9月3日(火)19時 4日(水)14時 19時
朗読劇「そこに僕らは居合わせた」
ー忘れないための物語ー
作 グードルン・パウゼヴァング 訳 高田ゆみ子 語り伝える、ナチス、ドイツ下の記憶 より
台本構成/演出 渡辺美英子
物語は……ナチス支配が終わったとき、17歳だった少女エフィ。老年となった現在も決して癒えることのない傷をかかえながら、
忘れてしまいたい、思い出したくもない当時の苦しくつらい体験や出来事に向き合おうとしているが……。
作者は、人間を踏みにじる政治は、もう二度と行われてはならない。それは、ドイツでも他のどんな国でも同じであると……。
訳者は、忘れない物語として次世代に語り、言いおいて行かなければならないと……
この物語は私たちに何を伝えるのか、何を問うのか……。
出演者 鐙雅代 内田英男 菅原司 前原礼子 牧野こずえ
ギター 宮沢勝之
場所 新生館シアター(北池袋下車1分)
入場料 前売 2000円 当日 2300円 中高生1500円
9月 17日(火)19時半 18日(水)15時 19時
24日(火)15時 20時 25日(水)15時
劇「少年口伝隊一九四五」ー広島がヒロシマになった日ー 作 井上ひさし 演出 山田タケシ 構成 よみち灯火
−比治山をそよ風が渡ってゆく−
そのとき 蝉や小鳥がふっとなきやみ 風もぴたりとやんだ
落下傘は四十五秒もかけて ゆっくりと降りてくると
上空五百八十メートルのところで……
出演 田崎紀子 谷彩子 真琴 三宅沙苗 渡辺美英子 石出勇騎 金子由夫 坂井浩 菅原司 山田タケシ ※「少年口伝隊一九四五」−2008年、世界P.E.N.フォーラム「災害と文化」にて初演。
創造集団池小では昨年4月と8月に「朗読劇」として上演。今回は「劇」として、あたらしい構成での表現を試みます。
その日から広島は「ヒロシマ」になった。