川崎市立川崎病院を基幹施設とし、川崎、横浜、東京の医療機関を連携施設とする研修施設群
内科専攻医は総合内科に所属(常に全身を診る)
カンファレンス、回診・レクチャー、臨床研究などを通して充実した学習の機会
希望に応じて、消化器内視鏡、超音波検査、心臓カテーテルなどの検査研修が可能
ERおよび在宅医療研修の機会
定員10名(2025年度予定)
川崎市立川崎病院(基幹施設、12〜24か月間)
川崎市立井田病院、日本鋼管病院、けいゆう病院、平塚市民病院、横浜市立市民病院、東京医療センター、済生会中央病院、国家公務員共済組合連合会立川病院、永寿総合病院、川崎協同病院、汐田総合病院、慶應義塾大学病院、北里大学病院、聖マリアンナ医科大学病院、東京女子医科大学病院(連携施設、6〜12か月間)
がん研究会有明病院(連携施設、3か月間)
神田川訪問診療所(特別連携施設、在宅医療研修、3か月間)
内科・総合内科で担当する入院患者は、一般病棟約200床、救命救急センター病棟20床、感染症病棟12床、および他の診療科から内科疾患の診療依頼のあった患者が対象となる。
集中治療を必要とする内科疾患の救命救急センター病棟への入院患者は総合内科専攻医が担当する。
循環器、呼吸器、神経、消化器、血液、感染症、リウマチ膠原病、腎臓、内分泌糖尿病の各専門医が内科部長の統括のもとで「内科1科」として診療する。内科専攻医は、常時各分野の専門医の指導の下、内科に入院してくる患者を主治医として主体的に診療する。
毎朝のカンファレンスで、前日当直帯に入院した重症例の共有化や議論を通して疑問点・問題点を明確化し、診療方針を決定し、専門医の指導へと繋げる。
内科各分野をローテーションすることはせず、1人の患者に継続して携わり、また、内科全般の診療を常に意識し主病名の裏に隠れている多くの問題点を抽出し解決する能力を身につける。
卒後4年目以降は、自らの外来診療枠を持ち、入院患者の退院後も継続診療を行う。
平日午後および夜間・休日の救急外来で、内科のウォークイン患者の診療に当たる(いわゆる1次、2次救急)。
診療した患者が3次救急相当であれば救命救急センター医師と連携して診療に当たる。
内科・総合内科の病棟当直は内科スタッフと総合内科専攻医がペアで当直しており、当直帯においても常に指導医に相談できる。
専攻医の当直は月4〜5単位程度。当直明けはPHSを預けて昼に帰宅する(働き方改革への対応)。
救急科指導医の下、救命救急センター診療チームの一員として診療(3か月間)。
内科救急だけではなく、外傷・小手術を含めた救急診療を総合的に研修。
内因性疾患(敗血症性ショックなどの内科系疾患)患者は、総合内科専攻医が病棟主治医として引き続き担当。
神田川訪問診療所での在宅医療研修(3か月間)。
希望に応じて各種検査研修が可能(6か月ごとに組み替え)。
上部消化管内視鏡、下部消化管内視鏡
気管支鏡
超音波検査(腹部・心臓・関節)
心臓カテーテル
脳波
筋電図
脳血管造影
腎臓内科・透析室研修
透析シャントPTA
放射線診断科でのCT読影
その他
院内
講演会(学術、医療安全、感染対策、接遇、その他)
CPC(年6回)
内科グランドラウンド(症例検討会、スタッフレクチャー、ジャーナルクラブなど)
総合内科カンファレンス(ミニレクチャー)
院外
日本内科学会地方会で毎月演題を発表
その他、内科関連専門学会や研究会で積極的に演題を発表
発表した内容の論文化