雑誌論文

・「アダム・スミスにおける市場倫理の形成とその限界について」『早稲田政治公法研究』第88号、12-23頁、2008年。

・「アンリ・ベルクソンにおける自由な行為の政治哲学的意義について」『武蔵野大学 政治経済学研究所年報』武蔵野大学政治経済学研究所、第１号、135-155頁、2009年。

・ “A Reply to the Criticism against Liberal Constitutionalism in the Work of Kenneth Arrow’s Social Choice and Individual Values,” The Waseda Journal of Political Science and Economics, Waseda University, No. 378-379, pp. 139-153, 2010(Oct.). （査読あり）

・「リベラル・デモクラシー論における「アローの一般可能性定理」の批判的含意」『年報政治学』日本政治学会、349-370頁、2012年（Ⅱ）。（査読あり）

・「ベルクソン「開かれた社会」における社会契約論：立憲主義と民主主義の対立問題における「人民」の概念の分析をつうじて」『政治哲学』政治哲学研究会、第17号、1-29頁、2014年。（査読あり）

・「推論的ジレンマと司法審査の正当性」『年報政治学』日本政治学会、211-231頁、2014年（Ⅱ）。（査読あり）

・「ベルクソン道徳論における人格の尊厳：スミスとの比較を通じて」『日仏社会学会年報』日仏社会学会、第26号、119-138頁、2015年。（査読あり）

・「道徳的ルールとしてのアローの社会的選好順序」『経済学史研究』経済学史学会、57巻2号、68-88頁、2016年。（査読あり）

・「塩野谷祐一の経済倫理学：卓越主義の構想を中心に」『経済学史研究』第61巻1号、45-64頁、2019年。（査読あり）

・「塩野谷祐一の経済倫理学の再検討：人民投票型民主主義と討議民主主義の統合の試みをめぐって」『社会思想史研究』45巻, 143-162頁、2021年。（査読あり）

著書（単著）

・『社会的合意と時間：「アローの定理」の哲学的含意』木鐸社、2017年。

著書（共著）

・「公共性と情念――A・スミスの文明社会論における「公衆」の規範的権威――」齋藤純一編集『政治叢書：公共性をめぐる政治思想』おうふう出版、第5巻、第1章担当、25-46頁、2010年。

・「立憲主義と世代間正義――ロールズの貯蓄原理を中心に――」須賀晃一・齋藤純一編集『政治経済学の規範理論』勁草書房、第12章、201-216頁、2011年。

・「市民の権利」田上孝一編集『権利の哲学入門』社会評論社、第15章、226-240頁、2017年。

・ “The Transformation of Kenneth Arrow’s Attitude toward War” in A. Rosselli and Y. Ikeda (eds.) , War in the History of Economic Thought: Economists and the question of war (Routledge Studies in the History of Economics), New York: Routledge, pp. 239-257, 2018. （査読あり）

・「ベルクソンの支配論」田上孝一編集『支配の政治理論』社会評論社、2019年。

・「ケネス・アローにおける思想的変遷：社会選択の規範的含意という観点から」小峯敦編集『テキストマイニングから読み解く経済学史』ナカニシヤ出版、2021年、211-228頁。（岸見太一氏と共著）

・“Non-welfaristic Features of Kenneth Arrow’s Idea of Justice,” in Welfare Theory, Public Action, and Ethical Values: Revisiting the History of Welfare Economics, Roger E. Backhouse, Antoinette Baujard, Tamotsu Nishizawa (eds.), Cambridge University Press, 2021, pp. 256-76.　（査読あり）

・「持続可能な世界のための消費実践」橋本努編著『ロスト欲望社会：消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか』勁草書房、2021年、177-202頁。

・「エコロジズム――A. ドブソンとB. バクスター 」橋本努編著『環境思想入門』勁草書房、2025年、第6章。

・「コモンズと地域社会――J. リフキン」橋本努編著『環境思想入門』勁草書房、2025年、第10章。

その他

・“The Possibility of Social Contract as Continuous Commitment: By the Criticism of Kenneth Arrow's Formulation,” Young Challenges to New Political Economy, Waseda University, pp.118-45, 2008. （査読あり）

・ “Arrow’s Social Ordering as Moral Obligation,” working paper of GCOE-GLOPEⅡ, Waseda University, pp. 1-20, 2011(Dec.).

・"Book Rreview: Jonathan Conlin, ed. Great Economic Thinkers: An Introduction-from Adam Smith to Amartya Sen London: Reaktion Books, 2019, 312pp,"  The History of Economic Thought, Vol. 63, No. 2, pp. 59-60, 2022.