ごあいさつ

ハチドリ教室(出前環境授業)が生まれるまで

~息子の言葉がきっかけで~


2005年頃、私は環境問題(特にごみ問題)の深刻さに気づき、自分たちが出す「ごみ」を減量する活動を取り組み始めました。

そんな時に「ハチドリのひとしずく」という民話に出会い、燃えている森にひとしずくの水を必死に落とし続けていたハチドリに感動し、 自分もハチドリになりたいと思いました。

そして、あるTV番組の特集「地球破壊」を見て地球温暖化がものすごいスピードで 進んでいることに驚き、

「私、このまま何もしなくていいのかなあ?」「自分にも何かできる事あると思う」「何か行動したい!」

と思ったのです。

その時一緒に見ていた息子(小5)が

「お母さん、今地球が大変なことになっている。このビデオを学校で見て、みんなで考えればいいのにね。」

と 私に言いました。

私は息子の言葉に感動し、すぐに息子の担任に相談したところ、

「黒津さん、小学校に来て子ども達に黒津さんから 話をしてください。」

とおっしゃってくださったのです。

そうなんです、息子の言葉がきっかけで小学校で「ハチドリ教室」という 出前環境授業を行うことができたのです。


私はこの「ハチドリ教室」を1回だけ(息子の学年にだけ)行うつもりで精いっぱい頑張りました。

すると次の年に娘(小4)の担任からも「ハチドリ教室」を行ってほしいと頼まれ、更に校長先生には毎年4年生で行ってほしいと頼まれました。

また、「ハチドリ教室」のことを知った方から「自分の子どもが通う小学校でもやってほしい」と頼まれ、他の小学校でも行うようになりました。 この14年間で203回の授業を行い、000人を超える人々にハチドリの心を伝える事が出来ました(2019年8月現在)。

私はこれからももっと多くの子どもたち、 いろいろな方達にハチドリ教室を行い、「ハチドリの心」をたくさんの人たちに伝え、みんなで地球を冷やしていきたいと思います。

町田のハチドリおばさんたちの合言葉!は "もったいない!ほっとけない!へこたれない!" ・・・でがんばります!!


ハチドリ教室を伝える会代表 黒津一子