その他の業績等
(2024.06.28更新)
1. 著書(Books & Book Chapters in Japanese)
松田 怜.(2022) 呼吸と光合成.施設園芸学 ―植物環境工学入門―(後藤英司 編),朝倉書店.p.12–22.(分担)
松田 怜.(2022) 植物モデリング.施設園芸学 ―植物環境工学入門―(後藤英司 編),朝倉書店.p.165–174.(分担)
2. 総説・解説(Review Articles & Explanatory Articles in Japanese)
松田 怜.(2023) 植物工場における有用タンパク質生産.アグリバイオ 7(9): 15–19.
松田 怜・的場伸行.(2022) 植物工場を利用した医薬用タンパク質生産.生物と気象 22(3): 58–68.
村上貴一・地子智浩・松田 怜・富士原和宏.(2019) 人工光植物栽培における光質と光合成.光合成研究 29(2): 138–146.
松田 怜・藤内直道.(2018) 植物を利用した医薬用タンパク質生産のための環境調節.関東の農業気象 44: 6–11.
的場伸行・松田 怜.(2014) ベンサミアナタバコを用いた抗体医薬・ワクチンの開発と植物工場での迅速生産.バイオサイエンスとインダストリー 72(2): 102–108.
松田 怜.(2013) 植物工場を支える技術:温室における物理的環境調節.冷凍 88(1025): 16–22.
3. 翻訳・監訳(Book Translation)
エペ・フゥーヴェリンク 編,中野明正・東出忠桐・松田 怜 監訳.(2020) トマト 100トンどりの新技術と理論 低投入多収をめざして,農文協.pp.376.
Heuvelink, E., L. Tao, M. Dorais 著,松田 怜 訳.(2020) トマトの生長と収量.トマト 100トンどりの新技術と理論 低投入多収をめざして(エペ・フゥーヴェリンク 編,中野明正・東出忠桐・松田 怜 監訳),農文協.p.101–148.
Kubota, C., A. de Gelder, M.M. Peet 著,松田 怜 訳.(2020) 温室トマト生産.トマト 100トンどりの新技術と理論 低投入多収をめざして(エペ・フゥーヴェリンク 編,中野明正・東出忠桐・松田 怜 監訳),農文協.p.267–302.
4. 報告・その他(Reports & Others)
松田 怜.(2023) 植物を利用した有用タンパク質生産のための環境調節に関する基礎的研究.生物と気象 23: 75–79.
熊谷悦史・野村浩一・植山雅仁・丸山篤志・岩田拓記・松田 怜.(2023) 日本農業気象学会80周年記念セッション報告「農業気象学における観測・計測およびモデル研究:現在位置と将来展望」.生物と気象 23: 66–70.
松田 怜・平田竜一・安武大輔.(2020) 「次世代の学会のあり方」に関する若手・中堅会員の意見.生物と気象 20: 99–104.
飯泉仁之直・平田竜一・松田 怜.(2019) 日本農業気象学会75周年記念出版「Adaptation to Climate Change in Agriculture - Research and Practice」の紹介.生物と気象 19: 87–92.
平田竜一・飯泉仁之直・松田 怜・藤内直道・地子智浩・伊川浩樹.(2019) 農業気象サマースクール2018「超」スマート農業への農業気象学の挑戦 実施報告.生物と気象 19: 15–22.
松田 怜.(2017) 一過性遺伝子発現法を用いた植物利用型有用タンパク質生産における環境調節.科研費NEWS 2016年度 vol. 4: 18.
松田 怜.(2010) 海外留学報告:アメリカとオランダでのポスドク生活.生物と気象 10: A-1.
松田 怜.(2010) 内外のニュース:日本生物環境工学会2009年福岡大会.ハイドロポニックス 23(2): 10–11.
5. 招待講演・依頼講演(国内)(Invited Lectures & Talks at Domestic Meetings)
○松田 怜.植物を用いた医薬品原材料等の有用タンパク質生産.PFCセミナー(主催:大阪公立大学 植物工場研究センター).オンライン.2023.06.30.
○松田 怜.植物を利用した有用タンパク質生産のための環境調節に関する基礎的研究.日本農業気象学会2023年全国大会.山口.2023.03.(学会賞受賞記念講演)
○Matsuda, R. Molecular farming in plant factories: Biopharmaceutical protein production under controlled environment. Japan Plant Factory Association Online Training: Introductory & Specialized Courses on Plant Factories with Artificial Lighting. Online. Jul. to Aug., 2022.
○松田 怜.施設果菜類の生育を「モデル的」に捉える ―より良い試験区・測定項目の設定のために―.園芸学会令和3年度春季大会 第7回栽培系・環境制御系融合型施設園芸研究 小集会.オンライン.2021.03.20.
○松田 怜.一過性遺伝子発現法を用いた有用タンパク質生産における環境制御・栽培技術.植物工場による薬用植物・医薬品原材料など高付加価値物質生産・栽培に関する技術・研究開発動向(主催:(株)技術情報センター).東京.2019.06.14.
○松田 怜.制御環境下での植物生産:生理生態応答の解析と有用物質生産への応用.第3回生物生産フロンティアセミナー(主催:秋田県立大学 生物資源科学部 生物生産科学科).秋田.2015.07.24.
○松田 怜.分子農業のための植物栽培技術の開発.「最先端植物バイオ技術の現状」研究会(主催:植物バイオ技術を活用した健康ビジネス創出事業).新潟.2014.12.02.
○松田 怜.生理生態に基づくプロセス積上げ型成育モデルを用いたトマトの生産性解析.植物工場先端技術セミナー「若手研究者が提案する植物工場における次世代生産技術 ―植物生理生態情報の活用―」(主催:愛媛大学 社会連携推進機構 植物工場研究センター).松山.2013.12.06.
○松田 怜.植物バイオテク産業に「農業」が果たす役割.「新潟における植物バイオの現状と将来」シンポジウム(主催:(一社)健康ビジネス協議会).新潟.2013.04.15.
○松田 怜.養分量管理法:施設果菜類の養液栽培における施肥量の削減に向けて.平成24年度野菜茶業課題別研究会「野菜栽培における適正施肥のための技術開発の現状と展望」(主催:農研機構 野菜茶業研究所 野菜栽培技術研究領域).つくば.2012.10.30.
○松田 怜.トマト生産性解析ツールとしての機構的成育モデル.日本生物環境工学会2011年札幌大会 オーガナイズドセッション「全自動植物工場のためのファンダメンタルテクノロジー ―生産現場のためのモデリングー」(主催:日本生物環境工学会 全自動植物工場部会;共催:バイオロボティクスWG).札幌.2011.09.06.
○松田 怜.遺伝子組換え植物を利用した医薬用タンパク質生産の試み.NPO法人 科学知総合研究所(SKIL)第19回フォーラム.東京.2011.02.25.
○松田 怜・大橋(兼子)敬子.人工光環境下における光質と光合成.日本生物環境工学会 スプリングフォーラム2010 「光合成:植物工場発展のキーワード」(主催:日本生物環境工学会 生物環境調節部会;協賛:園芸学会,日本光合成学会,生態工学会,東京大学大学院農学生命科学研究科Agricultural Bioinformatics Unit).東京.2010.03.20.
○松田 怜.人工光環境下における植物生産.特別セミナー「植物工場のこれからを考える」(主催:大和ハウス工業(株);共催:(株)日本総合研究所;後援:近畿経済産業局).大阪.2010.02.19.
6. 学会発表(国内)(Presentations at Domestic Conferences)
○久保俊介・富士原和宏・松田 怜.葉面PPFD変化がキュウリ葉の純光合成速度および気孔コンダクタンスの応答遅れに及ぼす影響.日本農業気象学会関東甲信越支部2023年度例会.新潟.2023.12.(口頭)* 学生優秀発表賞受賞
桐島健太朗・イ ジユン・富士原和宏・○松田 怜.外来遺伝子の導入および一過性発現がベンサミアナタバコ個体群のガス交換速度に及ぼす影響.日本生物環境工学会2023年豊橋大会.豊橋.2023.09.(口頭)
他,計91件
7. 競争的研究資金(Grants Awarded)
研究代表者
2024–2025年度 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
「人工光型植物工場における電気エネルギー利用効率の上限に関する実証的研究」(課題番号:24K21897)
2021–2024年度 科学研究費助成事業 基盤研究(B)(一般)
「植物利用型有用タンパク質生産における環境制御:生理学と工学の両面からのアプローチ」(課題番号:21H02313)
2019–2023年度 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
「植物は自らが過去に経験した光環境の情報をどのように処理・利用しているのか?」(課題番号:19K22343)
2018年度 (公財)市村清新技術財団 植物研究助成
「野外での葉温の短期的な時間変動を再現可能な環境制御システムの開発」
2017–2019年度 科学研究費助成事業 基盤研究(B)(一般)
「植物利用型有用タンパク質生産における環境制御とその効果の機構解明に関する研究」(課題番号:17H03893)
2014–2017年度 科学研究費助成事業 若手研究(A)
「クロロフィル蛍光を利用した植物葉内の外来タンパク質含量変動モニタリング手法の開発」(課題番号:26712021)
2013–2015年度 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 シーズ創出ステージ・Bタイプ
「ウイルスベクターを用いたタンパク質生産用植物工場における生産システムの最適化」(課題番号:25025A)
2013年度 (一財)旗影会 研究助成
「『分子農業』による植物利用型医薬品生産において高収量を達成する栽培技術の確立」
2011–2012年度 科学研究費助成事業 若手研究(B)
「植物を利用した短期間・大量インフルエンザワクチン生産における環境調節に関する研究」(課題番号:23780255)
2011–2012年度 (公財)新技術開発財団 植物研究助成
「施設果菜類の養液栽培における葉面積指数の非破壊計測手法の開発」
2006–2007年度 科学研究費補助金 特別研究員奨励費
「成育時の青色光強度が植物の光合成および成長特性に及ぼす影響に関する研究」(課題番号:18・10930)
研究分担者
2024–2026年度 科学研究費助成事業 基盤研究(B)(一般)(研究代表者:渋谷俊夫)
「変動環境下において植物の可塑性の限界をもたらす要因の解明と環境制御技術への応用」(課題番号:24K01883)
2023–2026年度 科学研究費助成事業 基盤研究(A)(一般)(研究代表者:富士原和宏)
「温室内環境要素の変動を実験室内に再現可能な『小型温室環境シミュレーター』の開発」(課題番号:23H00348)
2021–2023年度 科学研究費助成事業 基盤研究(B)(一般)(研究代表者:渋谷俊夫)
「植物の水利用戦略からみた光環境とストレス要因の複合影響の解明と環境制御への応用」(課題番号:21H02322)
2020–2024年度 新エネルギー・産業技術総合開発機構 委託事業
「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発 / 遺伝子組換え植物を利用した大規模有用物質生産システムの実証開発」
2018–2021年度 科学研究費助成事業 基盤研究(A)(一般)(研究代表者:富士原和宏)
「自然光の分光分布の時間変動が個葉の光合成に及ぼす影響を室内実験により解明する」(課題番号:18H03966)
2017–2021年度 農林水産省 委託プロジェクト研究「人工知能未来農業創造プロジェクト」(プロジェクトリーダー:岡田邦彦)
「栽培・労務管理の最適化を加速するオープンプラットフォームの整備」
2015–2017年度 科学研究費助成事業 基盤研究(B)(一般)(研究代表者:渋谷俊夫)
「苗生産におけるバイオマス分配を介した生態的トレードオフの解明と環境制御への応用」(課題番号:15H04575).
2012–2013年度 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究(研究代表者:富士原和宏)
「植物利用型医薬品生産における目的タンパク質の非破壊・非接触定量技術の開発」(課題番号:24658217)
8. 学会・委員会活動(Activities in Academic Societies & Committees)
日本農業気象学会
2011–2012年度 若手研究者の会 幹事代表
2012年度 英文誌Journal of Agricultural Meteorology 園芸工学研究部会特集号 特別編集委員
2017–2022年度 英文誌Journal of Agricultural Meteorology 編集委員
2017年度– 理事
2017–2020年度 関東甲信越支部 理事
2018.03 創立75周年記念大会 若手企画委員会委員
2022年度– 園芸工学研究部会 部会長
日本生物環境工学会
2011–2012年 英文誌Environment Control in Biology 編集委員
2012.09 2012年東京大会 組織委員
2013–2014年 英文誌Environmental Control in Biology 編集幹事
2015年– 英文誌Environmental Control in Biology 編集委員
園芸学会
2021.06– 栽培系・環境制御系融合型施設園芸研究小集会 幹事
日本農業工学会
2018年– 代議員
International Society for Horticultural Science
2012.10 Scientific Committee for the 7th ISHS International Symposium on Light in Horticultural Systems (Wageningen, The Netherlands)
2017.08 Scientific Committee for GreenSys 2017 (International Symposium on New Technologies for Environment Control, Energy-saving and Crop Production in Greenhouse and Plant Factory) (Beijing, China)
日本学術振興会
2018–2020年度 科学研究費委員会 専門委員(審査第二部会 第41040小委員会)
農林水産省
2023.02–2025.03 農林水産技術会議「食料安全保障に資する完全閉鎖型植物工場の実現に向けた調査研究」運営委員会 委員
その他
2017.04– Review Editor in Plant Biotechnology specialty section, Frontiers in Plant Science
2021 Guest Associate Editor for Research Topic “Engineering the Plant Biofactory for the Production of Biologics and Small-Molecule Medicines - Volume 2”, Frontiers in Plant Science
2021.11 Chief of the Secretariat for the 2nd Asian Conference for Plant Made Pharmaceuticals (PMPAsia 2021)
2022年度– PMPs研究情報交換会 世話人