USB-I2Cブリッジボード V1

お詫びとお願い

2017/10/22(日)秋葉原UDXビル内アキバスクエアで開催された「技術書典3」にて当商品をお買い上げ下さいましたお客様へ

商品同梱の解説書に掲載のサンプルスクリプト(sample7.pyおよびsample8.py)が誤っておりました。申し訳ございません。コチラからダウンロードしたファイルを御参照下さい。

ライブラリおよびサンプルプログラムのダウンロードはコチラ

New!(2018/4/12)

issekiamp様よりライブラリとサンプルプログラムをC#に移植したものを公開して頂きました。

C#をお使いの方は是非ご覧下さい。→https://github.com/issekiamp/usb_i2c_board

【概要】

センサーの値を直接パソコンに取り込んだり、直接パソコンから表示機器を制御したりできたら便利だとは思いませんか?

このボードをパソコンのUSBポートに接続することで、パソコン上のプログラムからI2CデバイスとGPIOを簡単に制御することが出来るようになります。

ボードは完成品なのでハンダ付けは不要、パソコンのUSBポートに挿すだけ。ブレッドボードとジャンパ線で簡単に実験が始められます。また、GROVEデバイスも接続できます。

例えば…

マイコンボードは使ったこと無いけど、LEDやLCDを制御してみたい

使い慣れたパソコンを使って電子工作してみたい

センサーから取り込んだ値をパソコン上でグラフに表示したい

実験装置を自動化して無人運転できるようにしたい

IoT向けセンサーをまずはパソコンで試してみたい

などなど、応用範囲が広がります。

【商品詳細】

パソコンのUSBポートからI2Cデバイス(とGPIO)を制御できます。

(マスターI2Cチャンネル×1、GPIO×8ビット)

電源仕様が3.3Vのデバイスに対応しています。(GPIOは5Vトレラント仕様)

(レベルシフタを利用することで5V仕様デバイスにも対応可能)

GROVEコネクタを標準装備しているのでGROVE(I2C)デバイスも利用可能

(GROVE(I2C)デバイスは電源3.3V仕様品に対応)

ボードの制御は仮想シリアルポート(COMポート)にコマンドを書き込む方式のため、使用する言語を選びません。(メーカー提供の専用API等は不要)

C言語、VisualBasic、Python、Perl、Java、HSPなど、シリアル通信が出来れば何でもOK!

(解説書ではWindows環境のPython3にて説明します)

USB仮想シリアルポート用のドライバはWindows・Linux・Macに対応しています。(Linux・Macで使用する場合はCOMポートの部分を/dev下のデバイスに書き換えて下さい)

【作例紹介】

DC24Vで動作する電磁弁を制御するために簡易シーケンサを製作しました。

USB-I2CブリッジボードのGPIO部分を利用して小型リレーを制御し、電磁弁に電流をON/OFFする仕組みになっています。

従来は複数のバルブを手作業で開閉していたのですが、これによってパソコン上のプログラムから任意のタイミングで繰り返しバルブを操作できるようになりました。

(左の黒い筒が電磁弁、中央に2個ある小さな黒い箱がリレーです。開閉している様子が分かるようにLEDも取り付けました)