ユーザ問題集の利用

■ユーザ問題集に関する説明

タイトル画面の「せってい」から「ユーザ問題エディタ」を選択することで、ユーザ問題エディタを呼び出すことができます(iOS版の場合は、タイトル画面の「エディタ」を選択してください)。

この画面で登録した問題は、ローカル対戦で使うことができます。ローカル対戦で使用する場合には、ゲーム開始前の設定画面で「通常の問題集」とある項目を「ユーザ問題集」に変更してください。

※現在のところ、データのサイズが1MiBを超えるとユーザ問題集として使用できない仕様となっています。

問題の追加

「追加」ボタンを押すと、問題作成ウィンドウが開きます。

問題文、問題文ヨミ、正解文字列、ダミー文字列1~3(省略可)を入力してOKを押すと、問題がリストに追加されます。

なお、これらの文字列のいずれにも、半角カンマを含めることはできません。入力した場合でも、問題追加時に削除されます。

問題文

ゲーム中に表示される問題文を入力して下さい。

問題文中に「/」を入れておくことで、COMが押してもよいポイントを指定することができます。

指定がない場合には、COMは問題文が読み終わるまで押してきません。

指定がある場合、COMは最速でそこまで読み終わった段階で押してきます。

例えば、「世界一高い山といえばエベレストですが、日本一高い/山といえば?」と入力した場合、COMは早くとも「日本一高い」まで表示されるまでは押してきません。

また、文中に半角ドル記号("$")を入れておくと、そこで改行させることができます。

問題文ヨミ

ボイス再生モードで利用する音声記号列を入力します。基本的には、問題文のヨミを、ひらがなまたはカタカナと読点のみで入力すればOKです。

この項目が入力されていない問題は、ボイス再生モードでは出題されません。

問題文と同様に、文字列中に「/」を入れておくと、COMが押してもよいポイントを指定することができます(若干の誤差があります)。

※漢字や「ヴ」「づ」、数字など、発音できない文字が入っている場合には読み上げることができません。入力した文字列が読み上げることのできる文字列かどうかを調べるには、「ヨミ再生」ボタンを押して下さい。なお、「づ」は、OKボタンを押した時点で自動的に「ず」に置換されます。音声記号列について詳しくは、株式会社アクエスト様のウェブサイトに掲載のマニュアル等を参照して下さい。

※再生可能な時間は最大30秒程度です。ヨミ文字列は再生時間がこれ以内になるように収めてください。

正解

正解の文字列を入力します。たとえば、前掲の山に関する問題の場合には、「ふじさん」などと入力します。

ダミー1~ダミー3

正解以外の選択肢として表示される文字列を入力します。省略した場合には正解と同種の文字がランダムで選ばれますが、適切なダミー文字列を設定しておいた方が無難です。

例えば、前掲の山に関する問題の場合、ダミー1にエ、ダミー2にチを入力しておくと、一文字目の選択肢として「ふ」「エ」「チ」と何らかのひらがなが表示され、「エベレスト」を想定した回答者を確実にひっかけることができます。

v0.19より、特定の桁のすべてのダミーに正解と同じ文字を指定しておいた場合、当該の文字は自動で入力されるようになりました。

また、v0.17より、半角疑問符(「?」)を入力した場合、その部分のダミー文字はランダムに選ばれるようになりました。これにより、特定の桁についてのみひっかけを試みることができます。

※ダミー文字が省略された場合や「?」が入力された場合にランダムに選ばれる文字は、基本的に正解の文字と同じ種類(カタカナ、ひらがな等)の文字で、促音や濁音ではないものから選ばれます。例えば、正解が「0」の場合には何らかの半角数字が、「A」の場合には何らかの半角英字(大文字)が、「ア」の場合には何らかのカタカナ(促音、濁音、ヰ、ヱ、ヲを除く)が選ばれます。英数字、カタカナ、ひらがな以外の文字が正解の場合には対応しておりません。

難度

問題の難易度を5段階で設定できます。難易度が高いほど、COMの誤答率や押すまでにかかる時間が上がります。また、別途設定画面で出題される問題の難度範囲を設定した際、ここで設定された難度が参照されます。

ジャンル

問題のジャンルを設定できます。ゲーム開始前の設定画面で出題されるジャンルを限定した場合、ここで設定したジャンルが参照されます。

・エクスポート(Android版)

「ファイル」ボタンから「エクスポート」を選ぶと、保存先とファイル名を指定して、csv形式のテキストファイルとして問題集を書き出すことができます。

書き出した問題集は、「インポート」で読み込んだり、別のテキストエディタ等で容易に編集することができます。

※ファイル名に拡張子を指定しない場合には、「.csv」が付与されます。

・インポート(Android版)

「エクスポート」で出力したり、テキストエディタ等で作成したりしたcsv形式のテキストファイルをユーザ問題集として読み込むことができます。

テキストエディタ等を利用して作成する場合のために、以下でデータの書式を説明します。

・ジャンル名設定(v0.22から)

5つのジャンルに好きな名前をつけることができます。

*データの形式

文字コードUTF-8, BOMなしのcsv形式のファイルを作ってください。拡張子は.txtで構いません。

1行に1問、以下の形式で入力して下さい。形式が異なる行は無視されます。

問題文,正解文字列,ダミー1,ダミー2,ダミー3,難易度(半角で1~5)

または

問題文,正解文字列,ダミー1,ダミー2,ダミー3,難易度(半角で1~5),ジャンル(0:なし, 1:文, 2:理, 3:社, 4:スポ, 5:漫アゲ)

または

問題文,正解文字列,ダミー1,ダミー2,ダミー3,難易度(半角で1~5),ジャンル(0:なし, 1:文, 2:理, 3:社, 4:スポ, 5:漫アゲ),問題文ヨミ

例:

世界一高い山といえばエベレストですが、日本一高い/山といえば?,ふじさん,エた,チ,オ,1

問題集ファイルの見本

見本として、本アプリに標準で付属している問題集から10問を抜粋した問題ファイル(testquiz.txt)を添付します。

testquiz.txt