校区の概要

1 校区の環境 

  校区は網走市のほぼ東端に位置し、北はオホーツク海に面し、浦士別川を境界

として小清水町と接している。

また、ラムサール条約登録湿地となった濤沸湖に一番近い学校であり、隣接する

浜小清水には「小清水原生花園」、遥か遠くには藻琴山、斜里岳、海別岳、知床連山を

臨むなど、自然景観に恵まれた風光明媚な地域に立地する。

  交通には、JR釧網線北浜駅(無人化、喫茶店と兼用)があり、また、国道224

号線は、世界遺産となった知床国立公園・網走国定公園を結び、観光道路として交通量も

年々多くなってきている。

2 地域の概要

  各地区とも、開拓の歴史は古く、明治30年には北浜に私立小学校が設立されている。

その後、開拓が進むにつれて各地区の学校教育も充実してきたが、近年の社会現象と産業

構造の変化に伴い、人口の減少による過疎化が進み、平成12年4月1日、北浜・丸万・

音根内・浦士別の4小学校を統合して本校が開校した。

  産業面では、広大な耕作地が広がる丘陵地帯で、営農集団による大規模経営が行われて

いるほか、オホーツク海や濤沸湖で漁業を営む漁家もある。

また、学校が立地する北浜地区には、農協、自動車整備工場、商店、ガソリンスタンド、

食堂などがあり、市街を形成している。