第6回IDDP勉強会のご案内
早春の候 皆様におかれましては益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
さて、この度は、第6回IDDP勉強会の開催が決定いたしましたので、ご案内いたします。今回は、「人権」をテーマに開発と人権の関係性についての講演会を実施いたします。参加を希望される方は、下記のフォームよりお早めにお申し込みください。
<第6回IDDP勉強会>
【日時】4月18日(土) 13時〜15時30分(12:30開場) ※休憩含む
講演後、講師の方を囲んでの懇親会を予定しております。
※ 開演10分前までに会場にお越しください。
【会場】 Institute of Education (IOE), Level 3, Student Union S16 room
住所: 20 Bedford Way, London WC1H 0AL
最寄り駅のRussell Square Station (Tube: Piccadilly Line)から徒歩5分
※ 開場から開演時間にかけて、会場の入口付近でスタッフが会場案内をさせて頂きます。※ 会場には十分な暖房器具がございませんので、暖かくしてお越しくださいますようお願いいたします。
【講師】藤田 早苗氏
エセックス大学人権センターフェロー。専門は国際人権法。主要研究分野は「開発金融機関と人権」で、世界銀行やアジア開発銀行の政策改定に国際人権基準からの提言を行ってきた。また2013年10月、日本の秘密保護法案を英訳して「表現の自由に関する国連特別報告者」に通報制度を通して法案の危険性を訴えた。その結果国連からの日本政府に対する公式声明が発表され、それ以来、日本の情報への権利に関して、国連や国際NGOと密接な活動を続け、講演、執筆などを通して国際人権基準の重要性を強調している。
名古屋大学大学院国際開発研究科修士課程修了、博士課程単位取得満期退学、エセックス大学にて国際人権法修士号、法学博士号取得後、人権センター研究員、ロースクール学内非常勤講師、青山学院大学客員研究員を務める。
主要出版物として、The World Bank, Asian Development Bank and Human Rights: Developing Standards of Transparency, Participation and Accountability (Edward Elgar Publishing,2013)「情報にアクセスする権利と秘密保護法」『法学セミナー』(2014年6月号)など。
【テーマ】「人権について考える」
人権と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?人権とは簡潔に定義すると「すべての人が持っている人間としての権利」であり、国際機関が開発を行う上でも各国政府が条約を制定する上でもキーとして考えられている非常に重要な権利です。
このセミナーでは、開発と人権の深い関係性について理解を深めていきます。また、日本人として知っておくべき特定秘密保護法案などの日本の人権についても触れていきます。
このセミナーを通して、開発援助に携わっていく上で必要な人権の知識を養っていただければと思います。人権とは何を意味するのか?を一緒に考えてみましょう。
第一部:「開発と人権」
第二部:「情報への権利と世銀、ADBそして日本」
【形式】講師のプレゼンテーション+参加者同士のディスカッション
【参加費】無料(印刷費等、勉強会運営費用に充てるため、寄付金としてお一人様2ポンド程度お願いしております)
【言語】日本語
【定員】60名
【お申し込み方法】
以下のリンク先の参加登録フォームより、お申し込みください。
※1 会場のセキュリティー上、事前の申し込みが必要です。
※2 3〜5日以内にIDDPより返信がなければ、お手数ですが再度ご連絡下さい。
※3 定員に達した場合はキャンセル待ちとさせて頂きますので、ご参加を希望の方はお早めにお申し込みをお願い致します。
※4 お申し込みをされた後に当日ご欠席されることとなった場合は、参加登録が完了した際にIDDPから受領されたメールに直接ご連絡下さい。
【主催】英国開発学勉強会(IDDP)