下記は現在稼動中の設備です。
大阪医療センター様(平成21年9月より稼動中)原水は、フミンに由来する色度、アンモニア性窒素、TOCが含有しています。
110WのUVランプは、TOC処理槽30本、脱窒槽には5本装着しています。多灯式ですがそれぞれの1つの槽に収められています。反応槽を汎用品にすることでコストを抑えています。
右の写真は、メンテナンス時の風景です。
1つの槽に30本のランプを装着しています。
従来、多灯式の場合は反応槽も複数台設置することが一般でしたが、1つの槽に収めることによりコストを削減しています。
左写真はアンモニア含有の地下水を飲適に処理する設備です。※18m3/h 既存の設備では処理出来ないとのことでご相談を受け、平成29年8月に導入。左写真は既設で使用されてた処理用タンク(撤去)です。 タンク上部に家庭用扇風機?が2台設置されていました。 疑似アンモニアストリッピング法か?何かを実施していたようです。 施主様からお問い合わせを頂き解決となりました。
一般的なアンモニア性窒素の脱窒処理に関して
有機物(フミン質)処理は、オゾン処理を行っています。オゾン処理の従来の欠点を克服すべくオゾン溶解技術がポイントです。
右写真は、オゾン溶解槽の内部です。限りなく生成したオゾンを溶解させ利用する目的ですので、オゾナイザーのコストを下げることが可能となりました。 オゾン処理だけではTOCを下げることが出来なかった為、紫外線とオゾンの併用を行っています。 稼動して3年目ですが活性炭の入換えは一度も実施していません。