今度のアプリは、ブラウザで動く!
Chromebookやwindowタブレットでも月の満ち欠けの学習ができるようになりました。
ブラウザで動くので、アプリをインストールする必要がありません(ただし、専用マーカーが必要です)。
説明:
中学校理科で学習する月の満ち欠けを拡張現実(AR)で表示するアプリです。
月の満ち欠けを平面図で考えるのはとても難しい課題です。そこで,太陽,月,地球を北極上空から見る平面図(以下,ワークシート)上に立体モデルを重層表示させました。観察の視点にタブレットを移動させることで,満ち欠けの様子を調べることができます。
※ 拡張現実(AR)とは現実世界の視覚情報に情報端末を用いてCGや文字情報を合成する技術です
<主な機能>
- ワークシート上に,太陽,月,地球の立体モデルを重層表示する
- 月の位置を8か所から選んで表示することができる
- 月を地球の周りに公転させることができる
- 地球と月を実際の表面(大陸や海,クレーター)で表示できる
- 太陽,月,地球を実際の比率で表示できる
- 地球を半透明にして表示することができる
- 地球上から見た現在位置の月を表示することができる
■キーワード
中学校,理科,月,満ち欠け,天体,AR,拡張現実
■使い方
(1) 「月の満ち欠けAR for web」にアクセスします。
(2) 【マーカー】ボタンをクリックして、ワークシートをダウンロードしてA4版で印刷ください。
(3) 【はじめる】ボタンをクリックし,カメラが起動したら地球の北極部分の【北】マーカーにかざしてください。
*端末をかざすと、自動的にピントが合います。
*立体モデルが表示されない認識されない場合は、マーカーに近づけたり遠ざかったりして調整してください。
*立体モデルが正しく表示されない場合は、マーカーを一度隠してから再認識させるとうまく表示することがあります。
*日光や蛍光灯などの光の反射が強い場合,ワークシートにゆがみ、折れなどがある場合は認識されない場合があります。
□機能
●月の表示位置を変更する
画面右側に「全」「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」「カ」「キ」「ク」「公転」ボタンがあります。
このボタンをクリックすることで,月の表示位置を変更することができます。
「全」ボタンは8か所すべて同時に表示します。
「公転」ボタンは地球の周りを公転させたり止めたりできます
●地球上の観察者の位置を表示する
表示位置が「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」「カ」「キ」「ク」「公転」のとき,地球上に赤い丸が表示されます。
これは現在の表示されている月を真南に観察することができる地球上の位置を示したものです。
●アバターを表示する
表示位置が「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」「カ」「キ」「ク」のとき,「人」ボタンが使えます。
「人」ボタンを使うと,アバターを表示して,地球上の観察者の位置まで動かすことができます。
●月と地球の表面の表示を変更する
画面左側に「地表面」ボタンがあります。
初期設定では満ち欠けが分かりやすいように月は黄色と黒色の2色で地球は青色で表示しています。
このボタンをタップすると,月と地球の表面がクレーターや大陸,海洋で表示されます。
●地球を半透明にする
画面左側に「透明度」ボタンがあります。
このボタンをタップすることで,地球を半透明に表示できます。
月の満ち欠けを理解するためには,月の公転面付近へ視点移動する必要があります。
その際に画面上で奥にある月が地球と重なり見えなくならないようになります。
○注意
iPadOS用のアプリと異なり、地上視点と神視点を移動する機能はありません。
■免責事項
(1)機種、OS、ブラウザのバージョンなどによっては正常に作動しない場合があります。
(2)利用に際して、万一ご利用者様に損害が生じたとしても,作者はいかなる損害についても一切責任を負いません。
■プライバシーポリシー
本アプリは,第三者に個人を特定できる情報を提供することはありません。
カメラを使用していますが,撮影されたデータが外部に送られることはありません。