(選考の方法)
・レポートと面接と成績表。
成績表については、応募者の情報を教務システムCELS上にて、中野が確認できるため、特段、提出の必要はない。
・通常のCELSでの応募に加えて、レポート提出(メール)が必要です。
・サブゼミ(副演習)は受け入れない。
☆ 4月11日(金)のゼミは変則的ですが、16:30-18:00に開講します。マーキュリータワー4階・CR1
その後、18時半から国立近辺で新歓の会食をします。4年生も来ます。予算は4000円程度。
参加できない人は至急、連絡を!
(レポート提出について)
・〆切:2025年3月21日 17時 ← 1日、前倒しされました! 〆切
・提出先アドレス:
・件名=ゼミ応募 氏名 学籍番号
・ファイル名:氏名 学籍番号
レポートのテーマ=「ゼミ選考レポート」 A4用紙に5枚程度
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(1) 自己紹介
(2) 志望理由
(3)「企業財務で学びたいこと・関心のあること」
(4) 将来の夢・希望・計画
(5) 私がゼミに貢献できること・貢献したいこと
(6) 3年生・4年生の間の自分の行動目標(ゼミでも、ゼミ以外でも)
(7) その他、アピール等
*自己紹介には、自分の性格分析、出身高校、部活動、アルバイト等の課外活動を含めること。
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<ゼミに対する中野の考え方>
・「学問の前の自由と平等」を保証します。
・ 「ゼミは原石箱」。原石は原石とぶつかることで磨かれる。最優秀なゼミ生同志の交流が大切。
・ コーポレート・ファイナンス、財務会計に関して、日本で一番ハイクオリティのゼミにしたい
・ You are what you learn.
・ 世界経済・グローバル企業の動きを視野に入れよう。
・ ゼミは、相互に成長を支えあう暖かい「場」。そう考える人に参加してほしい。
・ ゼミ生の提案はなるべく受け入れたい。
<取り組みの姿勢>
・人とは違う自己投資をしないと、平均からは抜け出せない
・Make a difference. 自分のブルーオーシャンを探せ!
・専門知識で理論武装をして、社会に出よう
・理論・データ・事例をバランス良く学ぶ
・明るく、創造的に、自由に、みんなで議論しよう!
・「いまは自分のために、いつかは社会のために」
・準備はシビアに、ゼミは楽しく、ワインは美味しく
<こんな人にはオススメ>
・会計、経営、金融の全方位に関心がある。
・ゼミの場を大切にしたい。
・明るくバリバリ、きちんと勉強したい。
・優秀なゼミ生と議論がしたい。
<FAQ>
Q: CFA Institute Research Challengeへの参加は強制ですか?
A: 希望者のみです。詳細は、ゼミがスタートしてから。
Q: 卒論のテーマはどんなものがありますか?
A:M&A戦略と企業価値、ESG投資、配当政策・自社株取得、内部統制、R&D投資、ファミリービジネス、現金保有、環境経営、IT投資、利益の質、証券化、ディスクロージャー、CVC投資、投資戦略、多角化戦略の評価、資本構成、株主構成、クリエイティブ産業、デザインの価値評価、広告と株価、IPO、スタートアップ企業の評価など。広く経営・金融・会計に関する研究で、財務・会計データ、ケースを使うものならOKです。その意味では自由度は高いでしょう。
Q: ゼミは延長しますか?
A:基本的に105分で終了します。夕方、お腹もすくので、チャイムと同時に終了。
Q: ゼミ生はみんな優秀ですか?
A:優秀な人も多いですが、普通のひともいます。安心してください。
Q: ゼミ生の構成は?
A: 4年生12名(男9:女3)、3年生15名(男11:女4)。
Q: コーポレート・ファイナンスとはどんな学問ですか?
A: 企業経営を財務的な視点から考察する学問領域です。経営学・会計学・金融論の複合領域です。詳しくは、拙著『戦略的コーポレートファイナンス』日経文庫、2016年を読んでみてください。社会的需要が非常に高い学問分野です。供給が少ないため就職活動などでも有利なことが多いようです。
Q:グループワークはどのくらいか?
A:3割程度を予定。ただし、毎年、ゼミ生の希望を聞いて決定。
CFA Research Challengeに参加希望する人は、8月中旬から10月中旬まで、それなりのグループワークになります。希望者のみ。
Q:グループワークは何をするのか?
A: 夏学期は、コーポレート・ファイナンスのテキスト輪読後、実際の企業の事例分析・データ分析等をする。
後期は、HBSの英文ケースも使う。ゼミ生の希望を優先。
Q: 英語は必要か?
A: HBSのケースは英語なので、それなりの読解力が求められます。話せる必要はありません。
これまでの学生は余裕でこなしていました。たぶん。
Q:合宿には行くのか?
A:7月下旬あるいは9月中旬に1泊2日。全員参加。3年はグループワークの成果を発表。4年は卒論中間報告。残りはアクティビティ。学生の希望による。日程もみんなで調整。
Q:他大学との交流はありますか?
A: これまで主として、慶應義塾大学、横浜国立大学、京都大学、早稲田大学とインカレ・ゼミを実施。
内容はその時による。自由な研究報告、特定企業の価値評価、HBSの英語ケースなど、さまざま。すべて1日で実施。
Q:どういう学生に参加してほしいか?
A:
・ゼミに全力投球する学生、熱い学生、指示待ちではない学生、持続的な努力をする学生
・仲間と一緒に成長したい学生、自己中心的でない学生。欠席しない学生。
・ゼミは「市場」ではない。「場」・「大学におけるhome」と認識してくれる学生。"home"に毎週1度帰ってくるイメージ。
つまり、ゼミでは仲間との相互作用が存在し、そこにこそ価値がある。お金を出して、知識を得るマーケットではない。
グループワークや合宿、インカレゼミなど、集団活動もあるけれど、それこそが大切で面白い。
人と会うのが面倒、グループで一緒に分析作業するのが面倒という人は、ご遠慮ください。ゼミの105分だけでは終わらないし、何も始まらない。
・バランス良く学ぶ学生。ゼミ、部活、アルバイト、プライベートなど、大学時代には多くのことをバランス良くこなして、人間的に成長してほしい。
・なんだかんだいっても、「コミュニティとしてのゼミ」を大切にする学生。腰掛的な人、欠席が多い人、フリーライダーはご遠慮ください。
・何か新しい機会を提案した時、「ハイ! やってみます!」と積極的に手を挙げる学生
Q:留学を希望しているが、問題ないか?
A: 問題ない。第15期は2名が留学中。卒業時期は本人の希望を尊重する。4年、4年半、5年。
Q:留学中のゼミ参加について
A:如水会留学の場合、演習単位のために複数回の「学習状況レポート」の提出を求めます。現地での学習を優先して、日本でのゼミへの参加は不要とする。
Q:部活と両立可能か?
A:可能です。これまでに、アメフト部、ラグビー部、陸上部、柔道部、男女テニス部、男女ラクロス部、バレーボール部、サッカー部、ハンドボール部、アイスホッケー部、合気道部、管弦楽団、自転車部、CTC、ITB、一橋硬庭、サッカー同好会、卓球部、ボクシング部、空手部、準硬式野球部、茶道部、アーチェリー部、ゴルフ部、弓道部、バスケット部、スキー部、一橋祭、Prokなどのゼミ生がいました。時間制約の中で、ゼミにも全力投球する熱い人は歓迎します。グループワークへの貢献は求めます。
Q:公認会計士になりたいが、両立は可能か?
A: 過去には現役合格者もいます。今年も合格者がいます。しかし、グループワークも頻繁にあります。
CPA受験は、相当の時間を投入する必要がありますので、そちらに時間投入をする方が一般的には得策でしょう。
それでも、チャレンジしたい人を排除するつもりはありません。頑張りましょう。CPA経営学科目(財務)に深く関連しています。
3年夏に合格するつもりの人であれば、中野ゼミにチャレンジするのも良いかもしれません。
Q:成績は重視するか?
A:過去の努力尺度として、選考の際の一つの基準とします。大学ですから2年間の勉学の評価は重視します。それが公平というもの。
「今後は頑張ります!」と言われても、全員が「今後は頑張ります!」と言うので判断が出来ない。
GPAが2.8未満の人は競合的に難しいと予想されます。12-16期生の大半は3.0以上でした。ただし、絶対基準ではありません(専門科目のGPAが特に重要)。成績が良いというだけでは不十分。やる気、ポテンシャル、行動力などを総合的に判断します。面接、レポートとの総合判断です。GPAが低い人はレポートを頑張りましょう。
Q:大学院に進みたいが、可能か?
A:
・中野ゼミでは、大学院進学者を歓迎します。将来、研究者になりたい人がいたら、ぜひ応募してください。やりがいのある仕事です。既に5名の先輩が横浜国立大学准教授、東北大学准教授、東洋大学准教授、一橋大学専任講師、上智大学助教として活躍中。一生続けられるので、努力家の女性にも向いています。それから、地頭が良い人にも向いています。 現在も3名の院生(男1、女2)が研究者を目指しています。27歳で博士号取得後はすぐに主力大学の専任講師・准教授となります。博士課程でJSPS特別研究員になると、博士1年から3年間月額20万円の給与、そして研究費100万円/年を支給されます。過去に応募した大学院生6名は全員がその恩恵を受けています。加えて、国際学会での報告に際しては、研究科から全額旅費・滞在費が支給されます(25万円/回)。中野の全面的なサポートの下、オーバー・ドクターにはならずに、順調に大学での研究者ポストに就けるように指導します。社会科学では一度ポストに就けば、65歳までは終身雇用です。なお研究者養成大学院には「5年一貫コース」があります。GPAが一定水準以上で、ファスト・トラックを希望する人向けです。2名の先輩がこのコースを選択して、研究職に就いています。最年少で26歳・博士号取得、専任講師就職という道があります。研究者希望の人は気軽に質問してください。
・5年一貫MBA進学者も多数います(16期まで累計29名)。
Q:指導教員の性格は?
A:
・教室の中の姿とほぼ変わりません。裏表はない。大学生にも大企業のお偉方にも、同じように接しています。
・細かいことは気にしない。基本ポジティブ。大学や世の中を良くするために、日々できることから変えていきたい。
・評論家は嫌いで、スピーディーに実行するのが好き。
・ヤル気のない人・省エネ派とは付き合いたくない。逆にやる気のある学生、熱い学生には、どんどん成長機会を提供したい。
・ゼミでは細かいことは言わないが、「中野ゼミなら、普通、これくらいやるでしょ?」というレベル感を大切にしたい。
・ゼミ生と居酒屋でワインを飲むのが好き。
・スポーツは、小中は野球少年。高校・大学はバドミントン。院生時代はテニス。20代はゴルフを少々。最近は、ハイキング、スポーツクラブでダイエット程度。
・(株)AVANT社外取締役、日本銀行金融研究所の客員研究員、「証券アナリストジャーナル」編集委員、企業幹部研修講師などを務め、理論的な内容を実務に応用することに興味があります。
・【英語版ミニレクチャー動画】 https://www.youtube.com/watch?v=6s-r_12cwAw
・【高校生向け動画】 www.youtube.com/watch?v=Qym3CEPP0js
Q: ゼミの開講曜日は?
A: 3年ゼミは金曜日の4時限目(4年ゼミは3時限目)。その後も、アフターなどがあるので、この日はあけておくことが望ましい。
Q:卒業後の進路は?
A:MBA・大学院進学に加えて、過去は総合商社・金融系が多かった。変わり種はS&P、R&Iなど採用1名枠(日本で)の専門的職業に中野ゼミが入っていること。徐々に事業会社組も増加中。トヨタ、パナソニック、IBM、ヤマト運輸、JT、JAXA、NTT、武田薬品、NTTドコモ、ソニー、電通、プレジデント社、Discover 21、アシックス、SEGA、ルネサス、Ercissonなどにも入社している。近年は、コンサル、シンクタンク、株式リサーチ、日本銀行、DBJ、アセットマネジメント系も増えています。
・10期生は 一橋大学MBA(5年一貫)、三菱UFJ銀行、日本政策投資銀行、みずほ銀行(GCF)、SMBC日興証券(IBD)、農林中央金庫、大和証券投資信託委託、KPMG(Tax)、監査法人トーマツ、丸紅、三井物産。
・11期生は一橋大学MBA(5年一貫)2名、ソニー(財務)、住友重機械工業、三菱商事、日本政策投資銀行、三井住友DSアセットマネジメント、証券保管振替機構、SMBC日興証券(IBD)、野村証券(リサーチ)、マッキンゼー。
・12期生は一橋大学MBA(5年一貫)、モルガンスタンレー証券(IBD)、みずほ証券(IBD)、みずほ証券(リサーチ)、野村総合研究所(2名)、大和アセット、東京海上アセット、野村アセット、Ericsson、ゴールドマン・サックス、マッキンゼー、SEGA、TOYOTA、ルネサス、新日本監査法人
・13期生は一橋大学MBA(5年一貫)3名、日本銀行、日本政策投資銀行、みずほ銀行(GCF)、みずほ証券(IBD)、ゴールドマン・サックス (IBD)、東京海上(運用)、大和アセット、KPMG(Tax)、トーマツ監査法人、旭化成、SONY(財務)、丸紅、三菱商事。
・14期生は一橋大学研究者養成大学院、シカゴ大学大学院、日本政策投資銀行、野村AM(運用/リサーチ)、Bank of America(IBD)、SMBC日興証券(IBD)、みずほ証券(株式リサーチ)、ドイツ証券、デロイトトーマツFA、アビームコンサル、PwCコンサル、双日、Danone(マーケ)、SONY(財務)
・15期生内定分 日本銀行、東京海上(運用)、楽天(財務)、三菱重工業(財務)、あずさ監査法人(CPA)、モルガン・スタンレー証券(IBD)、ロレアル(財務)、IBM、デロイトトーマツFA
Q: 前期ゼミ履修によって、有利不利はありますか?
A: 履修の有無自体で絶対的な有利不利はありません。昨年度も、前期ゼミ未履修の学生が合格したり、逆に履修していても定員制約により参加が見送られた学生もいます。学習態度が好印象の学生は有利になりますが、逆に評価が低い学生は不利になります。
未履修者はNo information状態なので中立に評価されます。ぜひ、積極的にご応募ください。中野の講義動画を見ると、ゼミの雰囲気が分かります。
事前勉強不足だと感じている学生は、『戦略的コーポレートファイナンス』をよく読んでください。現在の3・4年生で前期ゼミⅠor Ⅱの経験者は約3割です。
Q: ゼミ選考の倍率は?
A:学部講義を担当していないせいなのか、倍率は高くありません。その意味ではお値打ちです。隔年で倍率が上下。
2021年は17名の応募があり15名が参加することになりました。2022年は13名の応募があり12名が参加することになりました。2023年は17名の応募があり12名が参加することになりました。2024年は21名の応募があり15名が参加することになりました。