ごあいさつ
ごあいさつ
選手の皆さん、バレーボールは楽しいスポーツです。
JSPO『改革プラン2022』には、「スポーツ少年団は勝利至上主義を否定し、スポーツの本質である自発的な運動(遊び)から得られる “楽しさ” を享受できる機会を、ジュニア・ユース世代に提供する」とあります。勝つことは成功体験になりますが、試合の臨み方でその価値は変わります。負ければ悔しいものです。しかしその悔しさをエネルギーにすることは、困難に立ち向かう心を育みます。勝っても負けても、スポーツにはあなたたちを育む大きな力と深い学びがあります。
指導者の皆さん、本業の合間を縫って子どもたちの指導に当たられていることに、感謝と敬意を表します。小学生バレーボールに関わることを通じて、指導者ご自身の人生が豊かなものになることを願っております。そのためにも、学び続ける指導者であってください。
保護者の皆さん、子どもたちを主役にして、子ども・指導者・保護者の三者で対話を重ね、共通理解・共通認識のもとでチーム運営をお願いします。また子どもたちを精一杯応援してやってください。子どもたちとともに過ごす時間は、保護者の皆さんにとっても、かけがえのない思い出になることでしょう。
小学生バレーボールに携わる私たちは、役員であれ、指導者であれ、保護者であれ、子どもたちが楽しくバレーボールに取り組めるように、共に手を取り合って活動していきたいと思います。これからも皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
令和8年4月4日
兵庫県小学生バレーボール連盟
会 長 蔭山 浩巳
令和5年7月
小学生バレーボール活動を愛するすべての人々へ
兵庫県小学生バレーボール連盟
会長 木本 日出康
日頃から、小学生バレーボール活動にご尽力いただいております指導者の方々をはじめとするすべての関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、心からお礼申し上げます。
本連盟は、バレーボールを通して小学生の健全育成を目指してさまざまな活動を行い、暴力根絶に向けた取り組みを行っておりますが、昨年の日本協会への相談件数が過去最多になり、その中でも小学生の相談件数が4割に達しております。
多くの子どもたちはバレーボールの楽しさを知り、多くの仲間を得て、頑張る心を身に付け、指導していただいた方々に感謝をして小学校を巣立っています。 しかし、残念ながら指導の中で、暴力・体罰、言葉や態度による人格否定、未暴力など子どもの人権を傷つける行為がなくならないのも現実です。昨年、日小連への相談件数40数件のうち、10件が兵庫県で起きております。一部の指導者の行為が多くの指導者に迷惑をかけています。その行為が子どもたちのバレーボールに向かう熱意を削ぎ、将来の夢を削いでいることになります。この行為は、絶対に許すことのできないものです。
子どもたちの技術がなかなか伸びない、試合に勝てない、自分の考えや気持ちが十分に伝わらない。そんなとき、あなたの態度や表情はどうなっていますか。子どものためと考えている行動は、もしかすると、自分の精神的不安定感や指導力不足が原因ではないでしょうか。 また、周りの指導者に暴力等、許されない指導をしている人はいないでしょうか。「止めようよ。」という一言を発することのできる環境でありたいものです。
1.スポーツを指導する皆さんへ
① 主役は選手です。
指導者は、暴力行為による強制と服従では、優れた選手や強いチームの育成がはかれないことを認識し、暴力行為が指導における必要悪と
いう誤った考えを捨て去ること。また、指導者自身の考えを一方的に選手に伝えるのではなく、気づきを促し、成長に導いていくコーチングを
目指しましょう。
② 学び続ける。
選手に気づきを促し成長に導くために、常にコーチングに関する最新の情報を手に入れ、学び続けましょう。
③ 指導者自身の生活の充実、家族・関係者のライフバランスの充実も、念頭に置きましょう。
2.選手の皆さんへ
① スポーツを心から楽しみましょう。「楽しい」「大好き」という気持ちがスポーツを続ける原動力です。一人ひとりが主役として、みんなが楽しむことができるスポーツの環境をつくりましょう。
② 互いに尊重し合いましょう。選手、仲間、指導者、保護者は、役割はちがいますが、一人の人間としては対等で、尊重されるべき人格があります。互いに尊敬や感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
③常に自分の考えや行動について、考える習慣を身に付けましょう。
3.保護者の皆さんへ
選手がバレーボールを通して成長する姿を見守りましょう。
選手は、バレーボールを通して倫理観や他者を信頼すること、他者に貢献すること等を身に付け、 「人」として成長します。
保護者は互いに協力し合って、選手の成長をサポートしましょう。
最後に、平成27年3月13日に、「コーチング推進コンソーシアム」から発表された「7つの提言」を示します。
(1) 暴力やあらゆるハラスメントの根絶に全力をつくします。
(2) 自らの「人間力」を高めましょう。
(3) 常に学び続けましょう。
(4) 選手のことを、最優先に考えましょう。
(5) 自分の言葉で何でも言える選手を育てましょう。
(6) 社会に開かれたコーチングに努めましょう。
(7) コーチの社会的信頼を高めましょう。
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