作成資料(ミクロ経済学関連中心)
本ページでは笠松が作成した「1年生向けミクロ経済学」と「2年生以上向けミクロ経済学」で使用する授業資料を公開しています。
公開理由:ミクロ経済学のグラフ作るのめんどくさいなぁ、と思いながら頑張って作ったのでなんとなく公開したくなったからです。powerpointでほしい人は連絡してください。知り合いだった場合、たぶんお渡しします。
1年生向けミクロ経済学:テーマ「(数学から)逃げないミクロ経済学入門」
授業設計:部分均衡分析を題材に、以下の条件で講義をします。
言葉と数式、両方を用いて理解することを目指す。
数学で必要な知識は、連立方程式と1変数の微分・積分(授業内でカバー)
一部の経済学部では、経済数学が必修になっていなかったり、必修になっていたとしても先にミクロ・マクロ経済学の必修講義が配置されているカリキュラム構成になっています。これは致し方ないことですが、2年次以降の中級ミクロ・マクロ経済学で急に数学が出てくるという構成にしてしまうと、学生からすると急にはしごを外されてしまった感覚に陥るのではないかと笠松個人は考えています。
そこで、連立方程式及び1変数の微積分を学びながら部分均衡分析周辺を学ぶスライドを作成してみようと考えました。これが学生にとって良いことなのかどうかは正直わかりませんが、これから数年かけてアップデートしていこうと考えています。
授業計画及びスライド
ガイダンス / ミクロ経済学とはどのような学問か?
参照教科書:神取(2014)序章経済の全体像
参照教科書:八田(2013)序章・第1章需要曲線と消費者の理論 (1)
参照教科書:安藤(2021)第3章、梶谷・鈴木(2016)第4・5章、八田(2013)第2・5章、神取(2014)第3章3.1節数学復習
関数(傾き・平方完成・2次関数の最大最小・指数法則)、連立方程式、1変数の微分と最適化問題、1変数の積分需要曲線と消費者の理論(2)
第3回の内容を数学的に理解する。供給曲線と生産者の理論
参照教科書:安藤(2021)第3章、梶谷・鈴木(2016)第4・6章、八田(2013)第2~4章、神取(2014)第2章2.2節市場均衡と余剰概念
参照教科書:安藤(2021)第4章、梶谷・鈴木(2016)第4・7章、八田(2013)第5章、神取(2014)第3章3.1節個別需要・供給曲線と全体需要・供給曲線
参照教科書:安藤(2021)第4章、梶谷・鈴木(2016)第4・7章余剰分析の応用(貿易・租税)
参照教科書:安藤(2021)第5章、梶谷・鈴木(2016)第8章、八田(2013)第6章、神取(2014)第3章3.1節市場の失敗と外部性
参照教科書:安藤(2021)第6・8章、八田(2013)第10章、神取(2014)第4章独占市場
参照教科書:安藤(2021)第7章、八田(2013)第9章、神取(2014)第5章ゲーム理論入門
参照教科書:安藤(2021)第12章、神取(2014)第6章まとめ(適宜上記の授業回に問題演習を含むため、調整時間)