ファンド・投資信託

さて、ここではファンドについての書籍を紹介します。

といっても「個人投資家が購入する投資信託にこんなのがあります」という書籍ではありません。

金融機関が資産運用を行う際に外部委託を活用する場合や、自分でファンドを組成して運用する場合に必要となる基本的な知識を身につけるための書籍です。

投資する際は、運用者の評価やパフォーマンスの評価をしなくてはいけません。また、運用する際は、どのような点が評価され、実務をどうするかがわからなければ話になりません。

これからアセマネ業を目指す人はかならず読んでおくべきです。

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1.ファンドマネジメントのすべて―資産運用会社の経営と実務

本書は某企業で推薦されています。

ファンドマネジメントの実務的な基本をフロント、ミドル、バックまでカバーして記載してあります。

よくできていて、役に立ちますし、実務面をおさえるならこの1冊で十分です。

2.ファンドマネジメントの新しい展開

かなり幅広くなっています。

本書も某企業で推奨されていますが、運用フロント業務(ポートフォリオの構築や分析・予測の部分)や、運用評価に関する部分がこちらの本の方が読みやすい印象です。

印象としては、ミドル~バックであれば、上の本を、フロントや投資家であればこちらの本をという感じです。

どちらもよくできている印象ですが、分量が多いので、その方面を志望する人がしっかりと読み込むのがしっくりきます。

なお、個人投資家で投資信託の商品を知りたいという人は、次のインデックス・指標の本がもっとも参考になります。

インデックス・指標へ

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