活動予定・近況


笠松の今後の研究報告予定やWPの情報、近況などをここでは記入しています。

近況:また長い間更新をし忘れていました。 特段書くことがなかったというのも大きいですが、たまには更新しないとこのページの価値がなくなるので何か書きます。

・東京理科大学の岸下大樹先生との共同研究であるEndogenous Political Trust and Electoral Accountability が現在、Journal of Politics誌にR&Rの状態になっております。何とか載ってほしいですが、祈るばかりです。

・8月10日のSWETにて共著者の岸下大樹先生が  Political Supply of Fake: The Role of Heterogeneous Confirmation Bias という研究報告を行う予定です。(私もこっそり参加します。) コメントいただけると幸いです。

雑談: いろんな方(研究者含)としゃべる際に、自分の研究分野が具体的に何なのかうまく説明するのが難しいなとずっと感じていました。大分類であれば「応用ゲーム理論」や「政治の経済学」という風に説明できるのですが、さらに深堀して説明するとなると、一言で片づけるのが難しい。
 というのも自分の研究遍歴が、「特許ライセンス販売(産業組織、修士1年まで)」⇒「ネガティブキャンペーン(政治経済学、修士2年~博士1年)」⇒「グローバル環境下の租税政策と政治過程(公共経済・政治経済の中間、博士2年~3年)」⇒「政治的信頼の内生的変化と政治過程(政治経済学、博士卒業~)」となっており、「(自分が面白いと思った)政治現象をゲーム理論を用いて分析している」と表現する以外、しっくりとした枠組みがなかったわけです。(もっと大きなビジョンをもって研究すべきだと怒られそうです。。。)
 最近これに関して少し答えが出ました。「少なくとも政治経済学の研究については「野党」の行動に興味関心があって研究しているものが多いのではないか」と知り合いの研究者から教えてもらいました。それを言われて、確かにそうだと腑に落ちた次第です。(かといって、野党の研究をしていますというのもかなり語弊がある気がするので、まだ正確な表現に至っていません。)




→報告完了しました。コメントしていただきありがとうございました。