第1回勉強会

2007年10月 26日(金)

第1回勉強会

「援助潮流とその背景、及びJICA-JBIC統合について」

■講師:古川 光明 氏

(独立行政法人国際協力機構 英国事務所長)

■講演内容

昨今の主な援助潮流として、2005年のパリ援助効果宣言に代表されるように、途上国・ドナー等の主要ステークホルダーが協調して開発事業に携わるというアプローチが主流となっています。こうしたアプローチが採用されるに至った背景を振り返ると共に、その具体的運用をより良く理解することは、今後の効果的な開発事業の展開には不可欠であると考えます。

また、JICAとJBICの統合による新生JICAの誕生まで1年を切りました。この統合により、技術協力、無償資金協力、有償資金協力(円借款)の3手法が一本化されることになります。今回は、この新生JICAについてもご紹介しました。

■講演資料

■関連リンク:

古川氏執筆の論文

「援助協調への日本の取り組みの成果と課題:本部での対応を中心に」

IDCJ FORUM 23号(2003)より

http://www.idcj.or.jp/4Publications/forum23.pdf

「アフリカを取り巻く援助動向とその対応(一考察)-タンザニアをケースとして」

PRSPと援助協調に関する論考(2004)より

http://www.jica.go.jp/branch/ific/jigyo/report/field/200403_01.html