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メッセージ

出身医師からのメッセージ


『初期研修では物足りない!? みなさんへ』

初期臨床研修の2年間で十分と言える程経験できなかった症例に出会える。 各科の疾患から、ICUによる全身管理まで、必要に応じ、各科専門医にもコンサルトでき、経験の浅い自分にとっては非常に良い環境だと思います。初期研修では、物足りない!?もっと、多岐に渡る症例が診たいと思う方、是非、川崎市立川崎病院へ!! (青木洋一郎・北里大学出身、現在、国立国際医療研究センター国府台病院消化器肝臓内科所属)


『総合診療科 in 川崎~東京と横浜の狭間で』

ただいま後期研修中(レジデントノート 2010年10月号)(荻野 尭・神戸大学出身・現在、横浜市大循環器科所属)


『川崎市立川崎病院での後期研修について』

当院は733床の地域の基幹病院であり、各専門分野の医師が揃い、質の高い医療を提供しています。また、近年、救命救急センターが開設され、2次・3次救急の受入れが多く、全体的に重症な入院患者さんが多い印象があります。そのような中で、私達、内科の後期研修医は総合診療科という一つの科に属し、各専門分野の患者さんをランダムに主治医として担当しています。ICUに入室している重症肺炎から化学療法の導入まで、あらゆる専門分野の疾患を同時に担当するということは、まだまだ経験の浅い私達にとっては非常に困難で大変なことですが、主治医という責任を背負いながら一所懸命文献を調べたり、専門科のスタッフの先生方に相談しながら、患者さんにとって最良の治療法を選択できるよう日々努力しています。当院のような大病院でこのような体制が実現できている理由の一つは、各診療科ごとの垣根が非常に低いためだと思います。どの専門科のスタッフの先生もいつでもやさしく相談に乗ってくれ、PHSや電子カルテですぐにコンサルトができる環境のおかげで、私達が専門的な治療を行えているのだと思います。また、同期の医師も多く、向学心や協調性に富んだ人達が全国から集まってきています。現在、後期研修医同士で4~5人ずつグループに分かれ、グループ内で治療方針について相談したり、自分が外来中のバックアップなどをしてもらっています。良き同期や良きスタッフの先生方に恵まれ、非常に充実した毎日を過ごしています。当院はGeneralistからintensivistまで幅広い研修のできるとても良い病院だと思います。ぜひ一度見学にいらしてください。 (加畑宏樹・慶應義塾大学出身・現在慶應義塾大学呼吸器内科所属)


『原風景』

2年間の研修を終える。進路を決める。どの臓器が好きか、どういった疾患に興味を持つか、自分の適性はどうか。そういった精神作業の中で “Needs” は自ずと自分サイドに存在するようになる。Needsに適う病気、患者とそれ以外が明瞭に色分けされるようになる。しかし、医療現場で真に “Needs” を持つ者は患者である。そういったNeedsをProblemとしてPick upし、Planを立てることができるのが内科医ではないか・・・そんな風に思ったりしたら、一度見学に来て下さい。各分野が分断されることなくバランスをもって存在する内科の原風景がここにあります。(井上健太郎・横浜市立大学出身・現在当院内科スタッフ)


『1人の患者を一生主治医として治療してゆけるgeneralistをめざして』

川崎病院総合診療科の最大の特徴は、内科入院のすべてのジャンルの患者の主治医となることです。臓器別のジャンルにとらわれることなく、内科疾患であればスタッフの先生方のアドバイスのもと、主治医として治療の方針を決定していきます。また、ERでは交通外傷、CPAなど、井田病院での短期研修では緩和ケアや往診など様々な場面での医療に取り組むことができます。一人の患者さんを救急外来で診察し、入院主治医となり、外来で担当する。患者が希望すれば在宅で往診をし、時にはターミナルケアも行う。患者さんのライフスタイルの変化やニーズ、一人の人間に起こる様々な病態の変化、こういったものに柔軟に対応できて、一人の患者の主治医であり続けるために学ぶノウハウがこの病院にはそろっています。そういった医師像に共感を感じる方は、ぜひ、一緒に総合診療科で患者さんと向き合いませんか? (水堂祐広・千葉大学出身、現在、神奈川循環器呼吸器センター所属)


『まずは見学にいらしてください!』

私は2004年に東京医科大学を卒業し、当院で2年間の初期研修を終えた後、総合診療科専修医として研修を行いました。私が初期研修の後、引き続きこの病院で研修しようと思った理由は、都心に近いこれだけ大規模な病院であるにも関わらず、若い医師が主体性を持って主治医として診療にあたれること、内科のみならず各科専門医のバックアップがしっかりしていること、症例が豊富、手技が身に付くことなどがあります。また、グループ制を導入して専修医同士サポートし合う体制を作っており、多くの仲間から刺激や知識を得ることができるのも魅力です。専修医が救命救急センターから病棟、さらに外来フォローまでを一貫して主治医として診ることができる希有な病院だと思います。まずは見学にいらしてください! (倉崎康太郎・東京医科大学出身・当院内科スタッフを経て、現在、関東労災病院内科所属)


『多次元の幅広さと自由度が魅力』

もともとは内科でない科を志望していましたが、初期研修2年目が終わるにつれ「やはり内科のスキルがないといけない」「救急と内科全般を幅広く学びたい」と強く感じるようになり、滑り込むように川崎病院の後期研修に申し込みました。期待以上の疾患、社会背景の幅広さで、一例を挙げると重症肺炎・敗血症・心不全、糖尿病教育入院、肺癌ターミナル、汎血球減少と黄疸の方の緊急入院、肝硬変・静脈瘤破裂、などを1日に診ます。当直ではwalk inからCPAなど、救急・急性期・集中治療から慢性疾患、腫瘍、終末期、老人医療まで、もちろん臓器に関わらず受け持つことが出来ます。各人の最終目標はどうあれ、「いろんなProblemを抱えた患者さんを、なんとかしてあげたい」と志す人には最適の修練の場だと思われ、またそういう高士の仲間が全国から多く集まっています。おそらく、「総合診療」という名に少しでも心惹かれる方なら、sympathyをもってもらえるのではないでしょうか。共に切磋琢磨できる日を願っています。(大城健一・琉球大学出身・現在当院救急科スタッフ)


『One for All , All for One !』

ただいま後期研修中(レジデントノート 2007年4月号)(木田耕太・浜松医科大学出身・当院内科スタッフを経て、現在、東京都立神経病院神経内科所属)


『GeneralistのSpeciality』

私は大学病院で初期研修を終え、大学の内分泌代謝に入局し川崎病院総合診療科に来ました。 臓器特異性を持たず、全身そして患者背景も診ることのできる医師を目指したいと思っていました。最近Generalistの必要性が言われています。アメ リカではGeneralistはSpecialistへ繋げるためのpositionであることが多いです。本邦ではそのpositionは確立しておら ず、アメリカのGeneralistと同じ意味で用いられたり、『何でも診れる医師』として用いられたりします。この病院での総合診療はどちらでもあり、 またSpecialistでもあると思います。内科全分野の疾患に出会います。その中には大学病院でも滅多に診ることのできない症例や、case reportレベルの症例を診ることも珍しくありません。内科・総合診療科という大きな枠組みの中で、一人の主治医として各Specialistに接して、自分の中でのSpecialityを身につけることもできます。多くの先生方や仲間たちと切磋琢磨できる環境だと思います。また特殊な社会背景の患者 が多く、医師-患者関係をどう確立したらよいかということも自ずと学ぶことができます。さらに患者と長期にわたり向き合えるようになっているため、一人の 患者のfirst touchから外来フォロー、時に死亡判定まで診ることもあります。specialityを持ったGeneralistになりたい人、specialistになりたい人、自分のspecialityを見つけたい人、この病院で自分の力を試して、みんなで成長してみませんか?(林 哲範・北里大学出身・現在、北里大学内分泌代謝内科所属)

これまでの総合診療科所属医師の出身大学(2016年4月現在)

出身大学