Solaris10でのDHCPから固定IPへ変更

Solaris10に固定IPを設定したが、ハマったので備忘録として記述する。

ホスト名は、WindowsではOSに一つだけ設定するものだが

Solaris10では、NIC毎に設定するものらしい。

※ただし、Solaris10に設定するホスト名もあるので、正確なでは無いと思う。

何が正解なのかは正直わからん。

まあ、分からなくてもて設定は出来たので、以下のその説明を記述した。

以下のファイルを修正する。

(1)/etc/hostname.[ インターフェース名 ]

NICに設定するホスト名を設定する。

(2)/etc/inet/hosts

NICとホスト名を対応の設定する。

(3)/etc/inet/ipnodes

Solaris10では、(1)のシンボリックリンク。

(4)/etc/inet/netmasks

サブネットマスクを設定する。

(5)/etc/defaultrouter

デフォルトゲートウェイを設定する。

(6)/etc/resolv.conf

DNSサーバのIPアドレスを設定する。

(7)/etc/nsswitch.conf

host名の解決にDNSを使用する等を設定する。(詳しい所は不明)

(8)/etc/dhcp.[ インターフェース名 ]

このファイルが存在する場合は、dhcpサーバからIPを取得する。

たぶん。固定IPからdhcpへの設定変更はやってないので自信ない。

(9)/etc/nodename

Solaris10にホスト名を設定する。

上記(1)~(10)のファイルに設定した内容を、いかに記述。

(1)/etc/hostname.[ インターフェース名 ]

(a)ifconfig -a を実行して NIC名を確認する。

------------------- コマンド実行結果 -------------------------

lo0: flags=2001000849 mtu 8232 index 1

inet 127.0.0.1 netmask ff000000

e1000g0: flags=1000843 mtu 1500 index 2

inet 192.168.1.100 netmask ffffff00 broadcast 192.168.1.255

ether 0:c:29:e5:1f:eb

-------------------------------------------------------------

(b)hostname.e1000g0のファイルにホスト名を設定する。

SOLARIS10

※大文字でなくても良い

(2)/etc/inet/hosts

(3)/etc/inet/ipnodes

(a)hostname.e1000g0のファイルにホスト名を設定する。

192.168.1.23 SOLARIS10 localhost

※(1)でのホスト名とIPアドレスを対応付け。ついでにlocalhostも設定

(4)/etc/inet/netmasks

(a)サブネットマスクを設定。

192.168.1.0 255.255.255.0

(5)/etc/defaultrouter

(a)デフォルトゲートウェイを設定する。

192.168.1.1

(6)/etc/resolv.conf

(a)DNSサーバのIPアドレスを設定する。

nameserver 192.168.1.1

(7)/etc/nsswitch.conf

(a)host名の解決にDNSを使用する設定をする。

hosts: files dns

(8)/etc/dhcp.[ インターフェース名 ]

(a)このファイルのファイル名を変更するか削除する。

このファイルが存在すると、強制でdhcpを使用するようになるらしい。

(9)/etc/nodename

(a)Solaris10にホスト名を設定する。

SOLARIS10

※で設定したホスト名を設定。