国立競技場の天皇杯決勝!

投稿日: Jan 02, 2020 3:35:37 PM

2020年元旦。国立競技場の天皇杯決勝。

今年は鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸というカードでした。

国立競技場は東京オリンピックに向けて改築され今回の決勝戦が初のスポーツイベント。

元々はザハ・ハディドという建築家の案で…。

サッカー少年少女には関係ない話なので割愛。

さて今回のカードは過去20冠の鹿島と初タイトルを目指す神戸の対戦。

鹿島が勝てばあーやっぱり鹿島か。となっていたと思います。

しかし結果はご存じの通り神戸が2-0で勝利。

25年目で初のタイトルとなりました。

見所はたくさんありました。ですがやはりと言っては何ですがある選手に目が行ってしまうのです。

アンドレス・イニエスタ。見ている景色世界が違うとしか思えないのです。もちろん山口蛍の

献身的なカバーリングがあってこそですがそれにしても。なのです。

では、どうやってこんな選手になったなんだろう。子供たちを見ている側からするとどうしてもその部分が気になります。

こちらはスタジアムの上から俯瞰してゲームを見ているのに、明らかにそれよりもスペースが見えているのです。

え?と思うパスが、そこ?と思う場所に出てくるのです。

もちろんミスもたくさんあります。

ですが常にチャレンジングなパスを送り的確な状況判断でドリブルをし意外なタイミングでシュートを打つのです。

そして考えました。もしかしたら自分たちの周りにも未来のイニエスタは居るんじゃないか?

居るのに、子供達には見えている広い世界を大人たちの感覚でコーチングと称して矯正してしまっているんじゃないか?

とかいろいろ考えました。そう考えると恐ろしい一日でした。

どんな声掛けをすればよいのか。いろいろ悩ましい。コーチもいろいろ考えます。

今年は子供たちが考えて楽しく実行できるサッカー環境を何とか作って行きたいものです。

とにかく良い試合でした。いつかGFC出身の選手が天皇杯の決勝でプレーする姿も見たいものです。

そして驚かせてほしいと思います。