野村證券や大和証券などの国内の大手証券会社は、2000年頃からのネット証券の普及、2006年のライブドアショック以降の手数料収入の落ち込み、2008年のリーマンショック以降の景気の低迷など、厳しい環境が続いています。
リーマンブラザーズを買収した野村證券は、多額の費用を計上したりと、2011年には投資不適格級への格下懸念や、買収されるのではと騒がれたりしたことは記憶に新しいできことです。
また、大和証券も、頼みのリテールの収益の落ち込みや、グローバル部門の赤字など、自然体で営業赤字が続く状態であり、厳しい評価にさらされています。
ここでは、このような厳しい状況にある国内の証券会社の格付を集計しランキングにしてみました。
ランキングでの相対的な順位に加え、国内の証券会社については、格付の水準自体も注視すべき状態ですので、参考にしてください。
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(H24年12末の格付を元に独自に作成)
なお、このランキングは、国内の格付機関の最も低い格付が高いほど、順位が高くなっています。
海外の格付機関による格付も参考として付記しているので、適宜参考にしてください。
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