MoggDxOpenNI

MikuMikuDance V7.30用の DxOpenNI 改造DLLです。

首および手首を動かすことができたり、スムージングや傾き補正をリアルタイムに行います。

またPrimeSense NITE によるデフォルト平滑化機能を使わない場合、素早い動きの追従性は高くなりますが、ノイズが大きくなってしまいます。これは止まっているときに特に顕著に現れます。

リダクションツールでのノイズ除去をお勧めします。

これらの機能追加に当たって、MikuMikuDance開発者である樋口MさんにMMD側の対応をしていただきました。

本当にありがとうございます。

■使い方

オリジナルのDxOpenNI.dllのバックアップを取った後に、

以下のファイルをMikuMikuDanceの"Data"フォルダ内にコピーして下さい。

-DxOpenNI.dll

-MoggDxOpenNIConfig.exe

-jaフォルダ

*jaフォルダはMoggDxOpenNIConfig.exeの日本語表記に必要です

DLLの動作を個別に設定する場合は、MoggDxOpenNIConfig.exeを MikuMikuDanceの"Data"フォルダに置いた状態で実行してください。

■動作設定

MoggDxOpenNIConfig.exeを実行すると、以下のようなウィンドウが開きます。

ここで値を指定して「保存」ボタンを押してください。

moggdxopenni.ini ファイルが生成され、このファイルに従ってDLLが動作します。

スムージング

OFF

デフォルト平滑化を切り、独自の平滑化を行います。

PrimeSense NITEのデフォルト平滑化を使用します。結構強いフィルタです。

PrimeSense NITEによる平滑化を、度合いを設定して使用します。

デフォルト

カスタム

ボーンロスト時動作

デフォルト動作

ロスト直前位置を保持

MMDによるデフォルトの動作をします。

ボーンがロストしたら、その直前の位置で止まります。

補正

傾き補正

キャリブレーション時(ポーズ認識時)の首から足のラインをY軸として補正します。ただし床は傾いたままです。注意してください。

向き

顔を正面に向ける

顔を常に正面に向けるようにします。ただし、真横より後ろに上半身を向けると、顔も後ろを向きます。

追加稼動箇所

選択した部位を動かすことができるようになります。

また首、手首、腰、肩については動きの大きさを指定することができます。

数値が大きければ大きいほど、大げさに動くようになります。