当支部では、北海道における土壌肥料分野の研究と技術を総括的にかつ分かりやすくまとめた「北海道農業と土壌肥料」シリーズをこれまでに4回にわたって刊行しています。1987年以降の3冊は、日本土壌肥料学会年次大会の北海道での開催に合わせて刊行されたものです。
(発行元:財団法人 北農会)
北海道の土壌の種類と特色、利用の変遷、水田、畑作、園芸および草地の土壌特性と肥培管理等を幅広く取り上げ、理論と実際技術を詳しく解説するとともに、耕地に由来する環境問題や環境保全、北海道が取り組んできた「クリーン農業」や有機農業について、さらに21世紀の農業に向けての農業研究の方向性についても詳述。 (→詳細)
日本土壌肥料学会北海道支部編(編集委員長 松中照夫)
発行:財団法人 北農会(2010.09);B5 版;255p;ISBN:9784939021039
地域資源の評価とその応用、土壌・肥培管理技術と品質向上および低コスト化、環境保全型農業への取組み、自然生態系および農耕地における物質収支・環境保全、21世紀への展望など、1987年版以降の北海道における土壌肥料研究の流れを幅広くとりまとめた。
日本土壌肥料学会北海道支部編(監修 佐久間敏雄;編集委員長 山口淳一)
発行:財団法人 北農会(1999.07);B5 版;347p;ISBN:4939021025
1969年の前版以降の研究成果を中心に、北海道の自然・土壌・農業、畑地・水田・草地の土壌管理と施肥、環境保全、土壌および作物栄養診断について詳述。
土壌肥料学会北海道支部編(監修 田中 明;編集委員長 飯村康二)
発行:財団法人 北農会(1987.07);B5 版;475p
北海道開道100年、農業試験場が試験研究を開始しておよそ70年を機に北海道農技術発達の過程で重要な役割を果たしてきた土壌肥料分野のそれまでの研究成果を総括し、それを基礎として新しい研究発展を期してとりまとめた。
日本土壌肥料学会北海道支部編(監修 石塚喜明)
発行:財団法人 北農会(1969.04);B5 版;352p