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◆オプション譲渡
《伝説の武具+1》をウェアリー=キール(@WearyKeal)に譲渡
【LP】48
【DK】37
【伝説P】24
【土地面積】96
【オプション】
《世界の果ての神器》
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
☆描写
#片道開拓 エピローグ:
「ウェアリー!?なぜ、お前がここに」
中央大陸への船に乗ろうとしていたフレンディーンは、紫の髪の少女を見て固まった。
「まだご存知なかったのですか?」
フィリーは呆れ顔だ。
ウェアリー「何度か報告書を送りましたが、お読みではなかったですか?」
アティウス「例の隠し子か」
この男はすっかり元の調子だ。冗談で言ったようだが、
ウェアリー「あはは、私、すっかり有名人ですね!」
アティウス「マジかよ。可愛いな」
フレンディーン「私は、お前を守る為に戦っている心算だったが、逆に助けられていたのか」
頭を抱える。
「国に残るのも危険でしたし、お義母様がたと居るのも気まずくて」
フレンディーン「本当に苦労をかけた」
ウェアリー「謝らなくていいですよう、私、前からずっと、殿下がお父様だったらいいのにって思ってたので、本当にお父様だなんて、嬉しくて、お役に立ちたくて……」
フィリー「しかし、どうします? 叔父上がキーサ王に即位されると、ウェアリーを第一継承者にするかどうかの問題が発生しますが…」
それは忘れていた。たしかに大問題だ。
ウェアリー「あ、私、諸島に残ります」
フレンディーン「……?!」
ウェアリー「開拓した地をキーサの属領として維持する者が必要でしょ? お父様のお立場が大変になった原因は私だし、私がやるべきと思うの」
フィリー「では、私も残りましょう。属領とするか新王国とするかはお考え頂くとして、私をそちらに追放いただければ色々丸く収まります」
フレンディーンは唸ったが、二人の意志は固そうだった。
アティウス「まあ、こっちのことは俺に任せとけ、はっはっは」
フィリー「貴様つい先刻まで叔父上を殺そうとしていたであろうが」
フレンディーン「ウェアリー、本当にいいんだな?」
フレンディーンは腰の宝剣を外し、ウェアリーに手渡した。
ウェアリー「竜殺しの剣は、お父様にこそ必要では?」
フレンディーン「私には《世界の果ての神器》がある。その剣は諸島に伝わる物だ。王権の象徴とするならここでこそ相応しい」
闇の化身・黒竜を倒したフレンディーン王を始祖
世界の果ての神器を象徴とする新生キーサ王国、
フレンディーンの一子・ウェアリー女王を始祖
竜殺しの剣「宝剣ヴィナーサ」/《機械神の勲章》を象徴とするカノール王国、
これは二つの兄弟国の始まりの物語である
完
☆描写
#片道開拓 最終決戦後:
フレンディーンは世界の果てに立っていた。
とても長い戦いだった気がする。
国を出てから40日余、その間に多くを失い、代わって大功を得た。
友を得、名声を得た。闇を倒し世界を救った。わが国の民を救い、他国の民も幾何かは救った。その事実が力となる。
兄王とて座して滅亡を待っていた訳ではない。他の王子王女も命を賭して戦った筈だ。一人でも多くを救うために。私が外に出たのは単に一役割を担ったに過ぎぬ。だが民はそうは見ない。皆英雄フレンディーンを王にしろと言うだろう。一つの可能性として考えてはいた結末
──殺気?
大剣の一撃が胴を横薙ぐ。
「アティウス!?」
フレンディーンは飛び退く。
同時に、フィリーがアティウスの脚を斬った。前のめりに倒れたが傷は浅い。顔を伏せたまま、
アティウス「殺せ」
フィリー「叔父上。この男、兄上の処で見たことがあります」
「……そうか」
得心がいった。この男が都合良くあの港街に居合わせた訳も。
闇を倒すまでは助力せよ、信用を得て、終わった瞬間に背後から斬れと、そう依頼されていたのだろう。
に、しては、
「もっとうまくやれるだろうに」
フレンディーンは一度抜いた剣を納めた。
フィリーはまだ警戒している。
フレンディーン「顔を上げよ。貴卿にはまだ働いてもらわねばならない。アシャにも言った事だが、闇無き後も人の苦難は続く」
殺せ、と繰り返すアティウスの左腕に肩を差し入れて引き起こす。
フィリーは大剣を蹴飛ばし、懐を漁る。短刀が出てきた。
フレンディーン「此方を使っていれば私は死んでいた。自分が死ぬ気だったか?」
「…そうだな」
アティウスは大きく息を吐いた。
「この身体で、この腕だ。先は長くない。闇に飲まれ魔物になるより英雄に斬られて死にたかった」
「もう闇はない」
「そうだな……」
キーサの間者が追いついてきた。兄王の訃報だ。
フレンディーン「私にも先など分からぬ。だが今はこれを見る時だ」
以前兄から受け取った書簡を開く。本文は短かった。
一、全ての罪を赦す。
一、継を希むならば中興の祖と為るべし。
一、希み薄ければ自ら王と為るべし。
以上
あとはフレンディーンの妻子をどこに逃がす、という情報だ。
フィリーにも渡す。
「父上らしいですね」
感傷に浸っている暇はない。一刻も早く国元に引き返し、王として立つ。
闇に呑まれた土地も、徐々に姿を取り戻すだろう。
人の争いが始まる前に、戻らねば──
☆描写
#片道開拓 最終決戦:
何条かの光の帯が、東の空から羽衣か波のようにふわりと舞い降り、西へと広がっていく。
竜巻のような巨大な雲の渦が起こり、光の帯に包み込まれた闇を渦の中に引き込む。フレンディーンの掲げた儀仗から雷光が放たれ渦を撃つ。此世とも思えぬおぞましい鳴声が聞こえた。
渦はゆっくり、ゆっくりと噂に聞いた黒竜へと姿を変える。フレンディーンは儀仗を握りしめたまま睨みすえる。アティウスが傷の癒えぬフィリーを庇ってやや退いたとき、通路の口が開いた。敵かと一瞬警戒したが、姿を見せたのは見覚えのある開拓者達であった。
彼らには彼らの旅があったはずだ。闇が消えねば先に進めぬことは共通している、ただ、フレンディーンは手柄を譲るわけにはいかない。何としてもこの手で竜を倒し、英雄の名を持って国に帰らねばならない。
だが駆けつけた者達にはそういった野心はなさそうだった。
黒竜となった渦は大きな地響きをたて岩盤に降り立った。小山ほどもある大きさだ。
平坦なこの島は身を隠す場所も少なく、固まっていて踏みつぶされでもしたらひとたまりもない。
開拓者達は思い思いに大きく散開した。フレンディーンは儀仗を投げ捨て宝剣を抜く。
「お手製爆弾で注意を引き付けるから、その隙に決めちゃって!」
叫んだ冒険者は、宝剣の柄をくれた女性だ。
もう一人、
「(‘v‘)゛必殺イーリスフィンガーで手助けするヨ!」
口調に覚えがある剣の片割れをくれた…妖精だった筈だが人間の姿を…経緯は知らぬが加勢は有難い。
「…さて、倒すよ!」
この半獣人の狩人も諸島でよく遭った。
フレンディーン「貴女には度度世話になったな、これが最後の大戦だ」
狩人は遠方に陣取って矢を引く。アシャと別れた今、投射兵器を持つ彼女は貴重だ。
「剣士さん頑張ってー!」
薬を投げてよこした冒険者。
薬にはいい思い出がないがこの男は信用できる。
フレンディーン「薬に頼るは本意でないが、危急なれば使わせて貰おう」
「攻撃に専念できるようにサポートします。」
と、背後に立つのは赤髪の騎士。フィリーを二度救った男だ。
「貴卿には姪が本当に世話になった。背後は頼む」
フレンディーン、アティウスが距離をとって左右から斬撃、騎士シリュウが彼らの背後を守りつつ攻撃、冒険者ルカとサブリーナは手持ちの道具を駆使して陽動、狩人アランとリイは遠距離攻撃、といった布陣だ。フィリーも居るが昨日の傷深くあまり動けず歯噛みしている。
竜の表皮は硬いが機械神に比べれば傷がつくぶん攻撃が通っているようではある。
しかし大きさが桁違いで、顔も見えない。効いているのかよくわからない。
それでも幾度も幾度も斬る。薙ぐ。払う。抉る。射かける。爆弾を投げる。
フレンディーンの宝剣はやはり随一の斬れ味だ。
或いは宝剣は、この時の為に諸島に伝えられていたのではなかろうか。
竜殺しの剣が敵に奪われぬよう、ばらばらに分けて伝承された?
フレンディーン「宝剣ヴィナーサ」
柄の緑の石が瞬き、刀身からは白い強い光。一太刀が届く毎に輝きは増し、
竜の巨体が少しずつ縮んでいく。
アティウス「……縮んでるな」
彼の大剣による傷も、しだいに深く届く。
矢も、その他の武器も、同様に。
長い長い攻防が続き、小山ほどあった竜の身体が家サイズになり、馬ほどになり。
顔を正面から見据えた。
「これで、終わりだ」
宝剣を構えたフレンディーンの背を、
竜の長い尾が狙った。それをシリュウが薙ぎ払う。
前足が胸を抉ろうとする。アティウスが止める。
目を矢が貫き、足を爆弾が吹き飛ばす。
そして宝剣ヴィナーサが、黒竜の首を打ち落とし、胸を貫いた。
心臓にあたる部分から黒い宝珠が転がり落ちて割れる。
身体は砂のように崩れ去った。
竜は、そして闇は世界から完全に消滅した。【LP48/DK37/伝説P24/土地96】
◆最終決戦
※ルカ@旅の思ひ出さん (@clearstreamls3) から支援を受けた
※アラン@タイネシア商会さん (@owh_aran) から支援を受けた
※リイ@イーリスの国さん (@am_gamered) から支援を受けた
※サブリーナ@猫舌開拓記さん (@mikolasoceano_D) から支援を受けた
※シリュウ@ホープ王国さん (@shiro_katamiti) から支援を受けた
現在地:諸島
【LP】48(↓65)(↑30【支援による軽減】)(↑3【オプション《伝説の武具+1》を使用】)(↑2【オプション《仲間:優秀な剣士》を使用】)
【DK】37
【伝説P】24
【土地面積】96
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《世界の果ての神器》
キーサ王国の国元の残り土地面積:29(↓9)
☆描写
#片道開拓 最終決戦前:
機械神の出現した遺跡の地下から、長い洞窟を半日ばかり歩き、地上に出るとそこが『世界の果て』だった。
広大な岩の台地の広がる島の中央に、祭礼用の台のようなものがあり、魔方陣の描かれた中央に儀仗が突き刺さっている。
フレンディーンは躊躇無くそれを引き抜いた。
☆描写
#片道開拓 最終決戦前日:
フレンディーン「──、フィリー、しっかりしろ」
フィリーは失血で意識が飛んでいたようだった。薬を飲まされて人心地つく。
何か落ちている。拾ってみると、機械神のパーツの一部だろうが、勲章のような図案が彫られていた。
フィリー「敵は倒しました。これで闇は……」
フレンディーン「いや、まだ黒竜を倒していない」
フィリー「黒竜?」
何年か前、世界から闇が晴れたときには勇者が闇の化身たる黒竜を倒したのだという。再びそれを行わなければならない。機械神はその前に勇者を阻む為の駒なのだ。
フィリー「これからまた探索ですか」
フィリーはうんざりといった顔をしたが、フレンディーンは首を横に振った。複数の機械遺跡の調査結果から、場所は分かっている。世界の果てとは、単純に最東端の島。ここからならすぐだ。
闇の本体を顕現させる神器が、そこにある。
◆オプション譲渡
《癒しのアンプル》をフィリー=シャル(@FilyShall)に譲渡
【LP】78
【DK】37
【伝説P】24
【土地面積】96
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
☆描写(主にフィリー視点)
#片道開拓 41日目 続き:
機械遺跡で手がかりを得てから既に一週間、別の遺跡で機械巨人の群れを討滅して4日が過ぎていた。焦燥は募れど、見えぬことには手の打ちようがない。
地図を見て進路を検討していると、
「『機械神』です……!」
フレンディーンは安堵で身震いした。
ようやく、終わらせる事ができる…!
フレンディーン「何処に」
間者「フィリー王女が」
では既に交戦中の可能性が高い。
急ぎ駆けつけたが、果たしてフィリーは援護を待たず単身突っ込んでいた。
「敵の首魁ね。現れるなら私の前にだと思っていたわ」
嘯く。
機械神なる敵は、先の機械巨人達より遙かに巨大な一体の機械だ。基本形状は人に似ているが、竜を模した大きな爪と尻尾を生やしている。地下からせり上がる巨体は中々全貌が見えぬ。フィリーは何度か斬りつけたが、あまり効果はないようだ。
さすがに、叔父を待った方がよいか?
一旦退き、ウェアリーの報告書を思い出す。遺跡の浮彫に機械神の図もあった。足が地上に出る前に下を破壊すれば動きを止められる筈だ。
「僕たちは巨人を生み出している部分を潰しておこう。」
大弓を携えた耳長の男がふらりと現れ、声をかけてきた。開拓者の一団のようだ。
フィリー「助力感謝する。ではそちらは頼む。私は正面から挑む」
見上げる。大きい。地上に出ているのはまだ半身だが、純粋な物理攻撃のみでは頭には届きそうにない。
「手伝います。」
また開拓者、先日の機械巨人戦にも参加してきた騎士だ。『機械神』に近付き、剣を構える。
フィリー「感謝する。この敵は背後を気にする必要はなさそうだから共に前衛を」
胸か首元ならば届きそうだ。届くところに打撃を、次いで落ちた頭を斬る、それしかないだろう。
爪の横薙ぎを潜り剣を突き出す。二つの眼部からは雷の矢が降り注ぐ。退き、また斬る。何度も何度も。
永劫かと思われたが、実際はさほども経っていなかったろう。
大きな衝撃、機械神の動きが止まり少し沈んだ。耳長の男の一団が足と地中の構造物を破壊したようだった。
「フィリー!生きているか」
機械神の背側から、フレンディーンの声。
「叔父上、遅刻です。もう倒しますよ」
声がかすれた。満身創痍だ。だがこれは私が倒す。
低くなった機械神の顔を真っ直ぐ睨む。ガラス玉のような虚な目と視線が合った。
地を蹴って跳ぶ。右の目に剣を突き立てる。赤髪の騎士が左の目を。
そしてフレンディーンの宝剣が、背後から首を落とし、機械神は爆発四散した。
☆描写
#片道開拓 41日目:
アシャは一睡もできなかったようだった。
手紙を握りしめたままの彼女を置いて、フレンディーンが港で船を見ていると、現地人の少女が声をかけてきた。
「この船は北大陸行きよ。乗る?」
このノリには覚えがある。何人かを同様に見送ったが、生きているだろうか。
北へ行くのか、と訊いてやると、少女は嬉しそうにまくしたてた。諸島の特産を北で売って大儲けする云々。
少女と別れ、宿へ戻る。フレンディーン達は敵の探索に戻らねばならない。だが、アシャは。
アシャ「行こう」
気丈に言うが、フレンディーンは首を横に振った。
フレンディーン「姫。私との同盟は離れても続きます。お身内が存命ならば故国に戻って捜索を。闇は遠からず我々が伐つが、闇無き後も人の苦難は続きます」
アシャ「フレンディーン王子…」
姫、王子と呼び合うのも久しぶりだ。いつか信頼のおける戦友のようになっていた。
しかし肝胆相照らすとはならなかった。フレンディーンが常に祖国を思うのと同様、アシャも望郷の念を奥底に抱えている。
アシャ「…北へ」
フレンディーンは大きく頷く。
先の少女のもとへ行き、アシャを船へ同乗させてもらうことにする。少女は道連れができて上機嫌だ。
少女「貴男達も頑張ってね~♪ 私の商売のために!」
少女は妙薬を贈ってよこした。この子と一緒ならアシャの気も紛れるだろう。
闇を倒すのは国の為だが、のみならず天下万民の生と暮らしがかかっている。気を引き締めねばならない【LP78/DK37/伝説P24/土地96】
◆探索によるデータ変動
【41日目】
※餞別を渡して《癒しのアンプル》を取得
※失うオプションは《仲間:必中の狩人》←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
現在地:諸島
【LP】78
【DK】37
【伝説P】24
【土地面積】96(↑1)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《癒しのアンプル》
キーサ王国の国元の残り土地面積:29(↓9)
☆描写
#片道開拓 40日目:
「やあお兄さん、良い剣だね」
もふもふの犬の獣人から声をかけられた。
「この妙薬と交換しない?」
差し出されたのはたしかによく効くがどこにでもある薬だ。大事な宝剣に代えるには安すぎる。
フレンディーン「するわけがないだろう」
「ははは、冗談だよ」
鑑定屋らしき獣人は自分の鞄をあさる。
「手紙を預かってるんだ。そういう剣を持った緑衣の剣士に渡してくれって」
フレンディーン「ヴェスから?」
「名前は知らないけど景気の良さそうな妖精の道具屋だよ。諸島行くっていったら頼まれてさあ。あったあった」
巻物様の手紙は字が細かく、しかもフレンディーンの知らない文字だった。地方言語か、または王族の使う特殊な暗号だろう。
アシャに渡すと、食い入るように読む。大きな目にみるみる涙が溜まった。
アシャ「母上が…ご存命……?」【LP78/DK37/伝説P24/土地95】
◆探索によるデータ変動
【40日目】
※《癒しのアンプル》は取得しない
現在地:諸島
【LP】78
【DK】37
【伝説P】24
【土地面積】95(↑1)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:38(↓10)
◆探索によるデータ変動
【39日目】
現在地:諸島
【LP】78
【DK】37
【伝説P】24(↑5)
【土地面積】94(↑4)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:48(↓9)
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§38日目:フィリーと別れ進むと目の巨大な異形の海老を発見した。調理すれば食せるのではと思い他の開拓者に訊いたが鎧海老の子らしい。フィリーも同種と思われる成獣?成魚?に遭遇したそうだ【LP78/DK37/伝説P19/土地90】
◆探索によるデータ変動
【38日目】
※他の開拓者に教える
現在地:諸島
【LP】78
【DK】37
【伝説P】19(↑5)
【土地面積】90(↑4)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:57(↓3)
余談
フィリー「ところで叔父上、道々何人の女を誑かしたのですか?」
フレンディーン「そんなつもりは、一人も……いやアシャ一人」
フィリー「耳長の少女や、一昨日会った人魚の事はお忘れですね? 戦後はそのあたりも大変そうですね」
☆描写
#片道開拓 37日目:
遺跡からは続々と機械の巨人が生み出されている。
「フィリー…王女?」
完全に想外の姿に、フレンディーンは愕然と呟いた。
自分と同じ色の短く切り揃えた髪、大きな真紅の瞳は敵を見据えて冷たい光を放つ。
同じ冷ややかさの声が投げられる。
「ご健勝で何よりです」
フレンディーン「こんな処で、何をしている」
「愚問。叔父上を助けに参ったに決まっているではありませんか」
間者を増やせとは言ったが将を送れとは言っていない。フィリーは残存の王族では最大戦力の筈だ。…もはや国元には守るべき土地も無いのか。
今は敵を倒すのが先決。
フレンディーンの他に二人の開拓者が参戦していた。従えているというわけではないだろう。必要とあらばいつでも連携できるのが開拓者だ。
半獣人の狩人の少女は銀色の髪を靡かせて楽しそうに矢を速射している。
フィリーの背後には赤髪の騎士がついて、後方は問題なさそうだ。
どちらも見覚えがある、信用のおける人物であるはずだ。
フレンディーンは敵を分断すべく敵の背後に回った。
フィリー「背の紋を狙え!」
誰から聞いたのか、それが弱点のようだ。
フィリーは前から力任せに一体を横薙いだ。倒れたがあれでは此方の体力の消耗が激しい。
フレンディーンは背後から一閃、削り取るように剣を奔らせる。紋のある腰パーツが落ちると、機械の全身が解けるように崩れ落ちた。
フィリーも、狩人と騎士も側面から背面へと回る。
ほどなく全ての機械巨人が鉄塊と化した。開拓者2名に礼を言い、漸く二人で話せる状況になった。
フレンディーン「王女……」
フィリー「いまや継承順は意味がありません」
「ではフィリー。何をしに来た。闇を倒した瞬間、私を背後から斬るか?」
フィリーは真剣な顔のまま頷いた。
「叔父上のご想像通りです。宰相はそれを進言しました」
「我国の国体を守る、伝統的なやりかたですね。二王は並び立たず」
フレンディーン「では……」
フィリー「なので、私が宰相を斬りました」
「は?」
フィリー「従前の道理を破るときは武を以て。此も我国の伝統かと」
「叔父上より順が上の者が全員居なくなるか承伏すれば、下々の口出しは無用です。そもそも民の数に比べ官が多すぎる。整理しました」
フレンディーン「……私より無茶をするとは」
フィリー「王の権威は失墜しました。もはや父では国を保てません」
フィリー「私が元々叔父上派で身贔屓である事を措いても、叔父上を担ぐよりない状況です。四の五の言うのは全部斬りました。叔父上の罪などもはや些末事。王として立った暁にはまず私の処遇を決めて頂くことになります」
フレンディーン「…それは、困るな」
フィリー「ですから叔父上。何としても闇を倒し、その上で生きてお戻りください。その為なら命を捨てる覚悟です。戦後のことを考えると、私が死んだ方がいいくらいです」
フレンディーンは唸った。戦後のことを考えると死んだ方がまし、それは正に先程まで自身が考えていたことだ。
「…馬鹿弟子が、そんなところを真似なくても良かろうに」
フィリー「馬鹿は承知です。私は叔父上に生き残って頂きたい」
「私はフィリーに生き延びて欲しいが」
フレンディーンは溜息をついた。困った子だ。
だが救われた。もはや躊躇はない。闇を倒すことだけ考えればよい。
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§37日目:大嵐に遭い又もアシャが飛ばされ逸れた。追っていくうち機械遺跡のある島に到達し、アシャは確保したが、其処でフィリーが戦っており助太刀した【LP78/DK37/伝説P14/土地86】
◆探索によるデータ変動
【37日目】
※オプションは失わず伝説P-7
現在地:諸島
【LP】78
【DK】37(↑1【オプション《仲間:必中の狩人》を使用】)
【伝説P】14(↓7)
【土地面積】86(↑7)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:60(↓6)
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§36日目:廿日程前に遭遇した海賊の本拠を発見した。急ぎたいところなれど海路の妨げでもあり見逃すわけにいかず討滅した。賊は財物を溜め込んでおり今後役立てることにする【LP78/DK36/伝説P21/土地79】
◆探索によるデータ変動
【36日目】
※中にいる海賊団を片付けて財宝を得る
現在地:諸島
【LP】78(↓13)(↑3【オプション《伝説の武具+1》を使用】)(↑2【オプション《仲間:優秀な剣士》を使用】)
【DK】36(↑1【オプション《仲間:必中の狩人》を使用】)
【伝説P】21(↑8)
【土地面積】79(↑5)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:66(↓6)
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§35日目:渦潮に巻かれ人魚島に流さる。人魚達は異常に友好的にして我我を強く引留めようとする。闇の者の罠では無い様だが其ういう危うい種族かも知れぬ。敵は依然として見えない。未探索地域を潰してゆくよりない【LP86/DK35/伝説P13/土地74】
◆探索によるデータ変動
【35日目】
※訪ねる
現在地:諸島
【LP】86(↑8)
【DK】35
【伝説P】13
【土地面積】74(↑2)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:72(↓6)
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§34日目:珊瑚光沢もち金鉱石のような結晶を纏った海綿を発見した。貴重な宝石と思われるが他の開拓者に託して敵の捜索を急ぐ。間者あり、詳細な開拓記録書を受け取った。筆跡に見覚えがあるような気がするが……【LP78/DK35/伝説P13/土地72】
◆探索によるデータ変動
【34日目】
※サブキャラ、ウェアリー@キーサ (@WearyKeal) から支援を受けた
現在地:諸島
【LP】78(↑5【支援による増加】)
【DK】35
【伝説P】13(↑5)
【土地面積】72(↑4)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:78(↓2)