中部ことばのコミュニティ

中部圏の大学に所属する(あるいは縁のある)日本語学・日本語教育・その他、英語をはじめとして様々な言語を対象とした言語学・言語教育関係の専任教員、非常勤講師、大学院生の相互交流を目的として、2021年12月25日に「中部ことばのコミュニティ」を立ち上げました。

世話人は、野田と、山元一晃先生(金城学院大)です。

主にslackにて研究、教育に関する情報、専任・非常勤の採用に関する情報、イベント情報などの共有を行うほか、情報交換会(勉強会、懇親会)も行います。(当面は、Zoom等を活用したオンライン開催によるものです。)

参加をご希望の方は、野田までご一報ください!(本ホームページの「連絡先」に、メールアドレスが記載されています。

なお、広く「ことば」に関心がおありでしたら、どなたでもご参加いただけます。主に、中部圏の大学等の専任・非常勤の先生方、大学院生・学部生の方、日本語学校の教職員の方がメンバーですが、中には中部圏外の方もいらっしゃいます。また、企業で、ことばに関するお仕事(コピーライターなど)をなさっている方もいらっしゃいます。

※勉強会(情報交換会)での発表の記録

第1回(2022年3月23日):出原健一先生(滋賀大学)「「語り」の二重性:ライトノベルを題材に」(オンライン開催)

第2回(2022年8月31日):大江元貴先生(金沢大学) 「JNS生徒・JSL生徒の「夢」作文における「と思う」の使用―「と思う」から談話を構築する力を見る―」 (オンライン開催)

第3回(2023年2月20日@金城学院大学):【講演】加藤林太郎先生(神田外語大学)「日本語教師の国家資格化をめぐる議論について」/【ライトニングトーク】藤原康弘先生(名城大学)・住田哲郎先生(京都精華大学)・澀谷順子さん(青山学院大学大学院生)・五十嵐小優粒先生(中部学院大学)

第4回(2023年4月30日@Zoom):研究・教育・キャリアに関する相談会

第5回(2023年8月28日@金城学院大学):澀谷順子さん(青山学院大学大学院生)「外国語科における児童の文法意識の発達について―意味のある文脈から児童はどのような内的文法を構築するのか―」/五十嵐小優粒先生(中部学院大学)「眼球運動測定装置を用いて読解力の向上をはかる」/山元一晃先生(金城学院大学)「言語研究を言語教育に活かす―LSP(専門言語教育)の視点から」

第6回(2024年3月12日@金城学院大学):大志民彩加先生(愛知学院大学他[非]):「商業活動における[動詞基本形+名詞]型構文の広がり-「食べるラー油」「飲む美容液」などの逸脱性に関する一考察-」/澀谷順子さん(青山学院大学[院]):「小学校英語教育における文法性の発達についての研究」/五十嵐小優粒先生(中部学院大学):「学習に困難を抱える学生の特徴と課題」/林エミ先生(星城大学):「企業との協働による製造業で働く外国人従業員のキャリアにつながる日本語教育プログラム開発」/野田大志(愛知学院大学):「市販薬等の効能・効果に関する広告コピーの解釈をめぐって」