ヒアリに関するFAQ

2017年6月、特定外来種のヒアリとアカカミアリ(両方でヒアリ類と呼びます)の国内侵入が確認されました。JIUSSIではよくある質問に対する答えを用意しました。


ヒアリを見分けるには

ヒアリかどうかをしっかり見分けるには顕微鏡下で特徴を観察しないといけませんが、以下の特徴を持つアリがいたら注意してください。

fig1

ヒアリの特徴:

土でできたアリ塚(巣)をつくる。

fig2fig3図4

巣を刺激すると素早く動くアリが大量にでてくる。このときのアリはとても攻撃的(動画1)。ただし普段はもっとゆっくり歩きます。


・赤っぽくツヤツヤしていて、働きアリの大きさが2.5mm-6.5mmと連続的な変異がある(これが重要)。腹部の色は暗め。

fig6 fig7

 ・針で刺し、刺されるとひどく痛む。やがて水疱・膿疱ができて周囲か赤くはれる
fig8


行列を作り餌に集まる。

    これらのうちの2つ以上をみたしたらヒアリを疑いましょう。

 (ヒアリほど攻撃的でないアカカミアリでは、上記特徴があてはまらない場合もありますが、身体的特徴はヒアリに良く似ています。どちらも要注意種であるに違いありません)。

ヒアリでないもの:

・黒いアリ(ただし海外には黒いヒアリ類もいます)

2.5mm以下の小さいアリ

・赤っぽいアリでも大きさに連続的変異のないもの

    これらはヒアリではありません。


ヒアリに刺されると死ぬの?

ヒアリは毒針でヒトを直接加害する国際自然保護連合の世界の侵略種100にもランクされる危険な外来種ですが、日本のマスコミでは衛生被害に関する情報がやや誇張され流布されています。まずは、以下のことを心がけましょう。

1)ヒアリに身体をはわれたら:少数のアリが身体についたときには、躊躇せず手で振り払うか指で潰すことで十分対応できます。むろん、地面などにいるアリをむやみに触ってはいけません。

2)巣を踏んでしまったら:間違って巣(アリ塚)の上に足を踏み入れてしまうと怒ったヒアリが大量に身体に登ってきます。そんなときはもはや手で振り払うことはできません。手足をぶるぶる振るってふるい落としましょう。

3)もし刺されてしまったら:落ち着いて「死ぬことはまずない」と考えてください。利用可能な医療機関が近くにあるならほぼ大丈夫です。毒性が強いと指摘されているヒアリ個体群が生息する台湾でも確実な死亡例はありません。海外での死亡例はすべてアレルギー(アナフィラキシーショック)によるものです。刺されて、しばらくして(数分〜数十分)頭痛、動機、吐き気などで気分が悪くなったり、じんましんがでたら急いで医師にみせ治療してもらいましょう。皮膚科、内科、小児科などほとんどの診療科で対応できます。ヒアリの場合は初めて刺されたときにアレルギー症状がでることがあるのでここは要注意です。ハチアレルギー持ちかどうかとヒアリアレルギーは関係ないです。アレルギー症状がでなければとりあえず安心し、刺された部分の痛みかゆみには市販の虫刺され薬等をぬりましょう。


ハチアレルギーの人はヒアリに刺されると危ないの?

これは間違いです。正しい注意喚起はこうです。

『ヒアリに刺されたら、すべての人がアレルギー反応に注意して下さい。』

『ただし、ハチアレルギーだからといって、特段に恐怖する必要はありません』

臨床研究ではハチ毒とヒアリ毒の交差アレルギー反応(ハチ毒に後天的に敏感になった人がヒアリ毒にも敏感になること)は報告されていません。試験管内での実験で交差感受性を示唆した研究がありますが、それが身体全体のアレルギー反応と関係があるとする証拠は現在のところないのです(文献1)。ですからハチアレルギーでなくても、皆さん刺されたら注意しましょう。


ヒアリに刺されると死ぬの? その2:データから

とはいえ「死ぬことはまずない」ではやはり心配でしょうから少しデータで解説します。死亡はすべてアナフィラキシーショックによるものであることはすでに書きました。台湾では2012-2014年のあいだにヒアリに刺されたショックで129人が入院しましたが死者は0でした。うち1人(21才男性)が重篤な溶血性尿毒症症候群を示しましたが治療で回復しました(文献2,3)。中国本土では死亡例があるそうですが(文献4)詳しい状況はわかりません。米国では年間推定約100人のヒアリ刺症死者がいるとした東ら(文献5)の情報が繰り返し引用されていますが(筆者自身も引用してます)、現在の正確な情報については関係機関に問い合わせ中です。

死亡者数は人口やヒアリとの遭遇率の影響を受けると考えられます。ですので人が一番知りたいのはヒアリに刺されたとき何割の人が死ぬのかその確率でしょう。北米を中心に世界のデータをまとめると、1−5%程度の人がヒアリの毒に対し敏感で、このなかでもとくに過敏な人がアナフィラキシーショック反応を起しやすいのだとされています(文献 1, 4, 6-15)。これは米国とブラジルでは1−2%が敏感という東ら(文献5)の記述と近い数値です。このうち死に至る比率はさらに低いでしょう。

台湾出身の ヤン チンチェン(楊景程)京大准教授によれば「台湾でヒアリは比較的都市化が進んだ地域にいる。それはつまり刺されてショックを起こしても誰かの助けですぐに病院に駆け込める場所である。一方、国土の広い米国や中国ではアレルギー反応で倒れたとき、誰も近くにいない状況があり得る。この違いが死亡数と関係があるだろう」ということでした。

やはり「重篤なアレルギーがでたときでも、適切な治療を早急に受けた場合はまず死ぬことはない」と考えてよいと思います。科学的に正しい知識で正しく怖がりましょう。

資料収集に協力頂いた Ching-Chen Yangさんと、Robert Puckettさん(テキサス農工大)、Ed Vargoさん(テキサス農工大)に感謝申し上げます。


アナフィラキシーショックとは?

アナフィラキシーショックとその対処法については、日本アレルギー学会のガイドラインが参考になります。以下からダウンロードできます。

 http://www.jsaweb.jp/modules/news_topics/index.php?page=article&storyid=211

なお、厚生労働省は「ヒアリ毒はハチ毒と共通成分があるので、ハチ毒アレルギーの人は特にヒアリに注意するように」と注意喚起しています。以下の日本アレルギー学会のURLにリンクがあります。

http://www.jsaweb.jp/modules/news_topics/index.php?page=article&storyid=286

「ヒアリでは初回の刺症でアレルギー反応がでることがあるので、ヒアリに刺されたらすべての人がアレルギーに注意しましょう」とするJIUSSIの先の見解は、厚労省見解を否定するものではありません。ご自身がハチ毒アレルギーであることをご存知の方は、用心するに超したことはありません。

また、上記URLには、刺されたときの対処法や、ヒアリの見分け方からから防除まで、環境省作成のこのサイトより詳しい解説(ストップ・ザ・ヒアリ)にリンクが張られています。参考にしてください。


ヒアリによる被害金額は? 米国データでは 

 ヒアリによる経済被害額は2003年のデータでは全米で年間約6千億円あるとされています(文献15)。内訳はやや細分化されていますが、トップ5は

 一般家庭における衛生被害      4116億円

電気通信関係             714億円

農業畜産業              480 億円

ゴルフ場               357億円

学校                                        146億円

です。いずれも1ドル112円で計算しています。「毒アリ」らしく家庭での被害額が最大ですが、次に甚大なのは電気通信関連の被害です。ヒアリはしばしば電機製品内部に侵入し配線類をかじることで起こる信号などの停電はよく起こり、ときに火事にもなるそうです(写真)。農業畜産業の被害がこれに次ぎますが、具体的には鶏の雛が刺されて死ぬ、ストレスで乳牛の搾乳量が減る、種子や苗木がかじられる、農作業の妨げになるなどです。学校やゴルフ場など、人とヒアリが出会いやすい場所では被害(衛生が中心でしょう)が大きいのがわかります。トップ5以外では、病院や保育所などでの刺症被害も無視できません。このようにヒアリが日本にもし定着したら、その影響が多岐にわたることを我々も留意しないといけません。遠足、花見、運動会など日常親しんできた屋外行事にも支障がでる可能性があります。事実、テキサスやフロリダなどでは、ヒアリを警戒せずに地元住民は芝生の上に直接腰掛けたりはしません。

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電気機器内に侵入しコードをかじりショートさせるヒアリ (写真S.D. Porter, USDA-ARS

なお、ヒアリの様々なイメージはUSDAの以下のサイトにあります。有料のようです。

https://richarddporter.smugmug.com/Other/Fireants/n-dTzts5/


ヒアリとよく間違えられるアリは?

以下がヒアリと疑われ、専門機関に送られてきたアリのリストです。

アミメアリ、オオシワアリ、トビイロシワアリ、オオズアリ、ハリブトシリアゲアリ...

 みんな赤っぽいか茶色いアリですね。腰(腹柄)も2節です。でも、これらにはヒアリにない共通の身体的特徴があります。それはトゲ — 胸部背面、腰(腹柄)の近くに生えているトゲまたは突起です(イラスト)。種によって大きさや形状はまちまちですが、ここにトゲまたは突起があるアリはヒアリでないと断言できます。顕微鏡を使った観察が必要ですが、もしここがチェックできれば皆さんご自身でターゲットを相当に絞りこめます。これでもヒアリと区別が難しいのは大型のヒメアリ属です。これらにもトゲがありません。

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ヒアリの本当の危険性:危険性はセアカゴケグモとは桁違い 

やはり「殺人グモ」と称され一時大騒ぎになった特定外来種セアカゴケグモは、日本に定着してしまいました。でもそれ以降は時々ニュースになる程度で、刺症被害もほとんど耳にしません。「もしヒアリが定着してもこれと同じようになるのでは」と感じている向きもあるかもしれません。でもその楽観はおそらく大間違いです。なぜならヒアリはセアカゴケグモより桁違いに個体密度が高くなる可能性が高く、結果ヒトと遭遇する可能性もそのぶん桁違いに高いと想像されるからです。実際、ヒアリが定着した米国南部の州では、道路脇の草地、庭、公園の敷地のなどにヒアリが溢れています。これらヒアリ分布域の州では、住民の少なくとも3割が年に1度はヒアリに刺されているという統計もあります(文献5,8)。

ヒアリが高密度になる理由のひとつはそれらが社会性昆虫であることです。1つの巣には20万匹を超える働きアリがいて、巣から半径20mほどの地面がそれらの「領土」になります。領土内のとくに巣に近いところにヒトが脚を踏み入れると、攻撃的なヒアリはすぐ大挙して身体によじ登ってきて、さらに興奮すると刺します。

刺されて死に至るケースはたとえ稀だとしても、「羽のない攻撃的なハチが庭の芝生に沢山隠れている」そんな風にもたとえられる状況を想像してみてください。これが日本の環境省などがヒアリを「一番入ってほしくない敵」と呼ぶ所以なのです。

日本が米国南部のようにならないよう、侵入初期である今、徹底的な駆逐と防除が必要です。


現時点ではアリ駆除は逆効果

いま「殺人アリ」パニックでアリ駆除剤が売れているそうです。アリがいると不安になる気持ちはわかります。しかし今現在、コンテナやその中身が置かれていた場所周辺以外ではヒアリはまだ見つかっていません。そこで見つかるのはほとんどが巣からはぐれた働きアリと思われます。いいかえるなら、港湾のコンテナ置き場以外では野外巣はまだ確認されていないのです。 

よって一般市民の皆さんが今駆除しているのは100%ヒアリではないと断言していいでしょう。これはヒアリ対策上由々しき問題です。理由はつぎのとおりです。

 実はヒアリの侵略から私たちを守ってくれる「仲間」がいます。それは日本のアリやクモなどの他の捕食者たちです。ヒアリの働きアリは小さい割には屈強ですが、逆に翅アリ(新女王)は大きい割に虚弱です  - これは他のほぼ全てアリ種でいえます。一般に、結婚飛行を終えたアリの新女王は、地面に降り立つとすぐ巣作りを始めますが、十中八九失敗します。なぜなら他の生物に邪魔されるからです。最大の邪魔者はアリ自身です。翅アリが降り立った地面が、もし他種のたとえば日本在来のアリの「領土」だったら、たちまち地主の働きアリに見つかって殺されてしまいます。実際、このシナリオがヒアリにおいてもあてはまることがフロリダで行われた最近の野外研究で明らかになりました(文献16)。地元在住のさまざまなアリたちの存在はヒアリの防御壁になりますが、殺虫剤や耕耘機であらかじめ在住アリを除去しておくと、ヒアリの新女王による新巣定着率が格段に上がったのです。

ここから少し勉強しましょう。これから皆さんの住んでいる地域へヒアリが侵入してくるとしたら、その経路は2つあり得ます。

(1)資材に潜んで運搬されたヒアリが巣ごと引っ越しをして定着する。

(2)翅アリがどこらからか飛来し新たに巣を作る。

国内定着が確認されていない現在、(1)の可能性があるのはヒアリに汚染された輸入資材が置かれていた港湾部などの場所、そしてそのごく周辺のアリが歩いて移動できるせいぜい数10メートルの範囲でしょう。それ以外の場所、すなわち皆さんの住んでいるほとんどの場所では、今後ヒアリが侵入してくるとしたら、それは(2) - すべて翅アリの飛来から始まります。もう理解されたかと思いますが、そんな場所でいま住んでいるアリたちを闇雲に駆除すると、飛来したヒアリの新女王の巣づくりに絶好な『アリなし空間』を作ってしまいます。アリ駆除はヒアリの蔓延を助けてしまう懸念があるのです。

アリを過度に怖がる必要はありません。在来のアリはヒアリと戦う友です。在来のアリを活かして、ヒアリの新女王の定着を妨げましょう。


国土交通省と環境省のベイト剤投与法への懸念

国土交通省と環境省はヒアリ緊急対策として国内の主要港湾部にベイト剤(アリ用毒餌)を設置する相談をしているそうです。しかし、前節の論理から、ベイト剤を置く範囲にはとくに注意が必要です。

もしヒアリがいそうにないところにまでベイト剤を設置し、広範囲にすべてのアリ殺してしまうと逆効果になる恐れがあるからです。フロリダでの研究が示したように「アリなし空間」はヒアリの翅アリに新巣定着の隙を与えます。毒入りベイト剤を設置する範囲はコンテナからアリのコロニーが歩いて引っ越し可能な範囲  せいぜいコンテナヤードの内部と周囲数十m程度  が適切でしょう。ただし、その範囲内ではもれなく絨毯的にアリを駆除すべきです。

国交省と環境省の対策は緊急のものゆえに毒餌設置も数回限りのようですが、これにも大きな懸念があります。一旦アリをすべて殺し「消毒」した場所には、在来アリの防御壁がなくなります。コンテナ等に紛れたヒアリの移入が今後も続く限りは、ベイト剤を置き続けなければ「消毒後のアリなし空間」にヒアリがやすやすと定着してしまう恐れがあります。

また、最初の段階でベイト剤を置く範囲を広すぎに設定してしまうと、その後繰り返される薬剤投与による環境負荷もまた大きなものになるでしょう。使用予定のフィプロニル剤は残留性が高く、近年水田でアカトンボ激減を引き起こした原因であると指摘されています(文献17)。毒は適量を適切に使うべきです。

対策決定の前には専門の学識経験者の意見も聞いて頂ければと希望します。


ヒアリで死亡ゼロ? 

本サイトでもお伝えしてきたように、ヒアリ刺症による死者は過去に確実に存在します。根拠を疑ってきたのは「米国では年間約100人死んでいる」とするこの数字についてだけです。「刺されても死に至ことは稀ですが、初回刺症でも重篤なアレルギーになることがあるので十分注意しましょう」としてきました。

しかし、驚くべきことに2017年7月10日の報道で、環境大臣の記者会見を受け、ヒアリで刺されて死亡した過去の確実な事例が皆無であるかのような報道がされました(Yahoo Newsなど)。「殺人アリ」とさんざんあおったあとのこの報道ですから、マスコミのセンセーショナリズムには辟易します。

この報道はもはやデマの領域です。文献13は、1989年に発表された初の全米規模のヒアリ死者事例の調査結果ですが、医師などのアンケートなどをもとにダブルカウントを除去したら、少なくとも30人の確実な死亡例が過去にあったとされています。そこでは生々しい描写もされています。たとえば、16ヶ月の赤ちゃんが飼い犬に押されてヒアリの巣に倒れ込んだ例です。アレルギー性ショックで呼吸困難になったその子を、看護師だったお母さんが必死でCPR救命を試みましたが、その甲斐もなく赤ちゃんは脳死になったそうです。

本サイトで、繰り返しお伝えしてきましたように、ヒアリに刺されてショック症状がでてもちゃんと治療を受ければ死ぬことは稀です。しかしだからといってヒアリは決して侮れません。アレルギー反応がでたとき適切な治療を早急に受けなければ命にかかわります。ヒアリがもし定着すれば、海外の事例から推察すると、人の身近な環境で大増殖し、他の外来動物の例からは想像できないほどの高密度に達する可能性が大です。つまりそれだけ刺される絶対数が増えるわけですから、いくら確率は低くても重篤化する人もそれに比例してでてくるでしょう。


ヒアリに関する問い合わせ先

ヒアリが確認された地域の自治体が問い合わせに対応しています。以下のURLをご覧下さい。

神戸市 http://www.city.kobe.lg.jp/safety/emergency/other/solenopsis_invicta.html

尼崎市 http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kankyo/hozen/040482.html

国立環境研究所では、ヒアリの情報収集も始めました。以下のアルゼンチンアリの方法に従い、ヒアリとおぼしきアリ標本をお送り下さい。ヒアリは死体なら手で触れても大丈夫です。

http://web.nies.go.jp/biodiversity/invasive/archin.html

ただし、同研究所は送って頂いた標本がヒアリかアルゼンチンアリかは判定しますが、それでない場合の種同定には対応しないとのことです。


ヒアリに関する詳しい情報を載せたとても良い書籍があります

ヒアリの生物学

https://kaiyusha.wordpress.com/2008/12/20/ヒアリの生物学/


文献

1. Potiwat, R. and Sitcharungsi, R. (2015) Ant allergens and hypersensitivity reactions in response to ant stings. Asian Pac. J. Allergy Immunol.33:267-75
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辻 和希(国際社会性昆虫学会日本地区会長)

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