4.使い方
インストール(手動)
ダウンロードしたプラグインファイルを、ご自身のEclipseのpluginディレクトリへコピーしてください。
また、eclipse.exeがあるディレクトリのeclipse.iniに記述されたvm引数のjreを確認し、
そのjreのlib/extディレクトリにtools.jarをコピーしてください。
また、GrxUIが動作するEclipseに導入することが前提となっています。
骨組となるモデルの入手(手動)
骨組みとなるモデルは、通常のOpenHRPで利用される、VRML2.0形式(.wrl)のファイルです。手元にない場合は、登録ページに登録されているモデルや、OpenHRPのサンプルを利用することができます。
まずはGrxUI on Eclipseを起動してください。
次に、メニューの『OpenSDT』の『Start OpenSDT』を選択して下さい。
※この際、プログラムの仕様から、アイテムビューパートを選択していなければなりません。
次に、アイテムビューのモデルフォルダを右クリックし、『読み込み』を選択し、読み込みたいモデルファイルを選択します。
これで骨組モデルの読み込みは完了です。また、一度作成した実装モデルもこちらから読み込みます。
骨組モデル付加情報の作成・編集(プラグイン)
骨組モデルの付加情報は、Eclipseのプラグインで作成・編集可能です。
付加情報を作成したいモデルを右クリックし、『骨組モデル情報作成』を選択します。
するとウィザードが表示されますので、必要な情報を入力し、完了を選択して下さい。
なお、骨組情報ファイルは後から編集できますので、すべてを入力する必要はありません。
一度作成した骨組モデル情報を編集する場合は、編集したいモデルを右クリックし、『骨組モデル情報編集』を選択して下さい。
先ほどのようなウィザードが表示されます。また、このウィザードではさらに抽象動作パターンや開発者を入力することが可能です。
必要な情報を入力し終わりましたら、完了を選択して下さい。
モデルや動作パターンの付加ファイルは、すべて対象データと同じディレクトリに保存されます。第三者にモデルを渡す場合は、付加ファイルも一緒に渡す必要があります。また、負荷ファイルはxml形式で記述されていますので、自らテキストエディタなどで作成することも可能です。タグの構成は以下を参照してください。
<リンク:骨組モデル情報ファイルのスキーマ>
骨組モデル用の動作パターンの作成(手動)
現時点では、モデルの動作パターンのファイル形式に関する仕様は定まっていません。今後機構学に詳しい方の協力を得ることが出来れば、仕様を固めることができます。
現時点では、OpenHRPのコントローラ開発のサンプルで利用されている、PD制御の形式に対応しております。詳細は、こちらを参照してください。
動作パターン付加情報の作成(手動)
同様に、こちらも仕様が定まっていないため、現在のところ補助ツールは存在しません(仮として、上記のようなウィザードプログラムを提供する予定です)。
動作パターンの付加情報ファイルも、xmlで記述されていますので、手動で作成することが可能です。タグの構成は以下を参照してください。
<リンク:動作パターンファイルのスキーマ>
骨組モデルを継承した、実装モデルの作成(プラグイン)
骨組モデルを継承した実装モデルを作成するには、モデルフォルダを右クリックし、『骨組モデル情報を読み込み』を選択します。
まず継承する骨組モデルの付加情報ファイルを選択し、次に新たな実装モデルのファイル名を入力します。
※この際、必ず拡張子を.wrlに指定してください。
ファイル名を入力後、骨組モデルの付加情報ファイルと同様のウィザードが表示されます。入力したい情報のみを入力し、完了を選択して下さい。
付加情報ファイルは、後から編集が可能です。詳細は以下を参照してください。
実装モデル付加情報作成・編集(プラグイン)
実装・骨組モデルのコントローラ用のライブラリ出力(プラグイン)
実装・骨組モデル用のコントローラプログラミング(手動)
モデル・動作パターン・コントローラのアップロード(サーバー)
シミュレーションの実行(手動)