安藤ゼミ
安藤ゼミで学ぶこと・やること
ゼミシラバスおよび「安藤ゼミで学ぶこと・やること」 に目を通しておいてください。
安藤ゼミは、①レポート・論文執筆と②社会科学的な「ものの見方」の学習を、基本的には隔週で進めていきます。
①レポート・論文執筆
グループワークよりも、一人一人が独立して、自ら問いを立てて分析・考察を行い、プレゼンし、レポート・論文を作成することを重視しています。
レポート・論文の作成過程では、教師(安藤)からの個別フィードバックの他に、ゼミ生同士の質疑応答やディスカッションの時間をとります。
レポート・論文執筆のために問いを立てたり分析を行うときには、「因果推論」や「計量経済学」の考え方をベースにします。ただし、ゼミで要求する計量経済学やデータサイエンスの知識・技術は初歩的なレベルです。
一方、計量経済学・データサイエンス・機械学習・人工知能などの高度な知識や応用に興味があり、その方面での大学院進学や、計量分析・データサイエンスに関わる仕事への就職を考えている人には個別相談や情報提供をします。
②社会科学的な「ものの見方」の学習
「社会・経済現象に対して、問いを立てて、概念・理論を用いて、分析を行う」という社会科学の方法(社会を認識する方法)を理解し、ある程度「使える」ようになることを最も重視しています。
ゼミの時間だけでできることは限られていますが、大学にいる間に、経済学や計量経済学だけに限らず、社会学・政治学・社会疫学・法学・人文科学などの経済学の隣接分野も含めて幅広く学び、そこで得た「ものの見方」を、将来に生かしてもらいたいと思っています。
映画やドキュメンタリーや時事的に話題になった事柄について取り上げることがあります。その目的は、それらのコンテンツやそれらが作られた背景を社会科学的に理解しようとすることです。コンテンツそのものの質や賛否よりも、コンテンツの社会的背景や、コンテンツが採用している「ものの見方」に着目します。
ゼミについて匿名で質問したい方は、このページより質問して下さい。回答は不定期・不確実ですが、ここに記入します。
2024年度
2023年度のテーマは「社会経済的地位と社会経済的アウトカム」(仮)です。
ここでいう社会経済的地位とは、 Socio-economic Status (SES)の訳語であり、個人または家族・世帯の社会的・経済的な状況や属性の総称として社会科学で広く使われる言葉です。
2023年度
2022年度は、各自のデータ分析とレポート執筆に加えて、「ジェンダーと福祉レジーム」をテーマとしています。
映画・ドキュメンタリー
2022年度
2022年度は、各自のデータ分析とレポート執筆に加えて、「地域・地理データからみる沖縄の歴史と現在」を一つのテーマに、動画を見たり、本を読んだり、沖縄の市町村データを見たり、沖縄の市町村データを地図に落とし込んだり、といったことをしています。
後期は、グループ分けした上で、「沖縄地図レポート」を各班に作成してもらう予定です。
また後期は、ジェンダー問題についても学んでいます。
2021年度
輪読文献
ダロン・アセモグル &ジェイムズ・ A・ ロビンソン(2020) 『自由の命運:国家、社会、そして狭い回廊 』 [Amazon 上] [Amazon 下]
ドキュメンタリー
INTERVIEW FILE : 唾奇 [Youtube]