陸上競技未経験者のためのQ&A
中長距離にはどんな競技がありますか?
主な競技は、競技場の400mトラックを使う「トラック種目」、公道や河川敷を使う「ロード種目」の2種類に分けられます。
トラック種目は、800m、1500m、5000m、10000m、3000m障害、5000m競歩、10000m競歩が主な種目です。
1500m以下は中距離、1500m以上は長距離に属しています。3000m障害は、35台の障害物を飛び越えながら3000mを走る競技です。
ロード種目は、3km程度の短いものからフルマラソン(42.195km)のように長いものまで、大会によって様々な距離のレースが開催されています。
チームでタスキを繋ぐ駅伝も、ロード種目の1つです。
どんな練習をどれくらいするのですか?
上記のグラフのような強度で、1週間練習していきます。月曜は休みです。
強度の高い日は、主に大学内の400mトラックで走力を高める練習をします。
強度の低い日は各自体調に合わせてjog(ジョギング)やウエイトをしています。
仲間同士語り合いながら走って息抜きをしたり、黙々と集中して走ったり、様々です。
最初に集合して練習して解散するまで、1~2時間程度です。
どんな用具が必要ですか?
特別な用具は必要ありません。
運動できる服装とランニングシューズさえあれば練習できます。大会ではスパイクを使うこともあります。
未経験者でも練習についていけますか?
中長パートには様々な競技レベルの部員が在籍しているため、
パート長やブロック長はそれぞれの部員が練習をこなせるように配慮して練習メニューを組み立てています。
未経験者の方は基礎的な練習から始め、徐々にレベルアップできるように練習メニューが組まれるので、心配は要りません。
実力がないと試合に出られないのですか?
実力に関わらず、練習の成果を発揮できる試合はたくさんあります。
年間の試合のほとんどは、誰でも出場できる個人戦や記録会です。
年に4回ほど開催される対校戦では、各大学決められた人数が正選手として出場しますが、
正選手以外の選手が出場できるオープン戦が併催される大会もあります。