研究室生活

学部3年生・外部からの受験を考えている方へ

研究室の実際の雰囲気や実態は,研究室に所属している院生・4年生や教員と直接話してみないとつかめないと思いますので,研究室見学をお勧めします。研究室見学はいつでも大歓迎ですので,見学希望の方は迫田までメールでご連絡ください。

当研究室で行う実験は,これまで学部で行ってきた物理化学系の学生実験とはかなり(というか全く)異なるものです。よって,研究室に配属後,早い段階で実験技術のトレーニングを集中的に行う必要があります。

研究室に配属された4年生は,研究テーマの大枠を決めた後,4月中旬(下旬)~6月中旬くらいまで,直属の先輩たちが付きっきりで丁寧に指導してくれます。もちろん,迫田も首を突っ込みます!この期間を経ると,ある程度,独力で実験ができるようになります。もちろん,まだ未習熟の点があると思いますので,先輩や迫田が適宜,手助けします。

当研究室では,自分たちで作り上げた顕微装置を用いて計測を行います。まとまったデータを取得するには,ある程度の時間が必要となりますので,各学生が装置を占有する期間を定めています。これをマシンタイムと呼んでいます使う装置によってマシンタイムの期間は異なります(数時間から一週間。実験テーマや研究の進捗状況に依存します)。マシンタイムの日程は学生同士で話し合って決めています。

4年生の前期の間は,18:00頃までには実験を終えるようにしていますが,自己都合でのマシンタイムの移動は基本的に認めていませんので(他のメンバーの研究計画や実験スケジュールも将棋倒しで変更になってしまうためです),場合によっては研究室生活とそれ以外の活動の両立が難しい場合もあるかと思います。研究を頑張りたいけど事情があって両立が難しいという方は,事前に相談に乗りますので,ぜひ迫田までコンタクトを取るか見学のときに相談してみてください(研究に意欲がある人であれば何とかします)。


研究室での典型的な一日を紹介します。


マシンタイムの日は,事前の実験計画に従って計測データを取得していきます。取得したデータは,その日のうちに簡易的な解析を行います。朝10:00スタートで,終了は実験の進捗状況や使う装置にも依りますが,大体18:00~20:00くらいです。

マシンタイム以外の日は,自作の顕微装置を用いなくても行える実験を行います。また,マシンタイムのときに取得したデータの本格的な解析や研究に関係する勉強,論文読み,勉強会やゼミの準備などを行います。4年生は院試勉強もしています。

大体19:00~20:00くらいに帰宅する人が多いですが,用事があればこれよりも早めに帰宅する人や,忙しければこれより遅く帰宅する人もいます。