなんと、18個も用意してくれました。

ジェフドブルージュのチョコレートと、GAPの香水、それにスーザン・マノフ(p)との演奏会のポスターにサインをしてくれたもの。

ネマニャ自身に抽選箱から名前の書かれた抽選券を選んでもらい、当たった方は壇上にてネマニャから直接プレゼントを頂き、大盛り上がり!

その後、10名程度のグループに別れて、それぞれネマニャとの写真撮影と交流会を行いました。

5曲演奏してくれた事と、プレゼントをたくさん持って来てくれた事で、主催者側は嬉しい悲鳴。

ただ、会場などの都合もあって、この日は20:30にはどうしてもネマニャとさよならしなくてはなりません。

そこでさすが司会の金谷さん。

「みなさん、申し訳ないですがどうしても時間が迫っていますので....交流会ではサッとネマニャに飛びついて!」などと...会場は大ウケ。ファンにとってはとても短い時間でしたが、皆様のおかげで和やかで温かい会となりました。

写真上:ビバルディの四季より「夏」第3楽章を披露。

写真上:ネマニャの「どや顔」? 5人との息もぴったり。

写真上:100名超のファン攻撃?にも、終始笑顔でとてもやさしく接してくれたネマニャ。

イベントの写真を撮ってくださったカメラマン高橋正美さんのコメントをご紹介します。

「被写体としてのネマニャは、第一印象は背が大きいがかわいい印象を受けました。また、写真に対して意外とフランクに接してくれたと思います。来日したばかりで疲れているにも関わらず気さくな方でしたし、ハートがありました。

僕は普段ライブは接近戦で撮影したほうがよりアグレッシブルに撮れるのですが・・・クラシックと言う事もあり、シャッター音の事を考え、お客様の一番後ろのドリンクがあった部屋からとりました。ネットでネマニャ氏の動きっぷりは拝見しておりました。やはりプロなんですね~楽器を構えた瞬間から空気が変わりました。お客さん全員の背筋がたったんじゃないですか?一気に心を奪いに来た気がしました。カメラマンだからではなくて僕個人がそう感じました。」

Reported by Tamaki