■坂田磯の浦線工事関連資料

市道坂田磯の浦線は、磯の浦に向かう多くの観光目的の車両が西庄・本脇地区の狭い生活道路に進入し、重大な交通問題を起こしてきたのを解決することを第一義に、建設されている。

従って、坂田線完成後はこの問題が解決されるよう、周辺道路の整備も行う必要があることは言うまでもない。

行政作成の当初計画では、坂田線南端に繋ぐ既存旧市道82号線の拡幅およびこれから磯の浦海水浴場駐車場西端を繋ぐアクセス道路、駐車場内連絡通路も建設されることになっている。それにもかかわらず、現状ではアクセス道路や連絡通路の整備は予定に挙げられておらず、このままでは坂田線が完成しても車両をスムーズに駐車場に導くことはできず、交通問題解消はできない。

国家予算を得て進めていながら、計画を中途半端に終わらせることなど、許されない。行政は、なぜ当初計画を実行しないのか、理由を説明もしない。

市道坂田磯の浦線から磯の浦海水浴場駐車場に入るには、両者を繋ぐアクセス道をの新設は必須であるのは自明だが、同時に、現状3区分されている駐車場を一体化し、その出入り口を坂田線側に移すことも不可欠。一体化しなければ坂田線から入れるのは西側の駐車場だけであり、東側2ケ所の駐車場には入れないことになる。

アクセス道路建設に地元住民の同意が得られていないと聞くが、その理由は「騒音問題が出る」ためと聞く。しかし、騒音問題が出ないよう管理すればよいのであり、多くの地元住民が深刻な交通問題で困っていることを考えれば、理由にもならない。