このページでは,誤訳・タイポのお知らせを掲載します.
2018年2月18日
ご指摘いただいた修正点を追加しました.
2018年1月5日
ご指摘いただいた修正点を追加しました.
2016年11月26日
ご指摘いただいた修正点を追加しました.
2016年11月23日
ご指摘いただいた修正点を追加しました.
2016年8月7日
第12章についてご指摘いただいた修正点を追加しました.
2016年8月6日
第10章~第11章についてご指摘いただいた修正点を追加しました.
2016年8月5日
第9章の訂正情報を追加しました.ご指摘ありがとうございます.
2016年8月4日
修正点を4つ追加しました.ご指摘ありがとうございます.
2016年8月3日
第6章のタイポを追加しました.ご指摘ありがとうございます.
2016年8月2日
第4章の原註に2つタイポがありました.投稿フォームからのご指摘ありがとうございます.
2015年9月2日
第8章 p.225 のジョーク (25) について,投稿フォームからご指摘いただいた箇所を追加しました.
2015年5月13日
とびらの書誌情報にタイポがありました.
2015年4月26日
いくつか追加.
2015年4月23日
投稿フォームからご指摘いただいた箇所を追加しました.反映するのが遅れて申し訳ないです.
とびらの裏:原書の書誌情報を記載した箇所で "Reverse-Engineer" とすべき箇所が "Reserve-Engineer" となっています.
p.9: 7行目
誤:「脅威の細胞組織」
正:「驚異の細胞組織」
p.28: 10行目
誤: 「同期づけられた」
正: 「動機づけられた」
p.28: 13-14行目: 「生得的な『笑いのツボ』」についている原註が抜けていました.
原註4. 生得主義に関する註記: 生得的だという主張は,発達論指向の多くの研究者の感性をすぐに逆なでしてしまうことは承知している.きっとそうした読者は正当にもこう述べるだろう――「笑いとユーモアという研究主題は――あるいは生物学的な研究主題はどんなものであれ――それに関する多くの要因が,個体発生の段階から環境との相互作用をとおして決定されるのですよ.」 こう考える読者には,ぜひ,ほんの少し判断を保留してぼくらの説明に耳を貸してもらいたい:たしかに,純粋な遺伝情報からユーモアの行動特徴にいたるまでには複雑な発達経路がある.でも,もし環境にさまざまな規則性があるおかげでヒトという種の健康な個体がみんなこの経路をとることになり,そのため,この特徴のなんらかの根本的な側面をぼくらみんなが共有しているのであれば,*話の便宜として*,その特徴は生得的だ.このごく規則的な環境においては,遺伝子がこの特徴を特定している.
p.42: 不自然な文について指摘をいただきました:
修正前:「ユーモアはいかなるものの一次的性質では絶対にない」
修正後:「ユーモアは絶対にいかなるものの一次的性質でもない」
p.63:
誤:「願意」
正:「含意」
p.71
「正の相関を示している」につづくカッコとじ「)」は不要な誤字です.
p.82: 後ろから3行目
誤:「なにをきっかけに」
正:「なにかをきっかけに」
p.92: 6行目
誤:「ふる雪」
正:「降る雪」
p.96
誤:「例 (12)-(16) のようなダジャレなど」
正:「例 (11)-(14) のようなダジャレなど」
コメント:原書 p.51 のタイポをそのまま継承してしまいました.訳者の注意不足でした.
p.491原註1: 11行目
誤:「バイアスでゆがめるのを裂ける」
正:「バイアスでゆがめるのを避ける」
p.492原註2: 11行目
誤:「ダーウィン=ヘッカー仮説」
正:「ダーウィン=ヘッケル仮説」
p.492 原註5: 4-5行目
誤:「落下してしましそう」
正:「落下してしまいそう」
p.106: 後ろから3行目
誤: 「序文の*4を参照」
正: 「第1章の*4を参照」
p.123; 11行目 セミコロンを句点に訂正.
誤:「下位システムの集合じゃあない;脳では,…」
正:「下位システムの集合じゃあない.脳では,
p.135; 6行目
誤:「こうした便益をつくりだす方として」
正:「こうした便益をつくりだす方法として」
p.145
誤:「そうしたヒューリスティックも(設計により制限された)領域では失敗してしまう」
正:「そうしたヒューリスティックも(設計による制限のために)上手く機能できない領域では予想どおりに――それどころか病理的なまでに――ダメな結果をもたらす」
p.151: 4行目
誤:「痛みを裂けて」
正:「痛みを避けて」
p.151:
誤:「Clark 19997」
正:「Clark 1997」
p.160; 4行目
誤:「この主張はたとえば右を参照」
正:「この主張はたとえば下記を参照」
p.497; 原註 16
誤:「社会的ズルのようなややこしいではない」
正:「社会的ズルのようなややこしいものではない」
p.497; 原註 20
誤:「おそらく,おの美的感覚も」
正:「おそらく,この美的感覚も」
p.168 1-2行目
誤:ぼくらがいつでも物事にうろたることなく
正:ぼくらがいつでも物事にうろたえることなく
p.168 12行目
誤: メンタルスペースとは,ワーキングメモリの一領域のことで,活性化したいろんな概念や知覚はここで意味論的に全体的で状況に埋め込まれた理解のモデルに結びつけられる,
正: メンタルスペースとは,ワーキングメモリの一領域のことで,活性化したいろんな概念や知覚がここで結びつきあって,意味論的に全体論的で状況に埋め込まれた理解のモデルをかたちづくる.
p.175
誤:JITA
正:JITSA
p.181: 後ろから2行目
誤: 「Swinney」
正: 「スウィニ-」
p.185; 3-4行目
誤:「いちいち活性化信念として取りざたなんてしない」
正:「いちいち活性化信念として取り上げたりなんてしない」
p.201: 後ろから2行目
誤:「タンク;水槽」
正:「タンク/水槽」
原著と草稿段階(横組み)で使っていたセミコロンの処理忘れです.
p.209; l.2 句点の脱落.
誤:「なにも見いだせない」
正:「なにも見いだせない。」
p.225: ジョーク (25)
補足でつけた〔〕内の解説が誤っていました.次のとおり訂正します:
「肉屋がひょいと後ずさったら肉挽き機にあたって,{仕事がちょいと遅れてしまった/ちょいとケツを混ぜ込んじまった}」 ジョークの後半にでてくる got a little behind his work が{}内のように2通りに読める.
p.239: 8行目
誤: 「直感の」
正: 「直観の」
p.246: 9-10行目
誤:「うっかりへまをしでしつつ」
正:「うっかりへまをしでかしつつ」
p.268
誤:「という事実に「背く」」
正:「という事実を「もらす」」
p.269: 9行目
誤:「本心では抱いていない信念に背いているようなフリを」
正:「本心では抱いていない信念をもらすようなフリを」
p.267: 12行目
誤: 「そこで,これから取り上げるジョークは(中略)取りかかる用意が整う」
正: 「そこで,しかるべき警告をひとつ伝えておこう――このあとジョークを取り上げるたびに,必ず,それが立脚している仕組みをしつこく記述することになる.これでようやく,「データ」に取りかかる用意が整う.」
p.271; 1行目
誤:「他人の認識的なコミットメント志向的構えではなかなか値踏みできないことも多く」
正:「他人の認識的なコミットメントを志向的構えでなかなか値踏みできないことも多く」
p.508 訳註3
誤:「右を参照」
正:「次を参照」
pp.508-9 訳註3, 4
誤:「子守りのwe」
正:「看護のwe」
p.301: 2行目
誤: 「独立変数なら」
正: 「従属変数なら」
p.306 14-15行目
誤:「志向的構えから独立したユーモアは」
正:「志向的構えに立脚するユーモアは」
p.315
誤:「比較的に堅固な信念は(〔中略〕)は、」
正:「比較的に堅固な信念(中略)は,」
p.315 2行目
誤:「これらの推論から生じた信念は(中略)コミットされている」
正:「これらの推論から生じた信念は(中略)どれもコミットされていない」
p.322
誤:「ダンがうっかりしるのを」
正:「ダンがうっかりしているのを」
p.336/p.551:「トラストフォール」の註は「*9」(原註9)ではなく「★3」(訳註3)です.
p.337 11行目
誤:近く経験
正:知覚経験
p.342
誤:「こうした事態が怒ると」
正:「こうした事態が起こると」
p.350; 9行目
誤:「心の理論は本書三四五頁で」
正:「心の理論は同書三四五頁で」
p.509 原註 3
誤:「右を参照」
正:「次を参照」
p.364; 8行目
誤:「第九章(セクションD)」
正:「第九章(セクション4)」
p.367; 15行目(後ろから4行目)
誤:「1つ目の解決法とちがって」
正:「一つ目の解決法とちがって」
p.372; 8-9行目
誤:「つくりだされるはずけれど」
正:「つくりだされるはずだけれど」
p.373; 9行目
誤:「両方を同意に感じている」
正:「両方を同時に感じている」
p.376; 16-17行目(後ろから3-4行目)
誤:「こうした低次の知覚に組み込み済みの傾向性は,(中略)ぼくらを信念にコミットさせる錯覚にとても引っかかりやすい」
正:「こうした低次の知覚に組み込み済みのさまざまな資質・傾向は,(中略)ぼくらを信念にコミットさせる錯覚にとても引っかかりやすい」
コメント:この箇所は 'dispositions' をうまく訳せていないために一読してわかる文にできていません.
p.380: 後ろから4行目
誤:「呼び水[プライミング]」
正:カッコ内の「プライミング」をルビに.
p.399; 後ろから4行目
誤:「思考の機会と同じくだけ」
正:「思考の機会と同じだけ」
p.400
誤:「これと区別がづけにくく」
正:「これと区別がつけにくく」
p.402: ページ上段の図につけた番号
図 11.7
図 11.8
p.406
誤:「階段を上って言い」
正:「階段を上っていい」
p.408-9
訂正ではないのですがご質問があったので:「(無意識に)説教師の手に自分を合わせて」
コメント:説教師の手をかざしたり触れたりするタイミングに自分から合わせていく,くらいの意味です.
p.411; 5-6行目
誤:「典型的に目に見えないダウナー」
正:「典型的に初見のダウナー」
p.417; 12行目
誤:「均してみるとコストが上回って」
正:「均してみると便益が上回って」
p.425: 不正確な訳文の修正
誤:「こうした行動は潜在的に死に至るほど深刻だと誤読される余地があるからだ」
正:「こうした行動はきわめて真剣だと誤読される余地があるからだ」
対応する原文: "since those behaviors are potentially misread as deadly serious."
異常事態や警戒やその解除を伝えるシグナルを遊びに拡張するだけでは,まだ本当の警戒に関するシグナルとして解釈される余地があるので「小さな一歩にすぎない」;そうした余地がなくなってはじめて笑いのような行動は「いい気分だな」シグナルとなりうるという,という話の流れでこの一文がでてきています.
p.432; 後ろから6行目
訂正ではなくご質問へのお答え:「比較的に偽装しにくくてコストのかかるシグナルとしてユーモアが果たす役割は」
コメント:ここで「シグナル」と呼んでいるのは,「孔雀の立派な羽はオスの良好さを示すシグナルだ」などと言うときの「シグナル」と同じ意味です.ジョークを言ったりする言葉を指しているのではなくて,背景知識や頭の回転を必要とするネタに心から笑ったりしょうもないネタに笑わない素養をもつのにはそれだけのコストがかかるので,よいユーモアのセンスは「コストのかかるシグナル」だと言ってるわけです.
p.434; 後ろから4-5行目
誤:「つまり,ぼくらは(中略)方法として笑いは用いられているんだ」
正:「つまり,(中略)方法として笑いは用いられているんだ」
p.435; 2-3行目
誤:「笑う側がその笑いの受け手に信念を喚起するにせよ (affect) 喚起するにせよ」
正:「笑う側がその笑いの受け手に信念を喚起するにせよ (affect) を喚起するにせよ」
p.438; 後ろから5行目
誤:「人手で刺激されたおかしみが生じる確率とその強度は」
正:「人に刺激されておかしみが生じる確率とその強度は」
p.452; 7行目
誤:「観念的なダジャレ」
正:「観念のダジャレ」
p.452: 8行目
誤:「ある観念と表現しうるか」
正:「ある観念を表現しうるか」
p.453: 5行目
誤:「シェイクスピアが」
正:「シェイクスピアは」
p.493: ★2
ここで参照しているピンカー『心の仕組み』は NHKブックス版です.
p.501: ★4
誤:「主動詞」
正:(トル)
草稿段階でつけていた下付き文字での註釈を取り忘れていました.
p.524: 3行目
誤:「論書」
正:「論証」
p.527
旧:『ダニエル・デネットの思考術』阿部文彦=訳,青土社,近刊.
新:『思考の技法:直観ポンプと77の思考術』阿部文彦・木島泰三=訳,青土社,2015年.
これは訂正ではなく情報の更新です.
p.527
誤:イコール「=」の記号のズレ
p.558
誤:「ラストフォール」
正:「トラストフォール」
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