★1月26日(土)に2018/19年度第3回勉強会を開催いたしました★
今回は、University College London Institute of Education 博士課程所属坂田のぞみ様をゲストにお迎えし、二部構成にて「開発分野におけるキャリアのつみ方:実務者と研究者を比較して」「教育開発研究の例:タンザニアの小学校におけるアクティブラーニングの実態」についてお話を頂きました。
第一部では、坂田様の現在に到るまでのキャリア形成を元に、「開発分野」においてどのようなキャリアを築くべきかご講演頂きました。坂田様は、幼少期のヒップホップとの出会いをきっかけに、その発祥である「アフリカ」に興味を持ったそうです。修士課程において「教育人類学」を専攻し、タンザニアのユニセフChild Friendly Schoolにてインターン及び修士論文研究をなさいました。一旦、民間企業にてマネジメント系のスキルアップを図った後、「研究者として開発に貢献したい」との思いを胸に、現在の博士課程へ進学なされましたそうです。このご自身の経験より「アカデミアで専門性を身につけながら、マネジメント系の通用するキャリアを目指すと良い」というとても貴重なアドバイスを頂きました。
また、二部においては、実際に坂田様がタンザニアにて実施したアクティブラーニングに関する研究に関し、詳しくお話を伺いました。実際にグループで議論する時間も設けられ、私たち自身もアクティブラーニングを身を以て経験出来、とても有意義な学びの時間を過ごすことが出来ました。お忙しい中、素晴らしいご講演を頂きました坂田様への感謝とともに、寒い中会場に足を運んでくださった参加者の皆様に重ね重ね御礼申し上げます。