2004年9月8日から11日までチェコのプラハに行ってきました。
プラハ景観
モルダウ(ヴルタヴァ川)沿いの景観。川の右上側が旧市街で、左側にあるのがプラハ城。
この写真は山にある展望台から撮った。(上の写真が展望台3階から、下の写真が展望台2階から。)
この展望台は足に自信がないときつい。
ところどころダブっているのは気にしないように。
旧市庁舎の時計台。毎正時になると上のほうの窓が開き、キリスト12使徒が回り、時刻を知らせる鐘がなる。
上の方の円形の時計は天文時計で、黄道12宮の周りを太陽がどう動くかを示すもの。これが作られた当時はまだ天動説だった。
下の方はカレンダーになっているらしい。
右側に骸骨がいる。西洋美術では時間と死神は密接な関係があり、死神の持つ砂時計は命の残り時間を表し、鎌は命を刈り取るためにあるとされる。
一時間ごとにこの骸骨が砂時計をひっくり返し、12使徒を呼び出すというのはこの時計という装置として巧妙で、美術品としてユーモアがあり、人生に対して皮肉だ。
個人的に時計というものは正確な時間を示すことよりも見る人を満足させることのほうが大事だと思う。現にこの時計台は正確な時間を表しているとはいえないとう情報があるので 12使徒を見るには注意が必要だが、このからくり時計を見た人は「時間が間違ってる!」などといわずにみんな満足するに違いない。 このビデオを撮ったときには幼稚園児?が整列していて先生が解説をしていた。朝だったせいか観光客はあまりいなくてよかったが、夜とかだとかなりの人があつまるのでいろいろ注意(スリとか)。
観光は撮影禁止のところが結構あるが、寄付さえすれば何とかなるようだ。でも大体は絵葉書とかの方がきれいにとれてる。 禁止スポットとしては、Strahovsky Klaster(ストラホフ修道院)の図書館、 国立博物館内、プラハ城内聖ヴィート大聖堂のステンドグラスなど。 カレル橋は別に撮影禁止ではないが、夕方以降しかわたらなかったのできれいな写真がない。
←発砲禁止とわざわざ書かなくてもいい程度に治安はいいと思う。
プラハに飛行機で行こうと思っている人は、PRAHA空港から119番バスで行くことになると思うが、その終点はDejvicka(デイヴィカ)である。 バスに乗りなれない私だけかもしれないが、終点なのにどこで下りればいいのかわからない状態ですごすのは結構きつい。みんなが降りたところではなくデイヴィカ(「イ」にアクセント?)で降りたい。 Dejvickaにはこんなのもいる。
2004年5月からチェコ共和国はEUに参入したが、ユーロはまだ使えない。 チェコの通貨はコルナとハレーシュで1コルナ=100ハレーシュ。1993年に誕生したこの新しい通貨はもうすぐ消えてしまうのか? 紙幣は7種、コインは8種あるがハレーシュは見かけなかった(スーパーに行くとあるという噂)。 両替屋さんにお金を集めてると言って、50ハレーシュと日本の50円玉を交換したのはいい思い出だ。 海外では穴あきコインは珍しい?ようで喜んでもらえた。